つまり可能性のこと。【旅LOG – 2017.10.01】

– 旅LOG – 旅する暮らしの中での心の記録

盛岡で朝を迎え、盛岡で眠りについた１日。

2017/10/01(日)
秋分 ( しゅうぶん ) 二十四節気
蟄虫培戸 ( むしかくれてとをふさぐ ) 七十二候　第四十七候

目覚め　盛岡の家。
就寝　盛岡の家。

午前　睡眠、まったり、お風呂、洗濯。
午後　瞑想、落書き、洗濯干し、料理、最初のごはん、落書き、洗い物、パソコン作業、身支度、車で移動、相方家着、まったり、対話。
夜　晩ごはん、まったり、車で移動、スーパーで買い物、車で移動、パソコン作業、お風呂、パソコン作業、電話で対話、バータイム、ゲーム、睡眠。

最初のごはん　白ごはん、味噌汁、えのきのしょうゆ煮、南蛮＠盛岡の家
晩ごはん　白ごはん、芋の子汁、麻婆茄子、鯖の、小松菜とじゃこのふりかけ＠相方家
バータイム　ホワイトベルグ＠盛岡の家

目を覚ますと、瞼だけではなく身体が重いことがよくわかった。昨日は寝つきが悪くて長らく布団の中で過ごしたけれど、起きた時間を考えると７時間以上は眠っていることになる。それでも回復していない身体。いや、やっと身体が緩んだからこそ、こんなに疲れが出たのだろうか。起き上がることができない。

こんな風に、旅することに身体が追いつかなくなってきた。５年前の状態とは明らかに違う。ただ、それを衰えと思うことはなく、必要な変化が起きているのだ、と思える自分がいる。同じ場所により長く滞在する、そんな旅の仕方に変わっていくのだろう。それだからできることがある。変化とは面白いものだ。

パソコンでの作業を切り上げ、身支度を整えた。洗って干しておいたトートバッグを何度か引っ張りながらシワを伸ばし、手帳と文庫本、カメラを中に入れる。パソコンは置いて行こう。立ち上がって居間の電気を切り、ガスの元栓を閉めたら玄関に向かった。靴を履いてから台所の電気を切り、玄関ドアを開く。

考えてみると、今日初めての外出だった。日中は窓を開けていたから外気には触れたけど、出るのと出ないのとでは、違うものがある。車に向かいながら空を見上げるともう、月が空に浮かんでいた。そしてこっちを眺めている。写真を撮ろうか、と思いはしたけど、この景色は自分の内側に留めておこうと思う。

最近、まわりと話すなかでまた、パートナーシップに関する話題が増えた気がする。つまり、協力関係に関する話題。夫婦に限らず、職場などでも同じこと。複数の人が本当の意味で、私たち、という主語を使えるかどうか。私と君と、それぞれが自分が望むことを知っているからこそ、私たち、と表現できる。

意外とそれが難しい。自分がどうしたいのか、自分はどう在りたいのかがわからない、という人が多い。基準が不明瞭な正しさや常識という呪縛に縛られた、今の日本人の課題なのかもしれない。ちなみに課題とは、テーマを問うもので、人が自分の在りたい姿をより明確にする機会。つまり可能性のこと。

Remember the World １th season
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Chapter.YU-29
岩手県盛岡市 – MORIOKA/IWATE/JAPAN –
2017/09/29〜2017/10/11
Next destination
タイバンコク – BANGKOK/THAILAND/JAPAN –
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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小林豊が旅する暮らしの中で体験している、
スキナコトヲスキナトキニスキナトコロデ、という在り方。
そんな、自分らしく、しあわせに過ごしている日々の心の記録、それが旅LOG 。