【くらしノオト #323 】思い出も、関係性も、少しずつ。- 2019.12.23

Ver.1.0.0

福島で朝を迎え、盛岡で眠りについた１日。

2019/12/23(月)
冬至 ( とうじ ) 二十四節気
乃東生 ( なつかれくさしょうず ) 七十二候第六十四候

イトーヨーカドーで、みちこと待ち合わせた。元気そうで何より。そのまま店内を探検していると、ここにサイゼがあることを思い出す。サイゼリヤにはいつも、心が躍る。きっとそれは、愉しくサイゼ飲みを重ねてきたからではなかろうか。香港での思い出もあるし。ということで、サイゼでごはんを食べよう。

実際、食事というよりはサイゼ飲みな気分。みちこは車だし昼間だから、いつも通り一人で赤ワインを飲んでいた。すでに顔が真っ赤だけれど、それもいい。気の置けない友人との食事の時間は、自分の旅の醍醐味。その時間が積み重なって、よりよい未来とその道筋を描いてきた。今日は何が見えるのだろうか。

***

盛岡駅に辿り着いた。新幹線だと福島からでもあっという間で、仙台で乗り換えてもこんなに早い。その速さを相殺するかのように、最後は自分の足で、歩いて家路についた。生活を背負って歩く。旅先から家まで戻る、最後の儀式。歩いて家を出て、歩いて家に戻る。その道中には、雪がちらほらと残っていた。

まだ新しい、ハイカットの靴がこすれて痛い。やはり靴は大事だと、痛みから学んだ。時折、足元をゆるめながらマイペースに歩く。鉈屋町から４号線へと辿り着いたら、盛岡の家まではあと少し。さすがの東日本で、１８時前だと辺りは暗い。でも、妻と息子が帰るより少し先に、家に帰ることができそうだ。

***

妻と息子が帰ってきた。息子は玄関で少し身をかがめてこちらを見ながら、恥ずかしそうにしている。けれども、台所の床に置いていたミニカーの消防車を見ると、急いで靴を脱いで上がってきた。お風呂で、浴槽の下に落としていたのを、帰ってきてから救出しておいた。早速、役に立てたみたいでよかった。

ひさしぶりに、３人で食べる晩ごはん。息子はまだ、恥ずかしそうにはしているけれど、これまでとは様子が違う。少しずつ、息子の中に共通の記憶が積み重なっているということなのか。そして、自分という存在のことも。こうやって少しずつ積み重ねていくものなのだろうな。思い出も、関係性も、少しずつ。

目覚め　THE CELECTON FUKUSHIMA。
就寝　盛岡の家。

移動　福島駅 ⇒ 仙台駅 ⇒ 盛岡駅、東北新幹線やまびこ 137号仙台行・やまびこ 51号盛岡行。盛岡駅 ⇒ 東中野、徒歩。

午前　起床( 7:47 )、部屋でまったり・お風呂・ストレッチ・瞑想・ＰＣ作業・荷づくり・身支度・チェックアウト、待ち合わせ、歩いて移動、店内散歩・ファミレスで最初のごはん。
午後　ファミレスで最初のごはん・店内散歩、車で移動・歩いて移動、売店で探しもの、新幹線で移動・睡眠、乗り換え・売店で探しもの・ベンチで読書、新幹線で移動・読書、売店で探しもの、歩いて移動、家着・おやつ・炊飯の準備・荷物の片づけ・洗濯物干し。
夜　部屋の片づけ・荷物の片づけ・洗濯物たたみ・ごはんの準備・晩ごはん・洗いもの・まったり、車で移動、コインランドリーで乾燥・読書・洗濯物たたみ、車で移動、スーパーで買いもの、車で移動、家着・寝床の準備・洗濯物たたみ・お風呂・まったり、就寝( 22:17 ) 。

最初のごはん　赤ワイン、彩りイタリアンサラダ、アロスティチーニ、ほうれん草のソテー、ガーリックトースト、サラダ、オニオンソースのハンバーグ、ライス＠サイゼリヤイトーヨーカドー福島店
おやつ　白ごはん、麹南蛮＠盛岡の家
晩ごはん　白ごはん、味噌汁 ( かぼちゃ、玉ねぎ、油揚げ )、酢豚、玉子ふりかけ＠盛岡の家
飲み時間　ホワイトベルグ ( 350缶 ) ＠盛岡の家

Remember the World ５th season
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Chapter.YU-51
岩手県盛岡市 – MORIOKA/IWATE/JAPAN –
2019/12/23〜2020/01/12
Next destination
宮城県仙台市 – SENDAI/MIYAGI/JAPAN –
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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こばけんが日々の暮らしの中で体験している、
スキナトキニスキナコトヲスキナトコロデ、
という生き方。