【くらしノオト #120 】家という空間。- 2019.06.03

仙台で朝を迎え、盛岡で眠りについた１日。

2019/06/03(月)
小満 ( しょうまん ) 二十四節気
麦秋至 ( ばくしゅういたる ) 七十二候　第二十四候

ゲストハウスで、旅立つ人たちを見送る。北海道と沖縄と、ちょうど真反対に帰っていく人たちが同じタイミングで旅立った。みんながそれぞれ自分の生息域に戻っていく。寂しくもあるけれど、また逢える日を愉しみにしている自分もいる。始まりがあれば終わりもある。そして、終わりは次の始まりでもある。

自分はいつも通り、チェックアウトの時間まではパソコン仕事を進めるつもり。このゲストハウスはもともと学生寮だったみたいで、とても広い共有スペースがある。ただ、長期滞在の人たちを含め、若い人向けの雰囲気を醸し出していて、自分が好む環境ではなかった。それを知ることができてよかったと思う。

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スマホで気温を確認すると、今の盛岡は２８度になっていた。６月になってやっと夏らしくなってきたということか。しかし歩いて家まで帰れるだろうか、それが心配ではある。盛岡駅に向かうバスの中で起きたばかりの頭を動かしながら、そんなことを考えていた。窓の外にはもう、見慣れた景色が流れている。

盛岡駅西口に着き、バスから降りると日陰はとても涼しい。これなら歩いて帰れるかもしれない。そう思いながら東口へと向かった。改札口の賑わいを通り抜けて１階に下りると、自然と日陰を求めながら足が進んでいく。そこからはできる限り南側を歩くようにして、日影から日影へと渡るように歩いていった。

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家に帰ると、まずはゆっくりと過ごした。畳の上に横たわり、本を読む。この脱力感は旅先では味わえないもの。家という空間は、自分を根っこから解放してくれる。旅先でどんなにリラックスできたとしても、家だと思える場所でのリラックスとは違いがある。それはとても不思議だけれど、わかる気もする。

妻は今日から研修で、いつもより帰りが遅い。ひと眠りしてから、荷物の片付けをしようか。その前に昼ごはんを。どことなく、身体が肉を欲しているのを感じた。冷蔵庫にあった作り置きのおかずを少しずつ取り出し、白ごはんと一緒に美味しく食べた。ふぅ、お腹いっぱい。さて、横になって身体を休めよう。

目覚め　ゲストハウス KIKO。
就寝　盛岡の家。

移動　仙台 ⇒ 盛岡、高速バス。

午前　起床( 6:48 )、まったり、身支度、まったり、パソコン仕事、荷詰め、チェックアウト、歩いて移動、地下鉄で移動、歩いて移動、食料品店で買い物、歩いて移動、立ち食い蕎麦屋で最初のごはん、歩いて移動、お店で買い物、歩いて移動、バスで移動、まったり。
午後　バスで移動、読書、睡眠、まったり、盛岡駅着、歩いて移動、家着、まったり、読書、昼ごはん、まったり、睡眠、読書、荷物の片付け、おやつ、まったり。
夜　アナログ仕事、飲み時間、洗い物、お風呂、ストレッチ、まったり、読書、料理、夜食、まったり、洗い物、料理、衣類洗い、読書、就寝( 1:23 ) 。

最初のごはん　朝そば＠盛岡の家
昼ごはん　白ごはん、鶏むね肉の塩麹焼き、ジャーマンポテトもどき、豚ひき肉と春雨のオイスターソース炒め＠盛岡の家
おやつ　豚まん＠盛岡の家
飲み時間　缶ビール ( ホワイトベルグ )、鶏むね肉の塩麹焼き、豚こま肉のすっぱがらめ、ジャーマンポテトもどき、人参としめじの甘辛炒め＠盛岡の家
夜食　正麺旨塩味＠盛岡の家

Remember the World ４th season
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Chapter.YU-19
岩手県盛岡市- MORIOKA/IWATE/JAPAN –
2019/06/03〜2019/06/19
Next destination
福島県福島市- FUKUSHIMA/FUKUSHIMA/JAPAN –
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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こばけんが日々の暮らしの中で体験している、
スキナトキニスキナコトヲスキナトコロデ、
という生き方。