【くらしのタネ。#005 】選択肢を並べる時のポイント。

Ver.1.0.1

– くらしのタネ –

今回は、「選択肢を並べる時のポイント」について、言葉を綴りました。

何かを選んで実行してみても、思うような結果につながらない。思い切って行動してみたのに、うまくいかないことってありませんか。そんなことが続くのであれば、もしかしたらそれは、あなたのやり方に問題があるのではなく、選択肢の並べ方に問題があるのかもしれません。選択肢が本当に効力を発揮するためには何が必要なのか、それを言葉にして投稿しました。

2018/11/28　MORIOKA/IWATE/JAPAN　Photo by COBAKEN

– 選択肢を並べる時のポイント –

選択肢は、対極の要素が並んでこそ力を発揮します。それなので、選択肢の中には＋ ( プラス ) とー ( マイナス ) の要素が必要です。「やりたい」と想うことに対して「どうすればいいのか」と、やるための手段をたくさん考える姿はよく目にします。でも、選択肢としての本来の力を発揮するには「やめる」という選択肢も並べる必要がある、ということです。

近年、世界の多様性が増しました。個人的には、多様性が増したというのは、歴史が積み重なり、テクノロジーが進歩したことによって物事の手段が増えた上に、それらが細分化されたからだと考えています。そのおかげで、例えば２０世期とは比べ物にならないくらい、暮らしていくための手段が増えました。その結果、僕らの目の前にはものすごい数の、多様な選択肢が並ぶようになりました。

以前、大好きな旦那さんと昔のように仲良くしたい、という想いを持った方と対話を重ねたことがあります。その方も最初は、どうやって仲良くするか、ということばかりに目がいっておられて。でも、ある出来事がきっかけで「離婚も考えました。」という重いひと言を聴くことがあったのです。その結果、その時から一気に心の解放が続いて、旦那さんと仲良くする、という想いを叶えることになりました。

これはどういうことかというと、選びたいものだけでなく、選びたくないものにも素直に目を向けたことで、対極の同居が成り立ったということです。今の時代は特に、対極を同居させた時に、ものすごいエネルギーが動き始めます。そのカラクリはシンプルで、見たくないことから目をそらすために使ってきたエネルギーが、純粋に想いの実現に働くのだと考えています。

今の時代ではそのように、対極を同居させることが基本です。無理してそうする必要はありませんが、やるのとやらないのとでは、その後の世界の広がり方が大きく変わってきます。心が楽になるために必要なことだし、本当の意味で愉快に生きるためには必要不可欠です。それなので、些細なことを決める時に練習として、＋ ( プラス ) とー ( マイナス ) の選択肢を並べることから始めるのもいいかもしれませんね。

[ くらしのタネ #005 ]

選択肢には＋ ( プラス ) とー ( マイナス ) の要素を並べる。

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この「くらしのタネ」は、あなたの人生を彩り、暮らしをより良くする花や実の種になるように、と祈りを込めて投稿しています。どんな芽が出るのか、どんな花が咲くのか、どんな実がなるのかは、種を育てるあなた次第になりますが。そんな「くらしのタネ」が、あなたの暮らしに彩りを加えることを信頼しています。

おわり

※ この記事は 2018 年 12 月 18 日に投稿したものを加筆、修正して 2020 年 11 月 4 日に再投稿しました。

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