奈良で朝を迎え、福井で眠りについた1日。
2018/04/20(金)
穀雨 ( こくう ) 二十四節気
葭始生 ( あし はじめて しょうず ) 七十二候 第十六候
目を覚ますと、喉が痛いことに気がついた。ホテルの部屋が乾燥しているからといっても、これまでにはなかったこと。疲れているのだろうか。もしくは何か言いたいことがあるのか、口を開かない方がいいのか。年を重ねた変化の可能性もある。いずれにしても、何らかのメッセージであることには違いない。
そんなこともあり、今朝は早く起きることは諦めた。チェックアウト前に出かける予定にしていた時間から逆算して、お風呂や準備にピッタリくらいの時間に起き上がる。1週間の特殊ミッションの疲れが出始めたのかもしれない。こんな風に身体の声を聴くこと、それが旅を続けるためには必要なことのひとつ。
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高校生の時以来、22年ぶりにお邪魔した宇治市の親戚宅。小学生の時の印象が1番強いからか、密集した住宅街の道幅はとても狭く思えた。当時、小2の自分には普通に大きくて、この道を通りながらラジオ体操に向かったり、近くのお店のガチャでキン消しを手に入れていた。そんな、とても懐かしいエリア。
叔父と叔母に迎えられて家の中に入った。相方も息子も初めまして。自分も逢うのは久しぶりだけど、共通の思い出が空白の時間を埋めてくれている気がする。従兄弟のお姉ちゃんの子が5歳になったところで、小さな子供に慣れている様子。喜んでもらえてよかった、それが率直な想い。それと、お腹いっぱい。
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どうやら乳が欲しいらしい。晩ごはんを求めて福井の街を歩いていると、息子が泣き始めた。考えた結果、駅で見かけた授乳室に向かう。その声は次第に大きくなり、周囲からの視線を見事に集めることになった。早く乳をあげないと。そう思いながら信号を待っていると、見知らぬおばさんが話しかけてきた。
いつぶりだろうか、見知らぬ人に悪態をついたのは。うるさいわ、と自分の口から飛び出していた。何で泣いているのか、何に困っているかを知ろうとせずに、自分の思い込みから言いたいことを言う。人生の先輩とは何なのか。そして、自分の心の余裕のなさを実感する。まずは自分の在りたい姿に向かうこと。
目覚め センチュリオンホテルクラシック奈良。
就寝 宝永旅館。
午前 睡眠、まったり、お風呂、落書き、荷詰め、荷物運び、歩いて移動、郵便局で発送、歩いて移動、お店で買い物、おやつ、歩いて移動、お店で買い物、お店で買い物、最初のごはん、歩いて移動、宿着、まったり、チェックアウト、車で移動、親戚宅着。
午後 昼ごはん、カフェタイム、車で移動、道の駅で休憩、車で移動。
夜 宿着、まったり、散歩、お店で買い物、散歩、読書、お店で晩ごはん、歩いて移動、宿着、お風呂、まったり、読書、睡眠。
おやつ コロッケ、メンチカツ @路上 by 岡西精肉店
最初のごはん わさび葉寿し さけ @JR奈良駅 by わさび葉寿し うめもり JR奈良駅店
最初のごはん オードブル、サラダ、バケット、若竹煮、豆ごはんのおにぎり @親戚宅
カフェタイム 珈琲、苺 @親戚宅
晩ごはん 回転ずし @北陸漁港 北のおやじ
Remember the World 2th season
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Chapter.YU-31
福井県福井市 – FUKUI/FUKUI/JAPAN –
2018/04/20〜2018/04/21
Next destination
岩手県盛岡市 – MORIOKA/IWATE/JAPAN –
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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小林豊が旅する暮らしの中で体験している、
スキナコトヲ スキナトキニ スキナトコロデ、という在り方。
そんな、自分らしく、しあわせに過ごしている日々の心の記録、それが旅LOG 。
この記録が、
未来に生きる人たちが、より自分らしく、しあわせな毎日を過ごすこと、
今を生きる人たちが、自分は自分のままでいいんだ、と自分に伝えること、
過去を生きる人たちが、ごめん、許して、から、ありがとう、に変わっていくこと、
そんなきっかけのひとつになることを信じて。
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これまでもこれからも
心がおどる、たのしい日々を。
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。
– 自分らしく、しあわせに生きること –
COBAKEN LIFESTYELE LABO
1977年、広島生まれ。ファシリテーター。広島県竹原市と岩手県盛岡市の二拠点生活+旅。スキナコトヲ スキナトキニ スキナトコロデ、とういう生き方。ファシリテーターとして促すのは、目の前の相手の人生。
詳しいプロフィール ⇒ cobaken.net/profile