必要としている人のもとへ。【旅LOG – 2017.09.25】

– 旅LOG – 旅する暮らしの中での心の記録

浅草で朝を迎え、浅草で眠りについた１日。

2017/09/25(月)
秋分 ( しゅうぶん ) 二十四節気
雷乃収声 ( かみなりすなわちこえをおさむ ) 七十二候　第四十六候

目覚め　やんまーの部屋。
就寝　やんまーの部屋。

午前　睡眠、瞑想、読書、落書き、おやつ、読書、落書き、パソコン作業、読書、パソコン作業。
午後　シャワー、洗濯、パソコン作業、読書、洗濯干し、散歩、最初のごはん、歩いて移動、部屋着、ひと休み、睡眠、散歩、ベンチでパソコン作業、散歩、部屋着、パソコン作業、睡眠、トンテキ元気着、パソコン作業。
夜　部屋着、まったり、パソコン作業、歩いて移動、コンビニで買い物、歩いて移動、弁当屋で買い物、歩いて移動、部屋着、晩ごはん、まったり、マッサージ、ゲーム、バータイム、対話、睡眠。

おやつ　綾鷹、せんじ肉砂ずり、カープかつ＠やんまーの部屋
最初のごはん　日替わりランチ ( タンメン、小ごはん、たくわん、コーヒー ) ＠中華ダイニングいい田
晩ごはん　鶏のピリ辛炒めと揚げもの弁当＠デリカぱくぱく浅草店
バータイム　ほろよいレモンジンジャー、瀬戸内レモン、プルーン、ほろよい和梨、さきいか＠やんまーの部屋

朝から調子よく、さくさく言葉が湧いてくる。波のない、フラットな自分が望ましいけど、自分の想いや体験を言葉にできることは、とても嬉しく思う。必要としてくれている人のもとに届くことを明確にイメージしながら、話すように言葉が浮かんできた。それができる今だから、さくさく湧いてくるのかも。

自分の中に眠っていた、必要とされないことへの怖れ、それに気づいてから３日。実感としてはもっと経った感覚ではあるのだけど、それがある、ということに気づけたらもう、半分手放せたようなもの。これでまた、自分の内側の景色が変わる。よりシンプルに体験を言葉にして、必要としている人のもとへ。

ぶらぶらと近くを散歩した帰り道、ふとホテルの名前が目に留まった。その浅草ビューホテルを見上げる。確か、ここでお逢いしたのが最後だった。講演会の前、ちょうど遅れて会場に到着した僕は、会場の外のソファに腰掛けて同じく講演をされる教授と話をされていたあの方とお話しする機会をいただいた。

僕らは必ず、いつか此の世を去る。それは今日なのかもしれないし、５０年後なのかもしれない。自分で勝手に絶望をつくりあげて、自分で勝手に苦しんでいた当時の僕の背中を故人を偲びながら、今の自分を見つめた。失うことは怖い。いつもの臆病な自分に共感しつつ、赤くなり始めたばかりの空を見上げた。

やんまーは、自分にとっては数少ない旅仲間。今は浅草にあるシェアハウスで暮らし、すぐ横のトンテキ元気で働きながら、次の旅の準備をしている。そんなやんまーと、眠る前に少し、お酒を飲みながら話をした。旅をしているもの同士だから、どことなく共通言語があって、それはとてもありがたいと思う。

旅とは、自分が何者かを知ること。それを知るために世界の違いに触れながら、自分に触れる。至福と狂気を行き来しながら、その揺らぎや葛藤の中で自分に触れ、思い込みや古い概念を手放し、自分を解き放って。それは同じ場所でもできること。でも、場所を変えた方がやりやすい。だから人は旅に行く。

Remember the World １th season
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Chapter.YU-28
東京都台東区 – TAITO/TOKYO/JAPAN –
2017/09/24〜2017/09/29
Next destination
岩手県盛岡市 – MORIOKA/IWATE/JAPAN –
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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小林豊が旅する暮らしの中で体験している、
スキナコトヲスキナトキニスキナトコロデ、という在り方。
そんな、自分らしく、しあわせに過ごしている日々の心の記録、それが旅LOG 。