昔の日本にもあったもの。【旅LOG – 2017.11.01】

– 旅LOG – 旅する暮らしの中での心の記録

盛岡で朝を迎え、盛岡で眠りについた１日。

2017/11/01(水)
霜降 ( そうこう ) 二十四節気
霎時施 ( こさめときどきふる ) 七十二候　第五十三候

目覚め　盛岡の家。
就寝　盛岡の家。

午前　睡眠、身支度、ゴミ出し、洗い物、料理、瞑想、アナログ作業、パソコン作業、車で移動、郵便局で発送、車で移動、ショッピングセンターで探し物と買い物。
午後　おやつ、車で移動、相方家、車で移動、家着、車で移動、スーパーで買い物、車で移動、料理、最初のごはん、読書、睡眠、携帯で作業、パソコン作業、料理。
夜　パソコン作業、晩ごはん、洗い物、まったり、読書、お風呂、まったり、ゲーム、睡眠。

おやつ　あんバターパン、ミルクパン＠車内 by 福田パン
最初のごはん　白ごはん、なすと油揚げの味噌汁、野菜炒め＠盛岡の家
晩ごはん　白ごはん、なめこと豆腐の味噌汁、鶏肉と大根の照り煮、豚肉と野菜の生姜炒め＠盛岡の家

携帯を見ると、時刻は８時半を回ったところ。思ったよりも長々と眠っていた。起き上がり、服を着替える。今日はプラスチックゴミの日で、今週は袋が二つ。起きてすぐに外に出られるのは男の特権なのだと思う。顔を洗うと、カメラを持ってゴミ置場までの散歩に出かけた。朝、外に出るのはとても良いこと。

通勤がない自分の生活では、下手をすると１日中家の中にいることもある。引きこもり傾向の自分には、何か外に出る理由がある方が良いのかもしれない。そんなことを思いながら外を歩いていると、色づいてきた葉っぱが迎えてくれた。もうすぐ立冬を迎えるこの時期。この道も雪に埋もれる日がやってくる。

ふと、バンコクの市場にある食堂エリアで、みんなに育てられている子供たちのことを思い出した。あの姿は昔の日本にもあったものだと思う。地域とは言わないが、結果的にコミュニティが子供を育てる環境がある。お母さん独りで閉じこもって育児をする傾向が高い今の日本とは違う、望ましい環境だと思う。

もちろん、弊害はある。それは何をするにしても同じこと。それよりも何を大切にするか。ちょうど読んだ投稿にもあったけど、心理的に育児に向いているのは５０歳以上の人たちで、昔の大家族にはその環境はあった。それが希薄になった今、僕らは子供たちにどんな環境を作れるのか。これからも考えてみる。

相方が一人で、子をお風呂に入れる。明後日の旅立ちの前に１度試してみることになった。自分はそれを見守る役目。やはり、やってみるとわかることがある。準備して体験し、ふり返りまた体験し。そうやって人は学び、変容していくもの。その過程に失敗なんてない。でも、人は失敗を怖れ、不安に包まれる。

もしかしたら、大丈夫、と伝えることが自分の役割のひとつなのかも。それは目の前の人に対してであり、自分に対してでもあり。まずはやってみないとわからないし、その体験を今後にどう活かすのか、それだけのことだから。それは何においても変わらない理。結局、自分で体験してみないとわからない。

Remember the World １th season
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Chapter.YU-33
岩手県盛岡市 – MORIOKA/IWATE/JAPAN –
2017/10/27〜2017/11/03
Next destination
広島県竹原市 – TAKEHARA/HIROSHIMA/JAPAN –
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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小林豊が旅する暮らしの中で体験している、
スキナコトヲスキナトキニスキナトコロデ、という在り方。
そんな、自分らしく、しあわせに過ごしている日々の心の記録、それが旅LOG 。