盛岡で朝を迎え、盛岡で眠りについた1日。
2019/06/09(日)
芒種 ( ぼうしゅ ) 二十四節気
蟷螂生 ( かまきり しょうず ) 七十二候 第二十五候
台所から、妻が息子を叱る声が聴こえてくる。大丈夫かな。そう思いながらも起きることはできず、目をつぶったまま横になっていた。そろそろ起き上がろうか、とも思ってはいる。思考だけを動かしながら布団の中で過ごしていると、またいつの間にか眠りについていた。昨日、そんなにたくさん飲んだっけ。
次に目覚めたのは11時。一応、午前中に起きることはできた。身体をぐーっと伸ばしてから起き上がると、台所の方へと歩いていった。妻はいつも通り、作り置きおかずを作っていて、息子は元気に遊んでいる。出来あがったばかりのおかずをつまみ食いして、またしばらくはぼーっと過ごしていた。まだ眠い。
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晩ごはんに使うビーフンを買いに出かけた。息子を誘うと乗り気だったから、2人で歩いて向かう。息子は、家を出てからお店まで、初めてすべて歩くことになった。大人の足で徒歩5分程度の道のりだけど、自分が認識している中では、息子にとっての最長記録。そうやって知らぬ間に、人は成長していくもの。
帰り道は別のルートから家に戻る。疲れたのか、ほんの少し歩いたところで抱っこを要求してきた。そして、きれい、きれい、と空を眺めながら言っていた。息子は覚えていないかもしれないけれど、二人の共通の思い出。何でもないことだけれど、彼が自分を生きる中での、自分を形成する要素の些細なひとつ。
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鶏むね肉を切ると、袋に入れて塩麹をまぶした。洗い忘れていたダッチオーブンを洗って火にかけるまでの、ほんの少しの間だけれど、これで柔らかくなってくれると嬉しい。晩ごはんはもう食べ終えたけど、息子が眠った後に何となく小腹が空いた気がして、鶏肉を焼くことになった。酒の肴としても丁度いい。
焼きあがった鶏むね肉は充分に柔らかくて、皿に汁気が残るくらいにふっくらとしていた。ほんの少しの間まぶしていただけなのに。たまには鶏もも肉の脂を欲することはあるけれど、やっぱりむね肉の方が好きだから、こんな風により美味しく食べることができる塩麹の力に感謝しつつ、お腹を満たしていった。
目覚め 盛岡の家。
就寝 盛岡の家。
午前 起床( 11:00 )、まったり、寝床の片付け、まったり。
午後 まったり、料理、最初のごはん、洗い物、まったり、読書、睡眠、まったり、身支度、歩いて移動、スーパーで買い物、歩いて移動、家着、片付け、まったり。
夜 料理、晩ごはん、洗い物、寝床の準備、まったり、お風呂、ストレッチ、読書、料理、夜食、洗い物、まったり、就寝( 23:26 ) 。
最初のごはん 白ごはん、野菜スープ、きゅうりの辛子漬け @盛岡の家
晩ごはん 白ごはん、焼きビーフン、中華スープ @盛岡の家
夜食 鶏むね肉の塩麹焼き、ひや酒 ( 北あきた にごり酒 ) @盛岡の家
Remember the World 4th season
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Chapter.YU-19
岩手県盛岡市- MORIOKA/IWATE/JAPAN –
2019/06/03〜2019/06/19
Next destination
福島県福島市- FUKUSHIMA/FUKUSHIMA/JAPAN –
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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こばけんが日々の暮らしの中で体験している、
スキナトキニ スキナコトヲ スキナトコロデ、
という生き方。
そんな、自分らしく、
しあわせに過ごしている日々の心の記録、
それが「 くらしノオト 」。
この記録が、
未来に生きる人たちが、より自分らしく、
しあわせな毎日を過ごすこと、
今を生きる人たちが、自分は自分のままでいいんだ、
と自分に伝えられること、
過去を生きる人たちが、ごめん、許して、から、
ありがとう、に変わっていくこと、
そんなきっかけになることを信じて、
自分の中で響いた音を綴っています。
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スキナトキニ
スキナコトヲ
スキナトコロデ
これまでもこれからも
心がおどる、たのしい日々を。
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。
– 自分らしく、しあわせに生きること –
COBAKEN LIFESTYELE LABO
1977年、広島生まれ。ファシリテーター。広島県竹原市と岩手県盛岡市の二拠点生活+旅。スキナコトヲ スキナトキニ スキナトコロデ、とういう生き方。ファシリテーターとして促すのは、目の前の相手の人生。
詳しいプロフィール ⇒ cobaken.net/profile