白い世界。【旅LOG – 2017.11.21】 - 小林豊公式ホームページ

– 旅LOG – 旅する暮らしの中での心の記録

盛岡で朝を迎え、盛岡で眠りについた１日。

2017/11/21(火)
立冬 ( りっとう ) 二十四節気
金盞香 ( きんせんかさく ) 七十二候　第五十七候

目覚め　盛岡の家。
就寝　盛岡の家。

午前　睡眠、子守、身支度、ゴミ出し散歩、子守、パソコン作業、瞑想、パソコン作業、最初のごはん。
午後　読書、睡眠、子守、車で移動、灯油を購入、車で移動、パソコン作業、子守、動画鑑賞、呑み時間。
夜　晩ごはん、パソコン作業、お風呂、子守、読書、パソコン作業、睡眠。

最初のごはん　野菜炒め盛り味噌ラーメン、白ごはん、麹南蛮＠盛岡の家
呑み時間　ルビーベルグ、ホワイトベルグ、ジャーマンポテト、こんにゃくの味噌煮＠盛岡の家
晩ごはん　白ごはん、味噌汁＠盛岡の家

目を覚ますと、部屋の空気は昨日よりは暖かくて。でも、障子越しに飛び込んでくる光が妙に明るい気がする。布団から出て障子を開けると、白い世界が僕らを迎えてくれた。雪の綺麗な白い色。何にも染まっていない、何にでも染まれる色。そんな雪のような人に憧れを持つ自分には、とても嬉しい朝になった。

ちょうど今日は燃えるゴミの日。自分が持つ最強のアウターを着て外に出る。もちろん、カメラも持参して。まだまだ雪に飽きない、西日本の沿岸部出身の自分としては、心が躍って仕方ない。まるで子供のように。こんなに愉しいゴミ出し散歩は初めてだと思う。季節の移ろいを感じられる、静かで大切な時間。

晩ごはんの準備と子守とで、自分は子守担当になった。子を腕に抱き、コタツに座る。少しでもパソコン作業を進めようと片手を伸ばすと、微妙な変化に子は気づいて泣きかける。それなので、ぐっすりと眠るまでは作業は諦め、子との時間を愉しむことにした。明日は旅立ちの日だから、ちょうどいいのかも。

旅立つ前だからやっておきたいこともあるけど、そこはメリハリをつけ、今はのんびり家族と過ごす時間に。自分は毎日休みのように生きてはいるけど、仕事自体は年中無休。毎日必ず、何らかの仕事がある。だからこそ、こんな時間が大切なのだと思う。どっちつかずで焦って作業しても、結果は変わらない。

風呂から上がり、次は相方がお風呂に向かった。ご機嫌良さそうに過ごしていた子を抱き、布団の方に向かう。そして、元気に泣き始める子。あやしてもあやしても、泣き声は大きくなるばかり。次の作戦は歩きながらあやすこと。結果的にだけど、脱衣所まで行くと聴こえる、お風呂の換気扇の音で泣き止んだ。

前の旅立ちの前日もこんな感じだった。乳をたくさん飲み続け、お腹にたまった乳で苦しみ、眠りたいけど眠れない、それが前回の時。様子を伺うと、今回もそのような感じではある。旅立ちの前は大人の心が多様なのかも。不安や寂しさ、歓びや希望など、いろんな感情を受け取ってくれているのかもしれない。

Remember the World １th season
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Chapter.YU-42
岩手県盛岡市 – MORIOKA/IWATE/JAPAN –
2017/11/16〜2017/11/22
Next destination
東京都中央区 – CHUOU/TOKYO/JAPAN –
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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小林豊が旅する暮らしの中で体験している、
スキナコトヲスキナトキニスキナトコロデ、という在り方。
そんな、自分らしく、しあわせに過ごしている日々の心の記録、それが旅LOG 。