Ver.1.0.0
– くらしを促す、ことばのたね。-

2021/03/05 MORIOKA / IWATE / JAPAN
Photo by Yutaka Kobayashi
– 望みに焦点を合わせる –
つい先日、六ヶ月半ぶりの旅立ちを迎えたのですが、旅立ちの前は不安になります。13年目に入った今でも変わらず。今回は久しぶりだったし、なかなか移動手段を得ることができなかったので特にですかね。ビビリのくせに、物々交換や贈与の循環など、簡単ではない形態を基本として旅を続けているので、不安になりやすい状況を自分で選び、不安がっているという、自作自演な部分もありますが。
けれども、そんな旅を続けたおかげで身に染みたことがあります。それは、自分が何に焦点を当てているかで拾い上げるものが変わり、結果が変わってくるということです。不安に焦点を合わせていれば、不安の元である怖れを実感できる要素を拾い上げ、望み通りさらに不安になり、そして動けなくなっていきます。行動だけでなく心も動かないということになれば余計に、状況にも変化が生まれにくいです。
逆に、自分が望む状態に焦点を合わせ、可能性を感じたり心が躍ることを拾い上げ、実際に行動していると、何らかの兆しを受け取りやすくなります。それは時に魔法のように、奇跡的なタイミングで望みを叶えてくれることもありますが、それは当然の結果でもあります。自分が望む未来を受け取る目的で建てられたアンテナに反応する事柄を見つけ、実際に行動した結果なのです。
この世には均衡を保とうとする働きがある、と僕は考えています。森羅万象を通じて出来上がる、絶妙な均衡です。それを破ればまた、均衡を保とうと働きが起こります。一歩を踏み出すことで均衡を破れば、そうやって事が動いてゆくのです。その一歩は些細なもので構いません。自分が望む未来に向かう、今すぐにできることをすぐにやり、そこに向かうための物語が始まったことを認識できれば大丈夫。
その結果、自分の目の前に現れた何らかの兆しを受け取り、また今すぐ自分にできることから始めて、また兆しを受け取って。僕は以前、時は未来から今に向かって流れている、と教えてもらいました。そんな風に、自分が望む未来から流れてくる兆しを受け取って、実際にカタチにしていって。それを愉しみにながら繰り返せば、気づいた時にはいつの間にか、自分が望んだ状態に近づいているのだと思います。
[ くらしのたね #054 ]
自分が何に焦点を当てているのか、それで結果が変わってくる。
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おわり
” この「 くらしのたね 」は、この世に星の数ほど存在する種のひとつ。実を成すかどうかは、この種を育てる貴方次第です。どんな芽が出てどんな花が咲くのか、そしてどんな実を成すのか。貴方の人生を彩り、日々がより佳きものとなるよう、勝手に祈りを込めて種を蒔いています。そんな「 くらしのたね 」が、あなたの暮らしに彩りを加えますように。”
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これまでもこれからも
心がおどる、たのしい日々を。
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– 自分らしく、しあわせに生きること –
COBAKEN LIFESTYELE LABO

1977年、広島生まれ。ファシリテーター。広島県竹原市と岩手県盛岡市の二拠点生活+旅。スキナコトヲ スキナトキニ スキナトコロデ、とういう生き方。ファシリテーターとして促すのは、目の前の相手の人生。
詳しいプロフィール ⇒ cobaken.net/profile