心を浄化する、対話の時間の魅力【 旅しているから見える世界】 #1




– 旅しているから見える世界 –


1回目のエッセイ【旅しているから見える世界】。今回は、対話の魅力、というテーマで、独断と偏見で言葉を綴ってみました。

人や自分との対話を通じて、本音に触れることで自分の想いを知り、想いを知ることで主体的に考えて行動する、だから自然と変わっていくというプロセスにつながり、そのプロセスが人の心を浄化し、バランスを整えてくれるという、対話にはそんな魅力があります。





ある時、対話のセッションの依頼主からの、成果を伝える連絡が続いた時がありました。

成果が出たのは、依頼主がそれに向けて行動したからです。僕はその行動に至るための、きっかけのひとつとして対話しただけなので。とはいっても、そんなきっかけのひとつであっても、依頼主が望む変化に関われてとてもうれしいのです。




僕にとっての対話の魅力とはまず、違いを愉しめるようになることです。それは知らないことを知り、世界を広げることでもあり、可能性が広がります。そして、真反対のものに目を向けれられるようになると、嫌いなものにも目が向けられるようになります。

例えば、嫌いな人の人格そのものを嫌いな人はいないと思うのです。嫌いだ、と思う部分があって、それを見たくないから、その人自体を嫌ってしまいます。それが、対話を重ねることで、嫌いな人の嫌いな部分がわかるようになるのです。実はそれは、自分自身の嫌いな部分の投影なのですけどね。


そんな風に違いから自分を知れることで、傾いていたバランスを元に戻すことができます。それは、心のデトックスであり、思い込みや執着などで、必要な体験を終えたものを手放すことにもつながります。それによって人は心を浄化し、痩せて本来の体型に戻ったり、体が軽くなったりするのです。

そして、そんな対話を重ねることで、自分が大切にしていることもわかり、そうなると人はどんどん美しくなっていきます。あとは、本当の自分へと向かうプロセスを進むのです。つまり対話とは、自己統合と自己実現のプロセスを進むために必要な、コミュニケーションの手段なのです。




20代後半の頃、定期的にコーチングを学んでいました。その経緯からファシリテーションに出逢い、双方向の場をつくるファシリテーションにとても興味を持ち、学び始めます。そしてそこから、まちづくりの会議などで実際に場づくりを体験しながら学び続けてきました。

僕は、もともと人と話すのが好きで、学生時代からよく、親友たちと語り合ってきました。その部分は変わらないのですが、ひとつ大きく変わったことがあります。それは、自分のものさしで勝手に相手を決めつけないことです。ある時、その大切なことに気づけて、そこからそれぞれのものさしを使って物事を考えられるようになりました。


昔から「 何でも話せる 」という風に言ってもらえることが多いのですが、実はその理由は明確だったりします。それは、僕が人に否定されたくないから人を否定しない、ただそれだけのことです。100% それができているとは言えないですが、小さい頃にばあちゃんに教えてもらった「 自分が嫌なことは人にもしない 」を守っているだけです。

それが日本から東南アジアを旅しながら生活するようになって、国を越えたいろんな違いに触れたことから、ますます人の話を否定することなく受けとめられる幅が広がりました。


これからもそんな、場に参加すれば自然と本音が話せる、そんな対話の場をつくり続けたいです。それは、僕ひとりではなく仲間と協力し合いながら広めていきたいと思っています。


そんな想いがしっかりと言葉になった頃にやっと気がついたことがあります。

それは、普段、あまり本音を話さないけど本音を話したい、という人からすれば2人で話せる方がいい、ということです。人を選ばず本音を言える方がより自由な感じはしますが、最初は話しても大丈夫そうな人から、という気持ちもよくわかります。


それに気づく前くらいから、対話の場のイベントを開催しても1対1が多く、自分は人を集める才能がないなと嘆いていました。でも、結果としては他の人がいなかったからこの内容が話せた、ということばかりで。

自分には人を集める才能がない、と思うので、人をたくさん集めている仲間を見てうらやましい気持ちもたくさんあったのですが、それに気づいたことを機に、僕は主催する対話の場の定員をどんどん少なくしていきました。


