博多で朝を迎え、別府で眠りについた1日。
2018/10/23(火)
霜降 ( そうこう ) 二十四節気
霜始降 ( しも はじめて ふる ) 七十二候 第五十二候
いつも通り、チェックアウトの時間ぴったりに外に出た。中洲の端にあるカプセルホテル。夜とは全く雰囲気が違って、そのあたりを行き交うスーツ姿の人たちの様相も表情も違う。そんな中、バックパックを背負って歩く自分は、そのどちらにも属していない、また別の存在なのだろうな、なんて思いながら。
博多も都会なのだと思う。歩いていると自然に、そう頭の中に言葉が浮かんできた。見上げると、ビルの向こうに雨が降り出しそうな空が。天神バスターミナルまではあと少し。最後の信号待ちをしていると、パラパラと降り始めてきた。後ろで信号待ちをしている、ベビーカーの赤ちゃんが濡れませんように。
*
北浜にバスが辿り着く頃には雨が降り始めた。地下道を渡ってアーケードの中を歩きながら、タクシーで行こうか、歩いて行こうか、悩んでいた。結果としては、傘を買って歩くことに決める。洋三さんのアトリエに辿り着いたら、おでんが温まっている頃らしく、それを思いながら懐かしい道を歩こうと思って。
今年の3月ぶりに洋三さんのアトリエを訪ねた。今日からここに泊まらせてもらう。荷物を置いたら、早速温かいおでんをいただいて。優しくて温かい。ビールが欲しくなる。食べながら海藻の話や、ロシア革命や終戦時の満州の話と、いろいろと自分を問うことになる話を聴かせてもらえた。哲学な時間だった。
*
パソコン仕事をする場所を探しながら別府の街を彷徨った。リアルポイントはもう閉まっていて、他にパソコン仕事を進める場所が浮かんでこない。それなので、より道に向かうことに決めた。ひとつだけ空いていたカウンター席に座り、むぎの湯割りとぎんなんを注文する。相変わらずの賑わいで嬉しくなった。
この雰囲気にパソコンを出すことはせず、スマホで静かに言葉を綴っていった。そうやって過ごしていると、隣に大学生カップルが座った。しばらくしてから、3人で一緒に話し始める。この先に控えている就職活動のことを聴きつつ、二人のまっすぐで、きれいな音を聴かせてもらった。こんな出逢いも嬉しい。
目覚め ウェルキャビン中洲。
就寝 藤田洋三写真事務所。
午前 起床( 7:39 )、まったり、瞑想、身支度、チェックアウト、歩いて移動、立ち飲み屋で最初のごはん、歩いて移動、天神バスセンター着、コンビニで買い物、おやつ、チケット購入、ベンチで休憩、読書、バスで移動。
午後 バスで移動、睡眠、まったり、別府北浜着、歩いて移動、スーパーで買い物、歩いて移動、宿泊先着、昼ごはん、まったり、片付け、まったり。
夜 歩いて移動、居酒屋でスマホ仕事、飲み時間、歩いて移動、ラーメン屋で晩ごはん、歩いて移動、宿泊先着、まったり、就寝( 2:19 ) 。
最初のごはん かれいフライ定食 @立ち飲み
カフェタイム 白ごはん、おでん、くろめ佃煮、みかん、コーヒー @藤田家
晩ごはん むぎの湯割り、ぎんなん、赤武 @居酒屋 より道
晩ごはん ラーメン @久留米ラーメン 別府駅前店
Remember the World 3th season
======================
Chapter.YU-29
大分県別府市 – BEPPU/OITA/JAPAN –
2018/10/23〜2018/10/29
Next destination
大阪府大阪市 – OSAKA/OSAKA/JAPAN –
======================
まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
[ COSMOPOLITANS ] OFFICIAL PAGE
https://www.facebook.com/cosmoprojects/
小林豊が旅する暮らしの中で体験している、
スキナコトヲ スキナトキニ スキナトコロデ、という在り方。
そんな、自分らしく、しあわせに過ごしている日々の心の記録、それが旅LOG 。
この記録が、
未来に生きる人たちが、より自分らしく、しあわせな毎日を過ごすこと、
今を生きる人たちが、自分は自分のままでいいんだ、と自分に伝えること、
過去を生きる人たちが、ごめん、許して、から、ありがとう、に変わっていくこと、
そんなきっかけのひとつになることを信じて。
◻︎ 応援してもらえると嬉しいこと。| お知らせ【 11/21(木) 】
◻︎ 暮らしている場所の予定、などを更新しました。| お知らせ【 11/18(月) 】
◻︎ 2024-2025 応援・支援募集のお知らせ。| お知らせ【 8/23(金) 】
[ ここ1ヶ月の人気の投稿 TOP5 ]
No.1 – ユパさま、というメンター。| 旅が教えてくれたこと #009
No.2 – つまり推し活のような、そんな試みのふり返り。| いま、ここにあるもの #146
No.3 – 風をつかむ。| 旅の途中の #017
No.4 – その日が来るまで、もう少しだけ。| 旅の途中の #016
No.5 – ひと回りしたから見える、鏡に映った自分の姿。| いま、ここにあるもの #145
これまでもこれからも
心がおどる、たのしい日々を。
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。
– 自分らしく、しあわせに生きること –
COBAKEN LIFESTYELE LABO
1977年、広島生まれ。ファシリテーター。広島県竹原市と岩手県盛岡市の二拠点生活+旅。スキナコトヲ スキナトキニ スキナトコロデ、とういう生き方。ファシリテーターとして促すのは、目の前の相手の人生。
詳しいプロフィール ⇒ cobaken.net/profile