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– 旅LOG – 旅する生活の記録
2016/08/04(木)
二十四節気 大暑 ( たいしょ )
七十二候 第三十六候 大雨時行 ( たいう ときどきに ふる )
蒲郡のホテルで迎えた朝。
広めの和室の天井が目の前に広がる。
起き上がり、カーテンを開けると竹島が。
空も青く晴れて、海もキレイな青い色。
早速、展望浴場で身体を温める。
海と空を眺めながら、ゆっくりと半身浴。
今朝は子供たちが元気な声が聞こえてくる。
なんとも言えない、のどかな時間。
部屋に戻ってから、心地いい音を聴いた。
パソコンも開いて、下書きを書き込む。
この、朝の時間があることが大切みたい。
動くと、夜に聴けないことが増えてきた。
朝ごはんを食べに、2階に下りた。
家族連れがたくさん、楽しそうに見える。
バイキングで食べたいものを選んで座った。
食後は珈琲を飲みながら、本を読む。
部屋に戻ると、ゆっくりと瞑想をした。
なんとなくだけど、いい感じに入れた感じ。
ゆっくりと呼吸を続けながら、流していく。
今というタイミングに、しっかりと重力を。
時間までは、部屋で作業のつもりだった。
敷いてあった布団につい、横になる。
旅立つ準備に必要な時間のギリギリまで。
何気に疲れているんだと思う。
チェックアウトの後はロビーでそのまま。
常さんを待ちながら作業を進める。
ソファに腰掛けてゆっくりと。
外には、竹島に訪れた人がたくさんいた。
夏休みの旅行を楽しむ家族連れの姿。
一人で旅をしている自分とは違う雰囲気が。
これが、旅と旅行の違いなのかもしれない。
昔は、この姿を見ると寂しくなっていた。
蒲郡駅前の方まで歩いてみることに。
日陰を縫うように細い路地を歩いていく。
観光地よりも暮らしを感じれる場所がいい。
生活の音が、両サイドから入ってくる。
残念ながら、常さんは忙しいみたい。
それなので、蒲郡を離れることに決めた。
やり残したことが気がかりではある。
それもきっと、必要なタイミングなはず。
駅の立ち食いのお店で、きしめんを。
立ち食いに弱い自分は健在だった。
昨日とは違う味と雰囲気を味わった。
これで安心して、電車に乗ることができる。
電車に揺られて名古屋駅に向かった。
車内で、気づきの出来事をもらう。
何でも、大人が先に心がければそれでいい。
子供らはそれを見て、自然と行うから。
名古屋駅に到着し、どう過ごすかを考える。
バスの代金を支払って、ベンチに座った。
結果、ネットカフェで過ごすことにした。
甘い誘惑に照れながら、狙ったお店に入る。
まずは炭酸水で、喉の渇きを潤した。
そして、漫画を読んだり、仮眠をとったり。
パソコンでの作業も一応やってみる。
これはこれで良かったんだと、結果思った。
外に出てだいきと電話で打ち合わせ。
ワークショップのこととグループのこと。
それと、ここ最近のこと、これからのこと。
楽しい未来に向かっていることがわかる。
目の前にあることに集中すること。
人が喜ぶことを、今自分ができること。
あるものに目を向けること、自分ごと。
ここ数年の集大成が、もうすぐやってくる。
そしてバスの時間まで、心地いい音を聴く。
ほんの少しだけど、タイミングが合った。
相方という存在の有り難さを感じる。
一人では成し得なかったことだらけ。
時間になり、バスに揺られて大阪へ。
途中からは一人で座ってゆったりと。
なんだか、3時間の移動が短く感じた。
そしてあっという間に大阪に到着する。
そのまま広島まで向かうことに決めた。
吉野家でお腹を満たしてからバスに乗る。
また少し、心地いい音を聴くことができた。
また明日、聴けることを楽しみに。
2階建バスの1階席に初めて座った。
いつもと違う景色が目の前に広がる。
シートを倒して眠る準備は完了した。
目覚めた頃には広島に到着してるはず。
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小林豊が旅する生活の中で体験した、スキナコトヲ スキナトキニ スキナトコロデ、という生き方。
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1977年、広島生まれ。ファシリテーター。広島県竹原市と岩手県盛岡市の二拠点生活+旅。スキナコトヲ スキナトキニ スキナトコロデ、とういう生き方。ファシリテーターとして促すのは、目の前の相手の人生。
詳しいプロフィール ⇒ cobaken.net/profile