移動手段の選び方。| 暮らすように旅をする #006



最終更新 2025/03/05
Ver.1.0.1



– 旅が日常。だから、暮らすように。-



2023/06/22 TAKEHARA / HIROSIMA / JAPAN
Photo by Yutaka Kobayashi









– 一番好きな移動の流れ –



 目的地を決めたら可能な限り予定は空けたうえで旅立ち、1日3〜4時間くらい進んだら途中下車してどこかに泊まり、また翌日3〜4時間くらい移動しては泊まる、それが僕の、一番好きな移動の流れです。2024年の夏に三か月ほど、車中泊での車旅の実験をしたのですが、そのおかげで余計に、このペースでの移動が好きなことを実感しました。


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近年、選んでいる移動手段で多いのは、電車の鈍行か高速バス、そしてフェリーでの移動です。鈍行や高速バスでの移動は、新幹線や飛行機に比べて安く済みますし、遅い移動は身体への負担に違いを感じます。速ければ速いほど、遅れて疲れが出る感覚があるのです。僕は時間を買う必要が無いことが多いので、可能な限り遅い移動手段を選ぶようになりました。


例えば、JRの乗車券は、101 km 以上だと途中下車ができ ( ※1 ) 、なおかつ有効期限も延びる ( ※2 ) ので、竹原から盛岡であれば8日間有効になります。往復で購入することはあまりないのですが、往復だと倍の16日間有効で、しかも、601 km 以上なので1割の往復割引も適用 ( ※3 ) されます。決めた路線を前に進むのであれば何度でも途中下車できるので、青春18きっぷのように使うことも可能です。


※1 できない場合もあるので詳しくはこちらを ⇒ きっぷあれこれ 途中下車
※2 詳しくはこちらを ⇒ きっぷあれこれ 乗車券の有効期間
※3 詳しくはこちらを ⇒ きっぷあれこれ 割引乗車券


事前にセールなどを活用して予約しておけば、格安で飛行機や新幹線に乗ることもできますが、僕が移動日を決めるのはいつも直前だし、移動手段を提供・交換してくれる人が現れるのを待つので、事前に予約することはほぼありません。これまで航空券の予約は、早くても海外で5日前、国内だと前日から3日前に、新幹線は当日に購入してきました。


それは、出発日や出発時間などに縛られるのを可能な限り避け、自由でいるためでもあります。とはいえ終わりは大切だし、今では便利で効率的に変更できるサービスもあります。たぶん、効率を求める社会からも外れておきたいので。タイミングを信頼しながら、降りたいと思った時に駅に降り、もうちょっと移動しようかと思えば前に進む。穏やかに流れる景色を眺めなら。そんな移動の流れが好きみたいです。





2020/03/13 KOBE / HYOGO / JAPAN
Photo by Yutaka Kobayashi




– また、飛行機か… –



 旅を始めた頃は飛行機で飛び回ることに憧れていて、空港で作業しながら過ごす自分の姿を想像すると、とても嬉しい気分になっていました。でもある時、自然と口からこぼれたのです。「 また、飛行機か…。」と。確か、バンコクから羽田空港に移動した翌日、羽田から新千歳空港に移動した時でした。あんなに憧れていた飛行機で飛び回る生活を知らず知らずに嫌がっている僕がいました。


先ほども少し触れましたが、飛行機や新幹線は目的地に着くのが早いのですが、その分身体に対する負担が大きいので、今では出来る限り選ばないようになりました。自分なりの見解としては、移動速度が速さが原因だと考えています。人が本来持つ移動速度と大きく離れることになるので。更に飛行機は、機内の気圧調整も関係していると考えています。新幹線においては、電磁波の影響もあるのかもしれません。


滞在期間の決め方。| 暮らすように旅をする #004 でも書いた通り、ヨーロッパのサッカー選手は、飛行機で1時間移動したら、リカバリーに1日かける、という目安があるそうです。移動することで分泌されるアドレナリンの効果もあって、移動を終えてから数日は疲れを感じにくいのもあり、速い移動手段を選び続けていると、知らず知らずに身体に疲れが溜まって大変なのです。


ビジネスクラスやファーストクラス、グリーン車やグランクラスなど、違ったサービスを選べば疲れ方も違うのだとは思うのですが、過去に体験したビジネスクラスやグリーン車は、僕が今求めているものとは違っていました。優雅であるとか高級であるとか、そこを日常には求めていないので。それこそ、ただの天邪鬼であり、貧乏性なだけかもしれませんが。そうだとしても、それらには心が躍りません。





2023/08/03 KUNISAKI / OITA / JAPAN
Photo by Yutaka Kobayashi




– 本来の速度で –



 旅し続けるのに適した移動速度とは、人が持つ本来の速度、歩くか走る速度が1番で、よくいって自転車が限界ではないか、と僕は考えています。それなので、移動手段の中で移動速度が速くないもの、電車の鈍行、高速バス、フェリーなどを極力選ぶようにしています。そのためには、移動できる時間の余裕を持つことが大切です。それで、可能な限り予定は空けたまま、日々を過ごすようになりました。


それと、1日の移動時間は3〜4時間程度までを目安にしています。これはまだ、理想としては、ではありますが。この観点から、予定によっては飛行機や新幹線を選ぶこともあります。歩き回れるフェリーならまだしも、8〜10時間座ったままの移動の後は、しっかりと疲れが出てくれるので。そんなの関係なく移動できていた頃が懐かしいです。けれども、おかげで自分なりの基準もできました。


今はこの2つの視点が、僕が移動手段を選ぶ基準になっているものです。




 この先はバンライフを始めて、車での移動を基本としたいと思っています。下道を延々と走りながら、気になっている場所で寄り道をして、夕日を眺めながら車で過ごし、早々に車で眠る。二拠点生活にバンライフが加わると、寄り道だらけで前に進めなくなってしまうかもしれませんが、それはそれで必要なことなのだと思っています。これまでの公共交通機関では立ち寄りにくかった所を回りたいのもあるので。


車旅になれば、妻や子、友人たちとの移動もしやすくなるのかもしれません。念願のキャンプ場にも立ち寄れるといいな。もしくは、どこかの建築現場のお手伝いをしたり。そんな時間を過ごしていたら、これまでと違った何かが見え、違った何かを感じられるのかもしません。そんな体験ができる日を心待ちにしながら、準備を進めていきます。移動手段にせよ、何にせよ、目的が大事ということですね。




おわり




” この「 暮らすように旅をする 」では、僕が旅する暮らしの中で行っていることや、その体験からの学んだこと、授かった知恵などを綴っていきます。僕の、少しだけ特殊な旅する日々が少しでも、読んでくれた人のより佳き日々につながるよう、祈りを込めて。”




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