【くらしノオト #260 】火が持っている力。- 2019.10.21

Ver.1.0.1

柳川で朝を迎え、矢部村で眠りについた１日。

2019/10/21(月)
寒露 ( かんろ ) 二十四節気
蟋蟀在戸 ( きりぎりすとにあり ) 七十二候　第五十一候

笠原にある徳さん宅を通り過ぎ、更に山の方へと進んで行った。そこにクターデンはあって、元幼稚園を改装した建物からは、いい感じの雰囲気が醸し出されている。ちょうど１年前にうずしおに居た時、オーナーシェフである金沢さんもゆっこさんを訪ねて来られて。１年越しに叶った再会であり、来店であり。

美味しいパンと料理をいただきながら、お元気そうな金沢さんのお話も聴くことができた。いつの日かここで、薪ストーブに当たりながら熱燗が飲みたい。この空間に腰掛け、窓の外の雪景色を眺めながら飲む酒は格別だと思う。そんな季節に来れるといいな。できれば今日みたいに、気の置けない仲間と一緒に。

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江田くん宅の山で、たけのこの時期に向けての間引きのお手伝い。竹原の小吹地区の間引きを手伝ったのが懐かしい。それに、ノコギリを曳くという感覚も懐かしくて。自分がかつて生きてきた、家づくりの世界のことを思い出す。山を滑り降りるのも久しぶり過ぎて、明日以降に出るであろう筋肉痛が怖ろしい。

放置竹林の問題はいろんな地域にある。別府では竹細工用の竹の切り出し手不足な話もあった。耕作支援隊を作り、高齢化した農家さんを手伝う、そんな妄想をしていた頃を思い出す。あの当時、やりたいことはたくさんあったけれど、カタチにできたことはほとんどない。今の自分だからできることは何だろう。

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火を見ていると落ち着くというか、不要な思考が遠のいていく感覚がある。火が持っている力にもいろいろあるみたい。焚き火をするのなんて、いつぶりだろうか。空が段々と薄暗くなり、段々と晩ごはんの準備も進んでいった。切ってきたばかりの竹を使った、かっぽ酒をいただいた。いろんなことが美味しい。

家庭料理とお酒でお腹を満たすと、焚き火から離れて田んぼの方へ。光がないところで空を見上げると、とても星がきれいで。モルタルで舗装された坂道に横になり、そのまま星を眺めた。とても贅沢な時間。星空は、そこにあるだけでこんなにもきれいで、自分の中にあるノイズもきれいに消し去ってくれた。

目覚め　えほん&スナックうずしお。
就寝　江田家。

移動　柳川 ⇒ 笠原 ⇒ 矢部、自動車。

午前　起床( 7:30 )、シャワー・瞑想・ストレッチ・荷づくり・最初のごはん、車で移動・スーパーで買いもの・車で移動・酒屋で買いもの・車で移動。
午後　洋風家庭料理屋で昼ごはん・車で移動、宿泊先着、歩いて移動・竹林で間引き・歩いて移動、宿泊先着、歩いて移動・古民家見学・薪運び・歩いて移動・川でまったり・歩いて移動、宿泊先着・庭で焚き火・晩ごはん。
夜　庭で焚き火・飲み時間・星空観察・飲み時間、お風呂・飲み時間・星空観察・飲み時間、就寝( 1:17 ) 。

最初のごはん　カレー＠えほん&スナックうずしお
カフェタイム　パン、冬瓜のスープ、サラダ、グリルソーセージと野菜のプレート、珈琲＠クターデン
庭で晩ごはん・飲み時間　缶ビール ( )、鯛の刺身、たらおさ、がめ煮、ひや酒 ( 繁枡、月下の酒 )、かっぽ酒 ( 繁枡 )、焼さざえ、ポテトチップス佐賀味、白ごはん、鯛のあら汁＠江田家
居間で飲み時間　缶ビール ( スーパードライ )、ひや酒 ( 月下の酒 )、醤油の実、梅干し＠江田家

Remember the World ５th season
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Chapter.YU-37
福岡県八女市 – YAME/FUKUOKA/JAPAN –
2019/10/21〜2019/10/22
Next destination
福岡県柳川市 – YANAGAWA/FUKUOKA/JAPAN –
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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こばけんが日々の暮らしの中で体験している、
スキナトキニスキナコトヲスキナトコロデ、
という生き方。