暮らしの記録を書きつづける理由と、カタチにしたいこと。| いま、ここにあるもの #116



最終更新 2022/08/28
Ver.1.0.3



– いま、ここにあるもの。ここにある想い。-




今回のひとりごとでは、記し続けている日々の暮らしの記録について、言葉を綴りました。







– 暮らしの記録を書きつづける理由 –


この記録は、旅する暮らしをしている中で、何となく始まりました。


下記はその、何となく始めた時の投稿です。

旅の足あと – 2013.05.17 –
https://ameblo.jp/cobaken-life/entry-11532747181.html


それから、毎日ではないけれど、旅を重ねる中で続けてきました。そうやって記録を投稿するようになって何年か経った後にふと、この記録の目的を考える機会がありまして。その時に触れたのが、「 子供たちに自分が生きた証を遺したい 」という想いでした。以後、その想いを胸に続けてきました。




2012年9月から始めた旅する暮らしも、今では10年の月日が経ち、その日々の中で色んな人との出逢いや体験を経て、色んな自分を知ることができました。その結果、今は旅先で暮らすことから、多拠点生活へとシフトしてきています。けれども、旅すること自体はこの先もずっと、この世を去るまで続きます。

ちなみに、今の僕にとっての旅は、世界や自分の些細な変化に気づくことです。例えば、100回、1000回通った道にでも違いを見つけられること。目の前にある変化や、この世に存在する違いを通じて自分を知り、削ぎ落とされたシンプルな自分で、自分の根っこにある大切な部分に触れ、源に還っていくことだと思っています。

そんな、世界や自分の些細な変化に気づくことが苦手な僕ですが、移動しなくても旅ができる、ということを実感できた頃に、旅の記録である「 旅LOG 」から、暮らしの記録である「 くらしノオト 」にタイトルを変え、COBAKEN LIFESTYLE LABO を設立して以来抱いていた、「 暮らし 」というテーマに戻ってきました。




そういう想いもあって続けている、10年ほどの旅する暮らしなのですが、ふり返ってみると、暮らしの中にある何でもない日常に目を向け、そこにキラッと現れる人の心根の部分を大切にしながら過ごしてきたのだな、と思えます。そして、毎日変わる環境の中でも変わらない自分に出逢い続け、それらを自分なりの言葉にして綴ってきました。

そんな想いや体験から、毎日を生きる中での心の変化を記録し、子や孫やひ孫、そして生きているうちに出逢うことができない子孫に対して、普遍的なものを遺せたらいいなと願い、言葉を綴り続けています。




– カタチにしたいこと –


そんな日々の記録を、文庫サイズの本として印刷することを一つの目標にしています。やると言いながら、すでに数年経ってしまってはいますが。それでも、その先駆けとして、1日分の記録を印刷したものと写真をセットにした作品を制作するようになりました。

細やかでもカタチになるのは嬉しいものです。デジタルで便利な世界が進んでいる中でも、僕としては紙媒体でカタチにすることを大切にしたくて。そう思うのは、遺したいという想いからです。何の役にも立たないかもしれませんが、時代や環境が違えど、こうして生きた人間もいた、ということが誰かに届くと嬉しいです。

その想いをカタチにするために、と考えてみると、今、こうして更新している公式ホームページは、僕の死んだ後、サーバーとの契約が終わればなくなるものだ、ということに行き着きます。その先の世界にも記録を遺すことを考えると、結局は紙媒体かデータだなと思いまして。


それもあって、1日分の投稿の文字数を決め、その枠の中でその時の自分にできる最高の文章を書くことを心がけてきました。それを妻に編集してもらい、公式ホームページに投稿することを続けてきました。あと、白黒で印刷する予定なので、写真はモノクロの写真を使っています。それを季節ごとで1冊か2冊にして印刷する予定です。時期はまだ未定ですが。




– 自己対話のきっかけに –


そんな、僕の勝手で続けている暮らしの記録ですが、もし、同じ時代を生きている人に読んでもらうとしたら、「 自分だったらどう思うだろうか。」、「 自分だったらどうするだろうか。」と、自分とは違う人間の暮らしに我が身を置きながら、もしくは自分の暮らしに当てはめながら、自己対話をするきっかけに使ってもらえると嬉しいです。

