【くらしノオト #200 】それぞれの人生があって、共に歩める人生がある。- 2019.08.22

仙台で朝を迎え、盛岡で眠りについた１日。

2019/08/22(木)
立秋 ( りっしゅう ) 二十四節気
蒙霧升降 ( ふかききりまとう ) 七十二候　第三十九候

朝食を終えて部屋に戻ると、チェックアウトまではのんびりと過ごしていた。ストレッチをしたり瞑想をしたりと、自分を整えることに時間を費やす。荷物をまとめて部屋を片付けることもそう。心のバランスを整えることを生業にしている自分としては、自分を整えることが毎日の中での、１番の作業だと思う。

今日は盛岡に移動するだけ。そう思うと自然と、約１ヶ月前からのふり返りが始まってきた。自分は改めて、どんな旅をしてきたのか。旅の中で何を体験したのだろうか。昨年の秋頃から半年以上も燻っていた自分とは違う、前に進めた感覚がたくさんあった。とは言っても、燻りながらも進んでいたのだと思う。

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盛岡駅に辿り着いた。あとは歩いて家に戻るだけ。知らない世界に触れられる愉しい旅も、終わりを迎えると少し寂しくはある。まだ早い時間だし、せっかくだから寄り道しながら帰ろう。盛岡駅を出ると風もあり、外は涼しかった。まわりの服装を見ていると、半袖を着ていていいのだろうか、と考えてしまう。

駅から下の橋の方に歩いて行って、まずは Déguster Vin へ。平日の昼間に来ることは少ないから、どこか新鮮な雰囲気がある。この１ヶ月ほどの話を聖子さんとしながら、白ワインで喉を潤した。そして再び家路に就く。さて、どうしよう。せっかくだから、細重酒店でも寄り道しようか。歩きながら考えよう。

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玄関ドアが開く音がして眠りから目覚めた。寄り道して白ワインと日本酒を飲んだせいもあるけれど、見事に爆睡だった。起き上がり玄関の方に向かうと、息子は家の中にいる自分を警戒するように、玄関から動こうとしない。１ヶ月ぶりの再会。もうすぐ２才を迎える息子には、急に現れた知らない人なのかも。

１ヶ月ちょっとのワンオペでの暮らし、本当にお疲れさま。盛岡の家を離れて自分が旅していた分、妻も息子も旅していたのだと思う。共同体とはそういうものではなかろうか。共にいることがすべて、ではない。それぞれの人生があって、共に歩める人生がある。それを見つめ直すための、大切な時間だと思う。

目覚め　ライブラリーホテル。
就寝　盛岡の家。

移動　仙台 ⇒ 小牛田 ⇒ 一ノ関 ⇒ 盛岡、JR東北本線。

午前　起床( 7:32 )、部屋でまったり・ストレッチ・お風呂・身支度、ロビーで最初のごはん、部屋でストレッチ・瞑想・荷造り・身支度、チェックアウト、歩いて移動、電車で移動、乗り換え、電車で移動・読書、乗り換え、電車で移動・読書・まったり。
午後　電車で移動・読書、歩いて移動、ワイン屋で飲み時間、歩いて移動、酒屋で飲み時間、歩いて移動、家着、台所で料理・おやつ、居間でまったり・睡眠・まったり。
夜　居間でまったり・晩ごはん、台所で洗い物、居間でまったり、お風呂、居間でストレッチ・まったり、就寝( 22:38 ) 。

最初のごはん　白ごはん、味噌汁、＠ホテルのロビー
ワイン屋で飲み時間　白ワイン＠Déguster Vin
酒屋で飲み時間　ひや酒 ( 月の輪 )＠細重酒店
おやつ　正麺旨塩味、鶏そぼろ＠盛岡の家
晩ごはん　白ごはん、手羽先のさっぱり煮、ピーマンとたまごの春雨炒め＠盛岡の家

Remember the World ５th season
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Chapter.YU-18
岩手県盛岡市 – MORIOKA/IWATE/JAPAN –
2019/08/22〜2019/09/06
Next destination
宮城県仙台市 – SENDAI/MIYAGI/JAPAN –
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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こばけんが日々の暮らしの中で体験している、
スキナトキニスキナコトヲスキナトコロデ、
という生き方。