【くらしノオト #326 】共に鍋を囲むこと。- 2019.12.26

Ver.1.0.0

盛岡で朝を迎え、盛岡で眠りについた１日。

2019/12/26(木)
冬至 ( とうじ ) 二十四節気
乃東生 ( なつかれくさしょうず ) 七十二候第六十四候

４日目の朝は、自分にとっては鬼門の朝。経験上、身体がその場所に落ち着き、旅の疲れがどっと溢れてくる。でも今朝は、無事に起き上がることはできた。疲れの出方が変わってきたのかも。最近は、２日目の朝に疲れを感じることが増えてきた。今は、慣れた場所を巡ることが増えたからなのかもしれない。

妻と息子を見送るとお湯を張り、半身浴をはじめた。さらに身体をゆるめる。ゆるめることで疲れも素直に出てくる。歳を重ねてくると、それすら簡単にできなくなった。年月を経て、蓄積されたものがあるのかもしれないけれど。どちらにせよ、ゆるめることは大切。強張りとゆるみの中に僕らは生きている。

***

横になって本を読んでいると、身体が重くなってきた。身体が重い割には、意識はしっかりしているけれど。できれば一気に、のび太のように眠ってしまいたい。すぐそばにあるストーブの熱も、優しく背中を押してくれている。起きたときに凍えていないよう気をつけて、いつ眠ってもいいように準備は整えた。

少し眠れた。頭はぼーっとしているけれど、またこれで回復できた。動き出すにはまだ身体が重いけど。でもそろそろ、買い物に行っておきたい。今夜は鍋が食べたくて。いくつか選択肢はあるけれど、何鍋がいいのか、心の中では決まっている。頭はまだ迷中。あと何があれば、頭は納得してくれるのだろうか。

***

今夜は豆乳鍋。豆乳鍋は自分にとって、冬を実感する食べ物の代表格。妻と息子が、今日も元気に帰ってきてくれたおかげで、家の中の暖かさが増した気がする。ごはんの準備を整え、居間のテーブルに鍋を運んだ。蓋を開けると、湯気と一緒に美味しそうな匂いが広がって。息子も興味あり気に声をあげていた。

鍋を囲む時間がいい。幼い頃の当たり前だったことだけれど、歳を重ねてその大切さを知る。祖父母がこの世を去った今はもう、当時の食卓はもう再現できない。でも、大切な誰かと一緒に鍋を囲むことはできる。身も心も温まる、そんな時間が嬉しい。大事なことはいつも、人と人との間に存在してくれている。

目覚め　盛岡の家。
就寝　盛岡の家。

移動　東中野 ⇒ 東安庭 ⇒ 東中野、徒歩。

午前　起床( 7:45 )、まったり・ストレッチ・お風呂・寝床の片づけ・ストレッチ・読書・瞑想・ごはんの準備・最初のごはん・珈琲の準備・カフェタイム・読書。
午後　読書・まったり・睡眠・まったり・洗いもの・炊飯の準備、歩いて移動、スーパーで買いもの、歩いて移動、家着、荷物の片づけ・料理。
夜　料理・晩ごはん・洗いもの・お風呂・ストレッチ・まったり・洗濯物たたみ・パソコン作業・まったり・読書、就寝( 0:33 ) 。

最初のごはん　白ごはん、味噌汁 ( キャベツ・椎茸・玉ねぎ・油揚げ ) ＠盛岡の家
カフェタイム　珈琲 ( fulalafu 秋のブレンド )＠盛岡の家
台所で料理　ホワイトベルグ ( 350缶 ) ＠盛岡の家
晩ごはん　白ごはん、豆乳鍋＠盛岡の家
パソコン作業　ホワイトベルグ ( 350缶 ) ＠盛岡の家

Remember the World ５th season
======================
Chapter.YU-51
岩手県盛岡市 – MORIOKA/IWATE/JAPAN –
2019/12/23〜2020/01/12
Next destination
宮城県仙台市 – SENDAI/MIYAGI/JAPAN –
======================
まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
[ COSMOPOLITANS ]　OFFICIAL PAGE
https://www.facebook.com/cosmoprojects/

こばけんが日々の暮らしの中で体験している、
スキナトキニスキナコトヲスキナトコロデ、
という生き方。