人と人とでつくる空間。【旅LOG – 2017.05.25】

– 旅LOG – 旅する暮らしの中での心の記録

名古屋で朝を迎え、名古屋で眠りについた１日。

2017/05/25(木)
小満 ( しょうまん ) 二十四節気
蚕起食桑 ( かいこおきてくわをはむ ) 七十二候　第二十二候

目覚め　あきさん宅。
就寝　あきさん宅。

午前　睡眠、相方と電話、ごろごろ、シャワー、瞑想、パソコン作業、歩いて移動、最初のごはん、パソコン作業、車で伊勢へ、
午後　外宮にお参り、歩いて移動、月夜見宮にお参り、歩いて移動、車で移動、月讀宮にお参り、車で移動、歩いて移動、昼ごはん、歩いて移動、内宮にお参り、車で移動、猿田彦神社にお参り、車で名古屋へ。
夜　車で移動、温泉、車で移動、タクシーで移動、晩ごはん、バータイム、タクシーで移動、睡眠。

最初のごはん　モーニング（コーヒー、トースト、ゆで卵）＠ジョーク
昼ごはん　てこね寿し平膳（てこね寿し、炊き合わせ、茶碗蒸し、小鉢、赤出し、漬物）＠すし久
晩ごはん　フェウドアランチョインツォリア 2015、前菜（ふき味噌、ぶりの煮付け、燻りたくわんのクリームチーズ添え、たらの芽のピクルス、わらび）、天ぷら（山うど、ねぎ坊主、わかさぎ、あずき菜、たらの芽、めごちのしそ巻き、よもぎ、たけのこ、車海老、ちち菜、こごみ、ふきのとう、しるこサンド、オールあずき）、湯葉サラダ、朴葉味噌焼、川口豆腐さんの寄せどうふ、天茶漬け、高山そば、豆乳プリン＠月の庭

あきさん宅を出て、朝ごはんを食べに向かう。ジョーク。前回はランチを食べに来たところ。その時の記憶がよみがえる。やはり、記憶は場所に宿ってるもの。そうやって人が想いを馳せ、長らく続いて来たお店が好き。食堂、洋食屋、酒場、喫茶店、本屋、八百屋、酒屋など。複数の人で創った世界観がある。

そんなお店を訪ねるのが好き。そこには街の雰囲気も含まれていて、暮らしを凝縮して感じることができる場所。そんな場所を自分もつくりたい。人と人とでつくる空間をカタチにしたい。それを永らく続けていきたい。今回の日本縦断の旅では、それを強く感じる。それはきっと、すでに存在している未来。

これまで伊勢にお礼参りに来れなかった理由がわかった気がした。今日だからお礼を述べることができるんだと思う。この場所を通じて、自分自身に感謝を伝えること。まだ人生の途中だけど、前回ここに来てからでいえば、ひとつの大きな変化があった。本来のバランスに戻ること。今回はそのお礼を伝える。

月夜見宮のご神木に再会する。逢いに行きたい樹のひとつ。変わらずここで待ってくれていた。ここに来た時の記憶がよみがえる。その時もこうして目をつぶり、両手で樹に触れていた。樹からたくさんのエネルギーを受け取る。この感覚が大切なのだと思う。こんな風に、いつも巡っているのが僕らの世界。

帰りは、あきさんに代わって自分が車の運転をした。初めて運転する車の様子を確かめながら、名古屋に向かって走っていく。途中、亀山ＰＡあたりから渋滞し始めた。車が前に進まなくなる。ここで渋滞にイライラしていた昔の自分が頭に浮かんだ。でも、今は渋滞にイライラする自分はいない。穏やかに。

先に予定がない、というのはひとつある。あと、生き急ぐことがなくなったのも違い。自分で自分を追い立て、思い込みだらけの世界をつくりあげていた。ねばならない、という言葉に囲まれて、息苦しい毎日を過ごしていた。それは、今だから思えることだけど。とにかく、認めてもらうために必死だった。

小林豊が旅する暮らしの中で体験している、

スキナコトヲスキナトキニスキナトコロデ、という在り方。

そんな、自分らしく、しあわせに過ごしている日々の心の記録、それが旅LOG 。

この記録が、

未来に生きる人たちが、より自分らしく、しあわせな毎日を過ごすこと、

今を生きる人たちが、自分は自分のままでいいんだ、と自分に伝えること、

過去を生きる人たちが、ごめん、許して、から、ありがとう、に変わっていくこと、

そんなきっかけのひとつになることを信じて。

FIND THE WORLD ８th season
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Chapter.YU-40
愛知県名古屋市 – NAGOYA/AICHI/JAPAN –
2017/05/24〜2017/05/26
Next destination
愛知県豊橋市 – TOYOHASHI/AICHI/JAPAN –
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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