【くらしノオト #004 】人生はリセットできないけれど。- 2019.02.07

竹原で朝を迎え、竹原で眠りについた１日。

2019/02/07(木)
立春 ( りっしゅん ) 二十四節気
東風解凍 ( はるかぜこおりをとく ) 七十二候　第一候

竹原の家で過ごしていたここ数日の中で何度か、自分の内側にある罪悪感を実感した。やはり記憶は場所に宿るものなのだと思う。自分にとって竹原のまちは世界で一番、良いも悪いも記憶が多い場所だから、過去のいろんな自分が存在している場所でもある。だからこそ大切な故郷であり、大好きな町でもある。

そんな過去のいろんな自分を置き去りにせず、ネガティブな想いもきれいに拭って、より今を生きられる自分で毎日を過ごしたい。今こうして竹原の家で過ごしている時間は、そのために与えられたチャンスなのだと思う。妻も息子も一緒に。人生はリセットできないけれど、何度でもやり直せるものだと思う。

*

連絡したら居るみたいだったから、缶ビールをお土産にさげ、３人で歩いて出かけた。竹原の家から５分程歩き、最後は阿此比の坂道を登っていった。坂の上にある親戚宅にお邪魔する。ここは、父方の祖父の妹夫婦の家で、自分にとっては少なくなってきた祖父母世代の、竹原の家に戻ってきた時に訪ねる場所。

去年に戻ってきた時にもお邪魔していたから、息子の成長ぶりに驚いてもらえた。そして息子は人見知りを発動する。でも、一緒に遊んでもらっているうちに慣れてきたみたいで、ビールをいただきながらその姿を眺めさせてもらっていた。そして、晩ごはんの時間が近づき、真っ赤な顔をして親戚宅を後にした。

*

スーパーでパンを買う、というミッションを持って夜の散歩に出かけた。盛岡に比べると断然暖かいけれど、人はその場の寒さに慣れるもので、夜は寒いと思ってしまう。頬に冷たい風を当てながら空を見上げると、空気が冷たく冷えている分、星がきれいに見えた。まちの灯りが少ないからこその特典だと思う。

閉店前の静かなお店に入り、妻が好きそうなパンを探してみた。さてどうしよう。そして、さっと２品選んでレジへと向かった。あとは、家まで無事にたどり着けばミッションコンプリート。家に着くまでが遠足というくらいだから、家に着くまでがミッションを持った夜の散歩なのだと思う。さて、家に戻ろう。

目覚め　竹原の家。
就寝　竹原の家。

午前　起床( 10:07 )、まったり、寝床の片付け、瞑想、カフェタイム、洗い物、パソコン仕事。
午後　パソコン仕事、最初のごはん、カフェタイム、洗い物、読書、パソコン仕事、身支度、車で移動、コンビニで立ち読み、車で移動、酒屋で買い物、車で移動、家着、歩いて移動、親戚宅で飲み時間。
夜　歩いて移動、家着、まったり、晩ごはん、まったり、お風呂、身支度、歩いて移動、スーパーで買い物、歩いて移動、家着、パソコン仕事、動画鑑賞、まったり、就寝( 22:41 ) 。

最初のごはん　５分づきごはん、鍋＠竹原の家
カフェタイム　珈琲 ( 無印オリジナルブレンド ) ＠竹原の家
親戚宅で飲み時間　缶ビール ( スーパードライ )、いか、チーカマ＠親戚宅
晩ごはん　缶ビール ( スーパードライ )、鍋うどん、ほうれん草と卵の炒め物＠竹原の家
パソコン仕事　バターロール、バゲット＠竹原の家

Remember the World ４th season
======================
Chapter.YU-06
広島県竹原市 – TAKEHARA/HIROSHIMA/JAPAN –
2019/02/03〜2019/02/12
Next destination
岩手県盛岡市 – MORIOKA/IWATE/JAPAN –
======================
まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
[ COSMOPOLITANS ]　OFFICIAL PAGE
https://www.facebook.com/cosmoprojects/

こばけんが日々の暮らしの中で体験している、
スキナトキニスキナコトヲスキナトコロデ、
という生き方。