【くらしノオト #100 】自由という言葉の意味。- 2019.05.14

盛岡で朝を迎え、盛岡で眠りについた１日。

2019/05/14(火)
立夏 ( りっか ) 二十四節気
蚯蚓出 ( みみずいずる ) 七十二候　第二十候

道端には、代掻きが終わって田植えを待つ田んぼが並んでいた。中には田植えが終わったところもある。いつもの、と思えるほどになった、オガールへと向かう時に通るこの道はいつも自分に、季節の大きな変化も些細な変化も教えてくれる。こんなにも景色の変化を愉しむことが、過去の自分にあっただろうか。

盛岡への帰りは道を変え、線路と高速道路の間を通るのがいつものルート。その道を走っていると、左側に寄って進む田植機を追い越した。この瞬間にも季節を感じる。田楽踊りや田植え祭りなど、田を人が囲う姿を見る機会はなかなか少ないのが残念ではあるけれど。命を紡ぐ一次産業の価値を身に沁ませたい。

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また今日も長らく昼寝をすることになった。今は何を切り替えているのだろうか。エネルギーの消耗が激しいことは実感している。ただ歳を重ねただけなのかもしれないけれど。つまり、正解はわからない。僕らが得ることができるのは結果的な部分であって、実行段階では自分自身の納得しか頼るものはない。

自由人と呼ばれるようになり、そのおかげで自由という言葉の意味を考えるようになった。それから自分が生きる世界との関わり方は変わったのだと思う。自らに由る、これ以上に自由を表せる言葉はない。選択肢がいくらでもあることは、ただの入口で、自分の想いに沿って選び、行動することに自由がある。

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季節を感じられる食べ物は、いつもの何倍も喜びを与えてくれる。昨日、たらの芽を貰い、それを天ぷらにして日本酒と一緒にいただいた。産直で山菜を見かけはしても、それらを買って帰って料理することは自分にはハードルが高いのか、見かけるだけで終わってしまうから。その機会を届けてもらえて嬉しい。

僕らの世界は、便利さの代償に、何かを失ってしまうもの。でも、不便を便利にすることが、１番わかりやすい利益の産み方。今でこそ思えるのは、その便利さを活かす前に、不便な中でも継続されてきたことを体験することの大切さ。体験を重ねれば、その本質も見えてくる。その上で便利さを利用すればいい。

目覚め　盛岡の家。
就寝　盛岡の家。

移動　盛岡 ⇒ 紫波 ⇒ 盛岡、自動車運転。

午前　起床( 7:06 )、ストレッチ、洗濯物干し、寝床の片付け、身支度、洗い物、最初のごはん、洗い物、ごみ出し散歩、身支度、妻と息子の送り、車で移動、産直で買い物、広場でパソコン仕事、図書館で読書、産直で買い物、車で移動。
午後　車で移動、スーパーで買い物、車で移動、家着、片付け、料理、昼ごはん、まったり、読書、睡眠、洗い物、カフェタイム、パソコン仕事、身支度、妻と息子の迎え、車で移動、服屋で探し物、車で移動、家着。
夜　料理、飲み時間、歩いて移動、スーパーで買い物、歩いて移動、家着、荷物の片付け、料理、晩ごはん、まったり、部屋の片付け、お風呂、ストレッチ、まったり、洗い物、パソコン仕事、まったり、料理、洗い物、読書、就寝( 3:04 ) 。

最初のごはん　白ごはん、味噌汁、ほうれん草、みつ葉の卵とじ＠盛岡の家
昼ごはん　トマトとツナのスープパスタ、白ごはん＠盛岡の家
カフェタイム　珈琲 ( マイルドカルディ ) ＠盛岡の家
飲み時間　ひや酒 ( 北あきたにごり酒 )、もやしのピリ辛炒り煮＠盛岡の家
晩ごはん　ひや酒 ( 廣喜純米酒磨き七割 )、たらの芽の天ぷら、ごぼうサラダ、焼き新巻鮭、白ごはん、味噌汁＠盛岡の家

Remember the World ４th season
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Chapter.YU-17
岩手県盛岡市- MORIOKA/IWATE/JAPAN –
2019/04/24〜2019/05/21
Next destination
新潟県新潟市- NIIGATA/NIIGATA/JAPAN –
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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こばけんが日々の暮らしの中で体験している、
スキナトキニスキナコトヲスキナトコロデ、
という生き方。