13日間のバンコク暮らしのふり返り。【 COBAKENのひとりごと 】



– COBAKENのひとりごと –


10/13(金) から 10/25(水) までの13日間の、タイのバンコクでの暮らしをふり返り、頭に浮かんだことを言葉にして綴っておきます。







おかげさまでお縁をいただいて、2年ぶりとなる東南アジアに行ってきました。


バンコクに向かった1番の目的は、異文化の中に身を置きながら、自分自身をチューニングすることです。

そのために、バンコクに住む友人と再会し対話すること、バンコクに来た友人たちと共に過ごし対話すること、バンコクでの暮らしを体験すること、など、結局やっていることはどこにいても変わりません。

ただ、それを行う環境が言葉や文化の違いのある場所で、同じことをやっていても違いを感じやすい環境であることは確かで、海外に行くということはただ過ごしているだけでも何らかの学びを得やすいですね。

それだから、海外は旅がしやすいのだと思います。


ちなみに、ここでいう旅とは、どこかに行くことではなく、昨日の自分と今日の自分との違いを知ることです。




さて、今回のバンコクでの暮らしをふり返って浮かんだのは、この3つのことでした。

1.みんな同じだけど、みんな違う
2.自己肯定感の高さ
3.食物や経済の巡り


それぞれについて、もう少し詳しく言葉にしていきます。




1.みんな同じだけど、みんな違う





今年の JAPAN TOUR のふり返りでも同じことを書いたのですが、それを改めて海外で体験し、実感しました。

FIND THE WORLD JAPAN TOUR 2017 の一連のふり返りを投稿しました。【COBAKENからのお知らせ】

タイ人も、タイに来ているその他の外国人も、寝て起きて、食べてトイレに行って、喜怒哀楽があって、みんな同じことをやりながら生きています。ただ、その手段は十人十色で百人百様。人格も違えば文化や言葉、食べるものなど、いろいろと変わってきます。

その手段がより多様化しているのが今の時代で、人が増え文明が進んだことで、様々な表現方法が生まれてきました。その表現方法、樹でいえば枝葉の部分においては今後ますます広がっていくのでしょうね。

それでも根本の部分、樹でいえば幹や根の部分はずっと変わらないのだと思います。大切な人たちと幸せであろうとする想い、それは誰もが同じであって、幸せだと感じる要素が違うだけなので。

だからこそ、訪ねた先の懐かしい笑顔を見ると嬉しいのかもしれません。笑顔は共通ですし、心から笑っている状態が僕にとっての幸せを表すものなので、鏡である目の前の人が心から笑っていれば、僕自身も心から笑っていることの証になります。

だってね、鏡は先に笑いませんから。




2.自己肯定感の高さ





「 タイの人たちは褒められて育っているから自己肯定感が高い。だから、営業活動はとても得意で、もし断られたとしても何の問題もなく、次の人に営業していくんだよね。」

タイに駐在している友人から、そんな話を聴かせてもらいました。

それは自分を否定しながら生きてきた僕とは違う感覚です。今でこそ違いますが、僕は何かを提案して断られたら勝手に、自分の全てを否定されたように受け取ってきました。その名残もあって、未だに人に何かを提案するのを得意としていません。断られたくない、という想いが強いのです。

自己肯定感を定量化して測る術を僕は知らないので、あくまで体感的なものでしかありませんが、僕を含めた日本人の多くの人は、自己肯定感が低いのだなと感じます。謙虚、という風に表現することもできるかもしれませんが、対話している中で辿り着く内面の要素に、自己肯定感の低さを感じることは多いです。

何より、僕自身の自己肯定感の低さが、もしくは自己肯定感が低かった頃の自分が見出してきた相手の要素なので、その部分がよく目に留まるのでしょうし、磁石のようにそんな人を集めてしまったのかもしれません。

帰りの飛行機の中で考えてみたのです。個人において、自己肯定感が低い人はどんな要因があるのか、と。

一つ思い浮かぶのが過去の否定です。後悔の念が強いことが、自己肯定感の低さにつながると思います。自分の人生においても、家族や地域、そして国の歴史についても、今以前の出来事を否定している割合が多ければ多いほど、自己肯定感の低さにつながるのではないかなと思います。

