【くらしノオト #076 】ここにもちゃんと、春が来ていた。- 2019.04.20

仙台で朝を迎え、いわきで眠りについた１日。

2019/04/20(土)
穀雨 ( こくう ) 二十四節気
葭始生 ( あしはじめてはえる ) 七十二候　第十六候

バスの中で本を読んでいると、自分の欲求に触れた。わかってほしいと思っている自分がいて、わかりたいと思っている自分がいる。＋とーの合わさった、いい状態なのかもしれないけれど、それぞれの欲求の出所を考えると根深いのだな、と思った。もしかしたら、これが自己解離の原因だったのかもしれない。

人はそもそも矛盾した生き物だけれど、その矛盾の中心に大切なものがある。どちらかに決める時代が終わり、今は多様に生きることが当たり前の時代へと移り変わってきた。その変化は、これまでの時代の移り変わりよりも厳しいのだと思う。今回は、自分で気づき、パラダイムを変えていく必要があるから。

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福島駅に到着すると、たけやに向かった。いつも通り、厨房かららぁめんを出す、小さな窓の目の前の席に座って、メンマと焼豚を肴にビールを飲み始めた。すると、外で待つお客さんも現れ始める。それなので、壁際のカウンターに移動してチュウハイを飲んでいた。その後、さらに外で待つお客さんが現れて。

その状況を目の当たりにして、涙が溢れそうになった。この店ができた頃からお邪魔しているけれど、こうやって行列ができるほどのお店になるなんて。それが自分のことのように嬉しい。壁際でそんな嬉しい涙を流しながら、そんな友人を持っている自分は幸せだなと思えた。ここにもちゃんと、春が来ていた。

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いつもと違ういわきの町。でも、遠野という名は岩手で聴き慣れてはいる。みっちゃんの車に乗せてもらって辿り着いたその町は、自分が知っているいわきとは違っていて、いわき市の大きさを再確認できた。宿に向かう前、お寺の境内から町を眺めると桜もまだ咲いていて、春の色が近くにも遠くにも見える。

今夜の宿は、谷間にある温泉宿。道路の向こうには川も流れている。駐車場から宿に向かうと、おじさん達が花見の準備をしていた。春の花に囲まれてＢＢＱをするのはとても愉しそう。このあとはまた平の方へ打ち合わせに行くのだけれど、それまでの時間はのんびりと、広い部屋でゆっくり過ごしておこうか。

目覚め　ORIT HOSTEL。
就寝　中根の湯旅館。

移動　仙台 ⇒ 福島、高速バス。福島 ⇒ いわき、自動車。

午前　起床( 7:17 )、まったり、瞑想、身支度、コモンルームでパソコン仕事、荷詰め、チェックアウト、歩いて移動、待合室で読書、バスで移動、読書、まったり、福島駅着、歩いて移動、らぁめん屋で飲み時間。
午後　らぁめん屋で飲み時間、迎え、車で移動、遠野町着、まったり、車で移動、宿着、荷物整理、身支度、迎え、車で移動。
夜　車で移動、平着、フードコートでおやつ、歩いて移動、打ち合わせ、車で移動、らーめん屋で晩ごはん、車で移動、コンビニで買い物、車で移動、宿着、まったり、温泉、パソコン仕事、まったり、就寝( 23:30 ) 。

最初のごはん　瓶ビール ( スーパードライ )、おつまみメンマ、焼豚、たけやセット＠らぁめんたけや
カフェタイム　マックフライドポテト、チキンナゲット＠マクドナルド平イトーヨーカドー店
晩ごはん　煮干しラーメン＠創作麺やま鳶
パソコン仕事　缶ビール ( 黒ラベル ) ＠宿の部屋

Remember the World ４th season
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Chapter.YU-15
福島県いわき市- IWAKI/FUKUSHIMA/JAPAN –
2019/04/20〜2019/04/21
Next destination
福島県福島市- FUKUSHIMA/FUKUSHIMA/JAPAN –
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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こばけんが日々の暮らしの中で体験している、
スキナトキニスキナコトヲスキナトコロデ、
という生き方。