【 ひとりごと。#047 】自分にとってのカタチ、というものを考えてみる。その3


Ver.1.0.1



– COBAKENのひとりごと –


【 ひとりごと。#046 】自分にとってのカタチ、というものを考えてみる。その2 の続きです。


2回に分けて投稿するつもりだった、今回の、自分にとってのカタチ、というものを考えてみる、なのですが、ここまで書いてきたことでまた、これから先を生きていくためにはとても重要なことがわかりました。

その3ではそのことについて、考えを深めてみようと思います。


ジョーカー


【 お金にしか価値を見出せない、ということ 】


仮定からはじめた、その2の終わりのくだりなのですが、もしかしたら、今回のように僕に言ってくださる人は、お金以外に価値判断する基準を持っていないのかもしれない、そんなことが頭に浮かびました。それが良いとか悪いとか、別にそういうことではありません。出来事を深堀していく中で表れた、ただの仮説です。


ちょうどこの前、2010 年頃に読んでいた本に再会して、何気なく開いたページを読んでものすごくピンときました。それは旅する生活を経たことで理解できたことなのだと思うのですが、お金以外にも価値を与えること、それが必要だと書いてありました。

お金はトランプで言うとジョーカーです。何とでも交換できるものなので。だからみんな、妄信的に欲しがります。僕もあるとうれしいですし、旅がしやすくなってとてもありがたいです。


以前、ブログに投稿したのですが、必要なものが明確でないほど、お金を欲しがるものです。人は欲しい物が目の前にあれば、お金よりもその物自体を手にすることになるので。それに物を手に入れる手段はお金しかないと多くの人が思い込んでいるのもあります。

実際のところ、お金は万能の交換ツールです。何か、物やサービスを得るための手段のひとつです。この手段で得るものが価値なのですが、食べ物や服、住居や車など、人の人生に必ず必要な物から、彩りを与えてくれる物まで様々です。

それらのことは下記のリンク先に詳しく書いてあります。


お金という万能ツール。【 旅しているから見える世界 #6 】
http://cobaken.net/travel/traveling-world/3052


もし、ジョーカーだけ使ってトランプしたらどんなことになるのでしょうか。なんでもありで最初は楽しいかもしれませんが、きっと僕は楽しくなくなってしまいます。きちんとすべてのカード使ってお互いが合意したルールでトランプのゲームを行った方が楽しいと思うようになるでしょう。


お金にしか価値を見出せない、ということは、つまりそういうことなのです。


今度はピアノの鍵盤に例えてみます。たくさんある鍵盤を使ってピアノを演奏する訳ですが、お金という価値しか活かさないのであれば、それは、ド、ド、ド、ド、ド、と同じ音ばかり鳴らしているのと同じことです。せっかくたくさん並んでいる鍵盤のたったひとつの音しか鳴らさない、そんな状態です。

他のものに価値を与えることは他の音を使うのと同じことで、価値を与えれば与えるほど音は増えていき、単音だけでは表現できなかった素晴らしい演奏をすることができるようになります。そうやって自分の人生を奏でていくのです。




【 子供は大人の鏡 】


今回は3回にわたって、自分にとってのカタチ、というものを考えてみたのですが、結果的に、お金以外に価値を見出す必要性、そんなことにたどり着きました。それが #2 の終わりに書いた、これから先を生きていくためにはとても重要なことです。あと、自分の言葉が届かない理由も何となくわかったように思います。

これは体験からの考えですが、前提条件が違う、ということは、何でもないことひとつにしてもなかなか共有しにくい状態なので、まずはもっと短時間で相手の表現の向こうの向こう、そのあたりにあるであろう価値観など確信的な部分に触れられる、そんな自分で在るために、対話の体験を積み重ねていくことが必要だと思いました。