それは結局、アイデンティティの欠落にもつながります。アイデンティティとは、自分が存在してきたという認識だと僕は思っています。自分自身が許せないのであれば、それは過去の出来事に対してだし、親に対して許せない何かがあるとしても、それは過去の出来事に対してなので、アイデンティティを感じさせない要素になりうるでしょうね。

それに対して自分ができることは、一緒に対話することです。僕は旅と対話を通じて、過去の自分に許可を出してきたので。自分が体験したプロセスが1番、人の役に立てるものだと思います。それなので、この部分に自分の役割を感じました。




3.食物や経済の巡り





僕がバンコクに居る時はいつも、中心地から少し離れたトンブリー区に滞在しています。ここでは外国人をあまり見かけることがなく、タイ人がタイ語でタイの生活をしていて、それを眺め体験することでいろんな違いや共通点を感じさせてもらっています。

その地域では、少し大きめな通りに並ぶ屋台で人の生活が営まれていて、米麺や炒め物など食事をする屋台もあれば、肉や魚野菜や果物などの食料品を売っている屋台もあり、他にも衣料品や調味料、ジュースや揚げ物など、いろんな屋台が所狭しと並んでいます。

その雑多な雰囲気にいつも、生きている実感を与えてもらう気がして。

この辺りで生活しているといつも、食物連鎖が目に見えるというか、僕らが生きるために巡っているものがよくわかるというか、そんな気がするのです。その感覚に包まれることで、生きているんだなぁ、と勝手に実感している自分がいて。

昔の日本もきっとこんな感じで、人が生きるための要素が並んでいたのでしょうね。今はもう、個別になったお店やきれいに商品が並んだスーパーなど、とても便利に、とても衛生的に食べ物を手にすることができています。それは紛れもなく、僕たちよりも上の世代がカタチにしてくれた、僕らの暮らしです。

その反面、見えなくなったものもあります。僕の年代でもそうだから、僕らの子供の世代なんてもっとそうなのでしょうね。僕はそれをこの地域で目にする機会をもらっていると思っていて。それがもしかしたら、生きているんだなぁ、って実感につながるのかもしれません。

どっちが良いとか悪いとかの話ではなくて、それぞれのコミュニティが必要に応じて変化していった結果です。だからその違いをお互いの体験として共有できたらいいのにな、と思う自分もいるのです。違う文化の中で、違う生活を体験すること、それができれば見えてくることがたくさんあると思います。

そんな体験をする機会をつくること、もしかしたらそれが、僕にできることの一つなのかもしれませんね。




終わりに

今回、2年ぶりに海外に出て思ったことは、半年に1度は海外に出る機会を持つことが自分にとっては大切、ということです。

僕が今やっている仕事は、人が抱えているものをもろに受け取ることなのです。目には見えないものなので、あまり理解はされませんが。それを手放すために、瞑想や対話など、自分を整える時間は毎日欠かせません。

でも、それでも、バンコクで過ごしたことで、この2年間で内側のバランスを崩していた部分を感じました。それに、思考を狭めている自分にも気がつきました。

日本にいる方が、言葉も通じるし、文化も大きな違いはないし、お金を稼ぎやすいし、楽な要素が沢山あります。でもその分、視野を縮めやすいというか、当たり前だと思いやすいというか。僕みたいな弱い人間には、当たり前と勘違いしてしまう状況が多いのだと思います。

だからこそ、これまでの5年ちょっとの間、自分がいる場所を変えながら、昨日と今日の自分との違いを認識しやすい環境を選んできたのだと思っています。


あと、今後は対話のセッションやワークショップを海外で行っていくことに決めました。対象は、日本に住む人たちで、予定を合わせて海外に向かうか、僕がいる時に来てもらうか。そんな感じでタイミングを合わせ、日本という環境の外で対話をすればまた、見えてくるものも変わるので。

対象は、経営者とか、作家さんとか、クリエイティブなお仕事をされている方です。詳しいことはまた対話しながら考えるとして、そんなことも始めてみようかと思いました。






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