その場の中で、僕が相手を変える必要はありません。本音に触れられる環境さえつくれば、人は自分の変わりたい状態に変わっていくものです。本音に触れることで自分の想いを知り、想いを知ることで主体的に考えて行動する、だから自然と変わっていくというプロセスにつながり、そのプロセスが人の心を浄化し、バランスを整えてくれます。そして、本当の自分へと向かいます。

僕にとっての対話の魅力はそこにあります。


相談を受ける側のものさしで相手を変えても、それが相手のものさしに合っているかどうかなんてわかりません。それに相手からすれば、自分のものさしではないから、何を基準にしていいのかわからず、答えを知っているであろう人のところへ、また相談しに来る可能性が高いです。

この依存関係は、お金を稼ぐにはとてもいい状態だと思いますが、僕はお互いが自立しあった関係性を持って依頼主と接したいので。逆に言うと、僕も依頼主に依存せず、自立した自分で居続けたいです。

だから「 主体性 」というキーワードは僕にとってとても重要なものなのです。


本音に触れると自分に嘘がつけなくなってくるので、自分にたくさん嘘をついてきた人ほど、最初は大変なことが多いです。理由は、その嘘を手放すことで、自分の見たくなかった部分に目を向けることになるからです。

だから、今、自分の本音に触れると大変な人は僕の前には現れません。もし現れだとしても、本音に触れるところで自然と話が横滑りして本音に触れることはありません。これは人の持つ自己防衛本能だと思うのです。

それらを信頼して、僕は対話の場をつくり続けています。自分で「 確信犯だな 」と思うこともありますが、それが僕が受けとった才能のひとつと認めて、これから先も対話の場をつくり続けます。







下記の資料は、D-LABO という、より納得感のある、自分らしい幸せな人生を生きるための学びの場で作成した、対話を促すための資料です。今回の内容と関連するものをこちらに貼り付けておきました。自由に閲覧、ダウンロードできるので、よかったら読んでみてください。対話は誰にでもできることなので、資料を読んで暮らしに取り入れてみてください。


No.1 はじめに Ver.1.5 / 2017.10.07
 資料の内容
  【1】旅する暮らしの中での大切な時間 –
  【2】対話の時代 –
  【3】まずは自分の中の争いをやめること –
 PDFデータ ⇒ No.1 はじめに Ver.1.5 –


No.2 ダイアログとは Ver.1.4 / 2016.03.28
 資料の内容
  【1】ダイアログとディスカッション –
  【2】なぜダイアログするのか –
  【3】ダイアログの場を増やしたい理由 –
 PDFデータ ⇒ No.2 ダイアログとは Ver.1.4


Dのこと。 資料一覧
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それと、もし僕との対話をしたいと思ってくれるのであれば、下記のリンク先をご覧ください。


対話の時間
対話が可能な時間帯をまとめてあります。

↑ 対話可能な日時はこちらから


僕との対話をしたいと思ってもらえるのであれば、とにかくその気持ちがうれしいです。あとは、変わる覚悟とタイミングが合えば、きっと一緒に対話する機会は生まれるはずです。




おわり




追伸

僕の依頼主のほとんどが女性です。そこから唐突に思ったのですが、本音にふれることで女性がよりキレイになる、そんな方向性もいいですね。心をすっきりさせて、きれいになる対話の時間。




※ この記事は 2015 年 2 月 22 日に投稿したもので、手を加えて 2018 年 1 月 30 日に再投稿しました。




この投稿を読んだ人は、こちらも読んでみてください。

その美しい姿。

また、恋をしよう。




    


自分と仲直りすること、自分の望みを叶えること、
そんな人生をよりよくするきっかけの時間を、一緒に過ごしましょう。

旅の時間・対話の時間
小林豊との対話が可能な時間帯をまとめてあります。

↑ 対話可能な日時はこちらから


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最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。

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1977生まれのファシリテーター。2012年9月から旅する暮らしを始めました。拠点は広島と岩手で、年の8割以上は日本かアジアのどこか。旅先で対話の場をつくることを生業にして生きています。詳しいプロフィール ⇒ 

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