どうして必要かというと、僕の想う地域教育は、まずは大人に対してなのです。その理由は、大人が変われば子供は変わる、僕がそう考えているからです。子供は大人の鏡、という考え方がもとになっています。だから子供たちには罪はありません。自分の人生に対する責任はあると思いますが。それに昔、子供だった大人たちにも罪はありません。同じく自分の人生に対する責任があるだけで。その責任を持って、大人が世界を変えていくのです。

幼い頃の豊かな感性で時代を受けとり、保育所や小学校などで複数の大人の価値観に触れながら、自分を守る術を得ていきます。こうすれば怒られない、こうすれば楽ができる。そうやって年を重ねていくにつれて大人に言われはじめます、「 最近の若いヤツは…。 」って。僕らもそう言われて生きてきたし、僕の先輩方もそうでした。いつの時代もそんな関係性なのでしょう。


例えばひとりの子供の素行の悪さ。それは本人の責任でもありますが、僕たち大人の責任でもあります。そんな子供たちを生み出す社会をつくったのは僕たち大人なので。その子の表面ばかりしか目がいかず、感情の向こうに隠されている想いなどに目を向けてあげることができないから、だから僕たち大人の責任なのです。

それ以前に、その素行の悪い子供のような大人がたくさんいます。自分を認めて欲しくていろんなことをするのでしょうが、まわりから褒めてもらっても認めてもらっても一向に埋まらず、むしろ喉がどんどん渇いていって。妙にプライドもあるし、失敗なんてしたくない、それに人に嫌われることも嫌だったり。行き着くところ、自分で自分を認めない限り、何をやっても埋まらないのです。

こんなことを書いているとやはり、子供は大人の鏡だな、と思います。子供たちは大人の真似をしてくれています。喜ばしいニュースも悲しいニュースも、全部大人の世界を映し出したものなのではないでしょうか。だから子供を変えるのではなく、私たち大人が変わるのです。そうすれば子供も世界も、自然と変わっていきます。




【 人は変わっていく生きもの 】


では、なぜ変わる必要があると考えているのか。それは、変化し続けている世界を認めようとしないから、です。どんなに変わるのが怖くても、人は変わっていく生きものだし、この世界の存在に変わらないものはほとんどありません。変わらないものとすれば、人は生まれ、そして死ぬ、などといった真理や人の核となる部分だけだと僕は思っています。

それを見て見ぬ振りをしている世界にもう限界がきたではないでしょうか。白黒決着をつけていくことで黒の部分に目を向ける必要がなかった世界が続いてきたのですが、今は白にも黒にも目を向ける必要がある世界に変わりました。自己実現に向けての手段が複雑で、勝てば官軍、のような世界ではなくなったので。


白も黒も眺めながら、その時の自分にとって最良の選択をすること、それが今求められていることです。陰陽両方に目を向けることで、その中心にある実相を知ることができます。それができずに他人ごとのまま生きていくということを選ぶのであれば、これから先ますます、苦しくて満たされない毎日が続いていくのでしょうね。

とはいっても、見なければならない時が来ないと見ないものです。人は基本、痛みなくして学べない生きものですから。それでも、僕も含めた大人が自分に目を向ける時間をつくって、少しずつでも自分を受け入れて、自分に対して許可を出す必要があります。そんな環境、まずはそれをつくっていくことが自分のやりたいことであり、やる必要があることだと思っています。行き着くところはいつもそこですね。




なので改めて、自分が目指すべきものをカタチにしていくこと、これからもそれを続けていきます。人にどういわれても自分の想いを持って。そして、それを必要としている人たちにもっともっとわかりやすいカタチで。また少しずつ、積み重ねて、またカタチにして。そのくり返しです。

何をやってもすべてが自分に還ってきます。結局、僕の人生の中心を生きているのは僕自身なので。だからこれからますます、自分やパートナー、それに家族や仲間たちにとって良い循環をつくっていけるように、探求と実践を続けていこうと思います。なので、一緒にやろう、って奇特な方はぜひ、いろんな世界を共有していきましょう。






追伸

こうしていろいろと考える機会をありがとうございました。心から感謝致します。




おわり




    


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