【くらしのタネ。#022 】地球上にも歴史上にも、自分と同じ人はいない。

Ver.1.0.1

– くらしのタネ –

今回は、「地球上にも歴史上にも、自分と同じ人はいない」というテーマで言葉を綴りました。

つい人と比べてしまう、という言葉は対話をしている中でよく耳にする言葉のひとつです。それで前に進める人もいれば、自分を卑下する人もいたりして。誰かよりも秀でることもいいのですが、僕らはそもそもオンリーワンな存在でもあります。今回はそんな、地球上にも歴史上にも、自分と同じ人はいない、ということについて言葉にして投稿しました。

2017/06/14　HATSUKAICHI/HIROSHIMA/JAPAN　Photo by COBAKEN

– 地球上にも歴史上にも、自分と同じ人はいない –

前回投稿したアイデンティティというものは、わかりにくい内容かもしれません。それでも、僕らがこの世界で、大地にぐっと根を張るように生きるためには必要なものだし、そもそも自分たちの中に必ず存在しているものです。思い返せば、２０１８年の終盤はその部分のバランスを整える必要がある人たちと対話を重ねることが多くありありました。出逢う人も僕自身も、そんなタイミングだったのでしょうか。

以前、「この地球上にも、歴史上にも、あなたと同じ人は存在しない。」と恩師がよく言っていました。今、この地球上で同じ時代を生きる人の中に、そっくりな人はいるかもしれません。でも、同じ想いを持ち、同じ環境で育ってきた人はいません。歴史上においても、時代が違えば文化や文明、環境も違うから、仮に全く同じ赤ん坊が生まれたとしても、生きていく過程で違う人物に成長するのでしょう。

つまり僕らは、唯一無二の存在なのです。そして、何らかの役割を持って今の時代をこうして生きているはず。その役割を果たすために命を使うこと、それが使命なのだと僕は思うのです。でも僕らはつい、できない理由を並べてしまうことも多くて。自信がないとか、自己肯定感が低いとか。けれども、そもそも自己肯定感には高いも低いもないし、自分を信頼していない人なんてこの世には存在しません。

しかし、そんな唯一無二の存在がどうして、胸を張って生きにくい世の中であり、社会なのでしょうね。その原因を探せばいろんなことに行き着くのでしょうが、原因探しや犯人探しをするよりも、自分自身やまわりの大切な存在のために、胸を張って生きやすい環境を整える今を生きることが、まず先なのだと思います。それに何より、胸を張って生きにくい環境を選んでいるのは、他でもない僕ら自身ですから。

誰かのせいにするのではなく、自分の人生を自分で胸を張って選び、大切な人たちと心から笑いながら生きる、僕はそんな毎日がいいです。そして、そんな毎日を生きる人たち同士で、お互いをリスペクトし合いながら、対等な関係性で、持続可能な範囲でエネルギーを巡らせ合う、そんな世界がいいです。実際、唯一無二の存在同士が協力し合えば、意外と簡単に為し得る世界だと僕は思っています。

[ くらしのタネ #022 ]

僕らは、唯一無二の存在。

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この「くらしのタネ」は、あなたの人生を彩り、暮らしをより良くする花や実の種になるように、と祈りを込めて投稿しています。どんな芽が出るのか、どんな花が咲くのか、どんな実がなるのかは、種を育てるあなた次第になりますが。そんな「くらしのタネ」が、あなたの暮らしに彩りを加えることを信頼しています。

おわり

※ この記事は 2019 年 1 月 5 日に投稿したものを加筆、修正して 2021 年 7 月 14 日に再投稿しました。

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