柔らかな光。【旅LOG – 2017.09.20】 - 小林豊公式ホームページ

– 旅LOG – 旅する暮らしの中での心の記録

竹原で朝を迎え、竹原で眠りについた１日。

2017/09/20(水)
白露 ( はくろ ) 二十四節気
玄鳥去 ( つばめさる ) 七十二候　第四十五候

目覚め　竹原の家。
就寝　竹原の家。

午前　睡眠、読書、片付け、掃除、シャワー、瞑想、アナログ作業、最初のごはん、パソコン作業、身支度、歩いて移動、墓参り、歩いて移動、墓参り、歩いて移動、役所で手続き、歩いて移動。
午後　カフェでパソコン作業、アナログ作業、歩いて移動、パソコン作業、読書、晩ごはん、パソコン作業。
夜　歩いて移動、バータイム、歩いて移動、待ち合わせ、歩いて移動、呑み時間、歩いて移動、バータイム、歩いて移動、締め、歩いて移動、睡眠。

最初のごはん　三分づきごはん、鶏の照り焼き、ズッキーニの味噌にんにく炒め、ごぼうと人参のきんぴら、ゴーヤと油揚げの煮物＠竹原の家
カフェタイム　ホットコーヒー、ハートランド、スナック菓子、グリルベーコン＠ヒロハウス
晩ごはん　スーパードライ、ラタトゥイユ、ポテトサラダ、手羽元のさっぱり煮＠竹原の家
バータイム　オリエンタル、ナッツ、マティーニ＠Bar Roberta
呑み時間　キリンラガー、スーパードライ＠道草
バータイム　余市、スナック菓子＠セピア
締め　キリンラガー、おでん、お好み焼き、ネギ焼き＠王将

今日は、秋の彼岸入り。市役所に用事を済ませに行く前に、ゆっくりと散歩しながら墓参りに向かう。驚くような青空の下、サンダルにジーンズ、黒いＴシャツを着て、トートバックを左肩から斜めにかけて外に出た。たまに立ち止まり、カメラを構えて、自分なりの構図で何度かシャッターを押す。

そんな風に町並み保存地区を歩いていると、子供の頃の自分と重なった気がした。小学校に向かう自分と、寄り道しながら家に帰る自分と。ガラスに写るのは今の自分だけど、この道を何度も、何度も通って過ごしてきた、その時の自分が見える気がした。何だろう、この感覚。過去が今に詰まっている。

市役所での用事を済ませると、そのまま駅の方に向かって歩いた。駅に向かう道路は１部工事中で、その側を歩くとアスファルトの匂いが鼻に向かって流れてくる。工事をする人たちの広島弁が、自分は今、広島に居るのだということを実感させてくれた。そしてのんびりと、穏やかに時間が流れていく。

そうして辿り着いたヒロハウスの店の中は、外の光がまぶしくて、逆にとても暗く見えた。すぐに目が慣れてきて、見慣れた顔のお客さん達が見える。挨拶をして、カウンターの、いつもより５つ奥の席に腰掛けた。パソコンを広げ、ホットコーヒーを注文する。さて、頭の中の言葉を打ち出してしまおう。

今夜は、ヒロハウスで出逢った後輩と飲みに行くことになった。晩ごはんを食べ終え、待ち合わせの時間よりもだいぶ早く家を出る。今日は路地を歩きたい気分。榎町から、つぼみ公園の裏側の道を歩き、旧国道に出た。その先に見える交差点が街灯の光を浴びて、柔らかいオレンジ色に包まれている。

その交差点を右に曲がり、直ぐを左に曲がるとその先に、照明に照らされた扉が見える。少し赤みがかった木の、その扉を開けると、静かに空間が広がっていた。Bar Roberta 。懐かしい顔のマスターは、奥で洗い物をしているらしい。彼が出てくるまで、静かに本を読みながら過ごしておくことに決めた。

Remember the World １th season
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Chapter.YU-25
広島県竹原市 – TAKEHARA/HIROSHIMA/JAPAN –
2017/09/15〜2017/09/21
Next destination
広島県廿日市市 – HATSUKAICHI/HIROSHIMA/JAPAN –
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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小林豊が旅する暮らしの中で体験している、
スキナコトヲスキナトキニスキナトコロデ、という在り方。
そんな、自分らしく、しあわせに過ごしている日々の心の記録、それが旅LOG 。