– くらしのタネ –
今回は、「 タイミングを信頼する 」というテーマで言葉を綴りました。
自分の思う通りにいかないことは、あまり楽しいことではありません。大人になればなるほど、いろんな我慢を自分に強いてしまう人も多いのではないでしょうか。けれども、もしそれが、愉しいことになったら、毎日の暮らしはどんな風になるのでしょう。今回はそんな、タイミングを信頼する、ということについて言葉にして投稿しました。
– タイミングを信頼する –
タイミングを信頼することって、とても大切だと思うのです。僕らはそもそも、タイミングに生かされながら毎日を生きています。そのタイミングを引き寄せ、機を掴むことは可能ですが、コントロールできるものではありません。それらはどうやら、ご縁などと呼ばれる目に見えないつながりで、自分が進むべき道を進むために、最適なタイミングで出来事がやってくるもの、みたいです。
哲学者である森信三氏が、こんな言葉を遺されています。” 人間は一生のうち逢うべき人には必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に。” 自分の出逢いを相対的に比べることはできないので最高かどうかはわかりませんが、自分が出逢う必要がある人に、最適なタイミングで出逢うということは実感しています。しかもそれは、時を経てふり返ってからではないと、その最適さはわかりません。
僕らはつい、そうやって受け取った出逢いや出来事を、良いか悪いか判断してしまいがちです。だからこそ、判断を保留することが必要なのですが、そもそも出逢いや出来事に、良いも悪いもありません。受け取る僕らが、自分の都合で勝手に判断しているだけで、同じ出逢いや出来事だとしても、良いか悪いかの理由も含めれば、人の数だけの受け取り方が存在します。
人生で起こることは、すべて贈り物で、僕らが自分の進むべき道を進むために与えられているものであり、引き寄せているものだと思うのです。そんな風に出逢いや出来事を受け取れば、素直に必要な体験を得ることができます。そしてまた、次の贈り物を愉しみながら開け、さらに必要な体験を得て、これからの自分の人生をそうやって、生きていくことになります。
そんな中で、人事を尽くすこと、です。自分が選び、与えられた環境で、今の自分にできることを積み重ねていくことです。しかも、心踊らせ愉しみながら。そんな状況で、うまくいかないはずがありません。それに、そうやって動いた先にはまた、心が踊る未来が近づいてきてくれるでしょうね。そうやって人は、天命を引き寄せながら、楽に愉快に、自分の人生を生きていくのだと思います。
[ くらしのタネ #017 ]
出逢いや出来事を愉しむ。
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この「 くらしのタネ 」は、あなたの人生を彩り、暮らしをより良くする花や実の種になるように、と祈りを込めて投稿しています。どんな芽が出るのか、どんな花が咲くのか、どんな実がなるのかは、種を育てるあなた次第になりますが。そんな「 くらしのタネ 」が、あなたの暮らしに彩りを加えることを信頼しています。
おわり
※ この記事は 2018 年 12 月 31 日に投稿したものを加筆、修正して 2021 年 4 月 28 日に再投稿しました。
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これまでもこれからも
心がおどる、たのしい日々を。
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。
– 自分らしく、しあわせに生きること –
COBAKEN LIFESTYELE LABO
1977年、広島生まれ。ファシリテーター。広島県竹原市と岩手県盛岡市の二拠点生活+旅。スキナコトヲ スキナトキニ スキナトコロデ、とういう生き方。ファシリテーターとして促すのは、目の前の相手の人生。
詳しいプロフィール ⇒ cobaken.net/profile