僕の毎日は、多くの人にとって非日常に感じるようなので、共感しにくいことも多いかもしれません。これまでも、旅とか、瞑想とか、昼寝とか、自分の生活と離れすぎてて、感情移入することができない、と言われたこともありました。けれども、それならそれで、対極の存在として、あなたの世界を広げるために活用してもらえたら嬉しいです。


とはいっても、この暮らしの記録は、心の変化の記録です。それなので、誰もが持っている喜怒哀楽をベースに毎日を生きている、ということを書き綴っています。暮らしている場所が変わることや、働き方や稼ぎ方など、ライフスタイルが違うだけであって、寝て起きて、食事をして仕事をし、トイレに行ったり風呂に入ったり、家族や友人と過ごしたり、同じものもたくさんあります。

それに、人の暮らしや人の人生に、正解も間違いもないと僕は思います。自分らしく生きようが、自分からズレていようが、結局は自分自身が納得できるかどうか、だと思うのです。


そんな想いもあって、多くの人にとって、自分とは違う人生、違う物語がこの旅の記録には綴られている、ということを逆手にとり、そこにある違いや共通点から自分を知り、自分らしくシンプルに、心地のいい毎日を過ごしていくための、そんなきっかけを得ることができるのだと勝手に信じています。

そんな読み方をすることで「 自分はどうしたいのか 」、「 どんな人間で在りたいのか 」を少しずつ明確にし、在りたい自分に近づくための気づきや行動につながれば、これほど嬉しいことはありません。


それはまさに、対話の時代の読み方です。


自ら問いを立て、目の前の文章を通じて自分なりの解を見出し、そして実際に行動へとつなげる。文章から受け取るのは、正しさややり方だけではありません。自分とは違う人生を生きている人の物語を通じて、自分らしい幸せな人生を生きていくための、大切なきっかけを得ることになります。しかも、それが何なのか、何に納得したのかは、問いを持って読んだ本人にしか、わからないことなので。

そして、人との違いから気づいた自分のやりたいことをやり続けながら、本当にやりたいことに出逢う、ただそれを願っています。本人が望みさえすれば、本当にやりたいことをやれる環境を広がることも含め、そんな世界に向けて1歩でも足を踏み出せるように。




そんなことを想いながら書き続けている暮らしの記録です。ここに綴った想いを、頭の片隅に置いて読んでもらえると幸いです。




□ くらしノオト
http://cobaken.net/category/lifelog




下記は、「 くらしノオト 」以前に記してきた「 旅LOG 」というタイトルの記事のリンクです。

□ 旅LOG【 JAPAN 】
http://cobaken.net/category/travel/tabilog-japan
□ 旅LOG【 THAILAND 】
http://cobaken.net/category/travel/tabilog-thailand
□ 旅LOG【 PHILIPPINES 】
http://cobaken.net/category/travel/tabilog-philippines
□ 旅LOG【 CAMBODIA 】
http://cobaken.net/category/travel/tabilog-cambodia




それ以前の記録は、下記のアメブロに記してあります。

□ 旅人こばけんの Happy Life のススメ♪
https://ameblo.jp/cobaken-life/

1番最初のブログも共有しておきます。

□ こば建の Happy Life のススメ
https://plaza.rakuten.co.jp/cobaken/




おわり




” この「 いま、ここにあるもの 」では、小林豊の独り言をつらつらと書き記しています。この投稿をする1番の理由は自分自身が思い出す為なのですが、それが巡り巡ってたまたま、この独り言を必要としていた人の元に届くのも嬉しいです。そんな小さな奇跡も信頼しつつ、自分の内側にある想いを言葉にしています。”




この投稿を読んだ人は、こちらも読んでみてください。

【 ひとりごと。#126 】テーマである、「 暮らしの中にある、なんでもない日常 」について。

【 ひとりごと。#129 】心から笑える世界が広がること。




    




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