ひとつの儀式。【旅LOG – 2017.05.05】 - 小林豊公式ホームページ

– 旅LOG – 旅する暮らしの中での心の記録

大船渡で朝を迎え、大船渡で眠りについた１日。

2017/05/05(祝・金)
立夏 ( りっか ) 二十四節気　
蛙始鳴 ( かわずはじめてなく ) 七十二候　第十九候

時間は正午を少し過ぎたくらい。カメラと封筒を持って外に出た。相方と二人で大船渡市役所へ。二人が何となく選んだのは今日、５月５日。立夏であり端午の節句。初めて入る市役所で窓口を探し、当番の職員さんに書類を手渡す。ロビーで大船渡のパンフレットや地図を眺めながら、再び呼ばれるのを待った。

諸々の確認が終わり、婚姻届が受理された。これで戸籍上の手続きは終わり。きっと、実感するのはこれからだと思う。特に名字が変わる相方の方がその機会は多い。もともとの二人の関係性に公の認識が加わった。入籍、というひとつの儀式。終わりであり、始まりであり。ひとつの通過点を過ぎ、次に向かう。

*

市役所を出たらそのまま、天照御祖神社に向かった。相方から聴いて知ってはいたけど、初めて訪れる場所。今日の入籍の報告に。話しながら坂を登り終えた先には、日当たりのいい公園が待っていた。新緑がキレイに輝きながら、僕らを迎えてくれる。次は読書しに来よう。日向のベンチに座ってのんびりと。

お参りを終え、二人でご神木の前に向かった。それぞれが幹に手を当てる。どうして今日までここに来れなかったのか。僕はそう問いかけた。その理由は重要ではない。今の為に必要だったということ。と頭の中に響く。そうだと思う。すべては今という瞬間のために。これは、過去でも未来でも変わらない真実。

*

１日３時間以内、２１時までに終えること。自分で定めた、パソコンでの作業をする時間の約束。でも、今日も終わる時間を超えて、作業を続けていた。そんな日もある。大船渡に戻る頃からずっと、自分に問いかけ続けたこと。自分にとって楽しいこと、好きなこと、それらがまた見えてきたから。嬉しい。

この先の人生の中でやり続けること、それを確認する機会もらっていた。それもあり、言葉を打ち込む作業自体がいつもより楽しい。自分はそんな単純な人間。やりたいことをやり続ける、それができる環境を与えてもらっている。それはこれからも変わらずに。当たり前ではない。でも、誰にでもある環境。

目覚め　大船渡の家、相方と二人。
就寝　大船渡の家、相方と二人。

午前　お風呂、瞑想、読書、パソコン作業、最初のごはん、洗い物、パソコン作業。
午後　車で移動、市役所で手続、車で移動、歩いて移動、神社にお参り、歩いて移動、車で移動、買い物、アニメ鑑賞、睡眠。
夜　睡眠、パソコン作業、晩ごはん、洗い物、パソコン作業、お風呂、瞑想、パソコン作業、読書。

最初のごはん　シーチキンライス＠大船渡の家
晩ごはん　ちらし寿司、小松菜と油あげの味噌汁、イカステーキ、もやしときゅうりのナムル＠大船渡の家

FIND THE WORLD ８th season
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Chapter.YU-33
岩手県大船渡市 – OFUNATO/IWATE/JAPAN –
2017/04/25〜2017/05/10
Next destination
宮城県仙台市 – SENDAI/MIYAGI/JAPAN –
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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小林豊が旅する暮らしの中で体験している、
スキナコトヲスキナトキニスキナトコロデ、という在り方。
そんな、自分らしく、しあわせに過ごしている日々の心の記録、それが旅LOG 。