– いま、ここにあるもの。ここにある想い。-
「 自分がこの世を去る前に、これまでに体験してきたことを伝えるとしたら。」
そんな問いかけが浮かんできたので、その回答をここに記しておきます。
8月に41才の誕生日を迎え、この1年のテーマを「 伝える 」を選びました。
その影響でもあると思うのですが、散歩している時にふと、そんな問いかけが浮かんできたのです。
その回答は、
□ 自分の喜怒哀楽と仲良くすること
ポジティブな感情と同じように、ネガティブな感情とも仲良くすることです。感情に良いも悪いもありません。ただ、ネガティブな感情は不快に感じるものなので、つい目をそらしたくなります。でも、ネガティブな感情が教えてくれる大切なことがあるので、それをきちんと受け取れば、より自分らしく生きることができます。
□ 心地いい時間を日常に取り入れること
気持ちいい、でも、居心地いい、でもない、心地いい、と自分が感じられる時間を、1日のほんの5分でも10分でも取り入れることで、自分の素に触れる時間をつくります。心地いい、と感じるものは人によって違うので、自分で色々と試しながら見つける必要があります。
□ 対極を同居させること
対話の時代を生きる上での基本となる部分です。真反対のものを受け止め、両方に目を向けながら、その中心にある実相に目を向けるためのもので、対話の時代となった今、コミュニケーションや学び合いなど、いろんなことに活用ができます。
□ この世界は鏡であること
目に見えるもの全ては自分の鏡である、ということです。良いも悪いも、自分以外の存在から見えるものはすべて、自分の中に存在するものであり、その鏡である存在とコミュニケーションをとりながら、より自分らしく生きるために活かしていきます。
□ 言葉をきちんと選ぶこと
日常で使っている言葉が目の前の現実を創り出している、ということです。ただ、潜在意識の方がその力が強力ではありますが。それも含めて、自分が普段から口にしている言葉を変えることで、自分の意識や潜在意識ですら書き換え、より自分らしく生きるためのプロセスを歩むことができます。
□ 欲求のズレのこと
人が成長していくプロセスで欠かせないもので、必要な体験をするために人は、幼少過程で欲求をズラします。それをより大きなズレに変えながら、本来の自分では選ばない体験をし、その体験から学ぶのです。必要なことを学びさえすれば、本来の状態に戻せるので。そのままにしておくと、青年期・壮年期・高齢期のわがまま、というものにつながると考えています。
□ この世界の巡りのこと
この世界のすべての存在の関係性でもあり、人が愛と呼ぶものではないか、と考えています。単純に言えば、僕らの身体を巡っている血液のようなもので、同じようにこの世界にエネルギーが巡っています。これに対して今の人間界のやり取りは、目の前の存在との等価交換で成り立たせる、とても小さな巡りです。でも、僕らは人間なので、その両方の巡りを知り、どちらも大切にする必要があります。
今のところ、これら7つのことを大切な人たちに伝えてから、この世を去りたいと思いました。
それに、自分が想う地域教育では、これらのことは前提として成り立っているもの、とも思いました。
それなのでこれからまた更に、これら7つのことを実践し掘り下げながら、まわりの人たちに伝えていきます。その中で、3つや5つにまとまるかもしれませんし、9つに増えるかもしれません。そして今後も、ブログで書くこともあれば、Dのこと。にまとめてもいくのかもしれません。
対話のある暮らしを促すための資料一覧
– Dのこと。 資料一覧 –
ただ、1番大切なところは口伝で、僕自身の音を通じて伝えることになります。
ワークショップでも、対話でのセッションでも、飲み会の時でも、道端での立ち話でも、これらのことを必要としている人であれば、きちんと種としてあなたの中に宿ることになるのでしょうね。
これら7つのことは、旅する暮らしの中で学んだ、対話の時代を楽に愉しく生きるためのものです。まだまだ、荒削りではありますが。
とても多様で答えを見出すことが簡単ではない、今はそんな時代であり、そんな時代の中で、自分自身でより自分らしい人生を生きるためのものでもありますし、この時代に欠かせない、関係性を高めること、に直結するものばかりです。
それと、世界の中で依存し合いながらも、精神的な自立に向かうプロセスを大切にして、経済的にも自立しながら改めて依存する、そんな健全な依存状態を広げるという想いもあって、自分が大切にしていることでもあります。
誰かに支配されるのではなく、誰かを支配するのではなく、この世界の存在として対等に、助け助けられながら毎日を過ごすこと、そして、本当の意味でのノーマライゼーションな世界が、心から笑える世界が広がることを信じて、これからも活動を続けていきます。
それなので、興味がある人はぜひ、一緒に対話して、対話の時代を愉しく過ごしていきましょう。
スキナトキニ スキナコトヲ スキナトコロデ。
– 暮らしている場所の予定 –
それと、共感した人はぜひ、僕の活動の応援をしてください。
一緒に、そんな世界に向かいましょう。
おわり
” この「 いま、ここにあるもの 」では、小林豊の独り言をつらつらと書き記しています。この投稿をする1番の理由は自分自身が思い出す為なのですが、それが巡り巡ってたまたま、この独り言を必要としていた人の元に届くのも嬉しいです。そんな小さな奇跡も信頼しつつ、自分の内側にある想いを言葉にしています。”
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これまでもこれからも
心がおどる、たのしい日々を。
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。
– 自分らしく、しあわせに生きること –
COBAKEN LIFESTYELE LABO
1977年、広島生まれ。ファシリテーター。広島県竹原市と岩手県盛岡市の二拠点生活+旅。スキナコトヲ スキナトキニ スキナトコロデ、とういう生き方。ファシリテーターとして促すのは、目の前の相手の人生。
詳しいプロフィール ⇒ cobaken.net/profile