落葉した樹は美しい。【旅LOG – 2017.12.01】

– 旅LOG – 旅する暮らしの中での心の記録

盛岡で朝を迎え、盛岡で眠りについた１日。

2017/12/01(金)
小雪 ( しょうせつ ) 二十四節気
朔風払葉 ( きたがぜこのはをはらう ) 七十二候　第五十九候

目覚め　盛岡の家。
就寝　盛岡の家。

午前　睡眠、料理、最初のごはん、ゴミ出し散歩、まったり、おやつ。
午後　睡眠、おやつ、車で移動、お使い、車で移動、買い物、車で移動、料理。
夜　晩ごはん、お風呂、まったり、ゲーム、読書、睡眠。

最初のごはん　白ごはん、味噌汁、人参とヤーコンの炒り煮、鶏肉のみぞれ煮、えのきのしょうゆ煮＠盛岡の家
おやつ　かけうどん＠盛岡の家
おやつ　塩野菜らーめん＠盛岡の家
晩ごはん　白ごはん、味噌汁、大根の照り焼き、手羽元煮込み、鶏肉のみぞれ煮、大根葉のふりかけ＠盛岡の家

今日は燃えるゴミの日。珍しく起きてすぐに朝ごはんを食べ、一息ついたところで着替えて外に出た。朝のゴミ出し散歩。ゴミを出す場所まで歩きながら道沿いの変化を探した。道沿いにある大きな樹は葉がすべて落ちていて、放射線状に伸びた枝がとても美しく見える。落葉した樹は美しい、素直にそう思えた。

去年の冬から思うようになったこの感覚。それまでは枯れることの怖れを感じていたのかもしれない。終わりは哀しいことだけど、終わることは始まることでもある。身内や親戚、仲間や同年代、自分よりも若い世代がこの世を去る体験を通じ、終わる、ということに少し目を向けることができたのかもしれない。

すっかり遅くなってしまった。服を着替え上着を着て外に出る。１７時でもすでに真っ暗で、今日が終わりに近づいていることを実感した。車に乗り込み、エンジンをかけると外気温が０℃と表示されている。寒いわけだ。そのまま少し暖機運転をして車を走らせた。お使いを終えたらそのまま、買い物に向かう。

車を運転すること自体、ひさしぶりに感じた。そして、盛岡の家にいるといつも行くスーパーも。買うものは決まっているけど、食材を眺めながら店内をゆっくりと歩いた。１０日ほどでは大きな違いはないけれど、並ぶ物に小さな変化を感じる。こんな日常にも旅は存在している。違いを感じること、それが旅。

ずっと椎茸が食べたくて。前回の旅立ちの前に買ってきていたけど、調理しないまま旅立ってしまい、それからずっと椎茸が食べたくて。それなので、夕方の買い物で買ってきておいた。早く食べたい、そんな衝動にかられるけど、まずは今夜の晩ごはんを作ることから。と言っても、作るのは大根の味噌汁だけ。

おかずは作り置きのものがあるから、今夜の準備はとても簡単。鍋で具材を茹でながら、グリルで２つ椎茸を焼いた。まずはレモン汁をかけてシンプルに。美味しい。続いてもう２つは、醤油とマヨネーズで焼いてみた。これまた美味しい。残りの４つも醤油とマヨネーズで焼いた。料理中のつまみ食いは最高だ。

Remember the World １th season
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Chapter.YU-47
岩手県盛岡市 – MORIOKA/IWATE/JAPAN –
2017/11/30〜2017/12/15
Next destination
東京都葛飾区 – KATSUSHIKA/TOKYO/JAPAN –
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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小林豊が旅する暮らしの中で体験している、
スキナコトヲスキナトキニスキナトコロデ、という在り方。
そんな、自分らしく、しあわせに過ごしている日々の心の記録、それが旅LOG 。