【くらしノオト #078 】この街の人たちの暮らし。- 2019.04.22

福島で朝を迎え、福島で眠りについた１日。

2019/04/22(月)
穀雨 ( こくう ) 二十四節気
葭始生 ( あしはじめてはえる ) 七十二候　第十六候

今日も朝から温泉につかることができた。とても幸せな気分。湯船の中で身体を温めては、窓際に座って身体を冷ますことを繰り返した。マイケルに磐梯山の中腹にある温泉に連れて行ってもらったことを思い出す。そうやって自分は、優しい想いを受け取りながら生きている。それもまた、幸せなことだと思う。

温泉から上がると、自分のスペースで瞑想を始めた。仕切られたベッドなうえに、瞑想をするためにあぐらをかいて座っても頭が当たらない、そんなドミトリーがありがたい。しかも、ライブラリーもキッチンもきれいな上に広くて、自分のような暮らすように旅をする人間には、とてもありがたい宿だと思う。

***

洗濯物をたたみ終えると、ごはんを求めて外に出た。散歩がてら、温泉街を１周する。明るい時間に歩くと、昨夜歩いた時とは印象が違っていて、最盛期の賑わいを想像することができた。それがまた、こんな素敵な温泉街がきちんと残って欲しい、という想いを強めてくれる。今の自分にできることは何だろう。

本日最初のごはんは、つけ麺に決めた。外でメニューを眺めて入口の戸を引くと、中にはたくさんのお客さんがいることに驚く。カウンターに座り、メニューを眺めた。定番のしょうゆで大盛り。広島風つけ麺以外を食べることは珍しい。このお店の感じからすると、美味しいつけ麺が出てくるのだと思われる。

***

今夜もみらくに餃子を食べに行った。カウンターで地元の人たちと話しながら、ビールと餃子という最強の組み合わせを愉しむ。この温泉街に住む人たちから、この街のことを教えてもらった。こういう時間が愉しくて仕方がない。こういう時間から感じる、この街の人たちの暮らしが、たまらなく愛しく思える。

震災という出来事を経て、結果的に YUMORI のような素泊まりの宿が生まれた。これでこの温泉街に対極が同居することになった。しかもこれから２軒、素泊まりの宿ができるみたい。そう考えると可能性はある。対極を通じてこの街の本質に目がいけば、ここを盛り上げることが容易なものになってくるはず。

目覚め　YUMORI ONSEN HOSTEL。
就寝　YUMORI ONSEN HOSTEL。

午前　起床( 7:31 )、まったり、読書、温泉、瞑想、身支度、ライブラリーでパソコン仕事、洗濯物たたみ、身支度、歩いて移動、つけめん屋で最初のごはん。
午後　商店で探し物、歩いて移動、宿着、ライブラリーでパソコン仕事、睡眠、温泉、キッチンでカフェタイム、ライブラリーでパソコン仕事、歩いて移動、お店で買い物、歩いて移動、宿着、ライブラリーでパソコン仕事。
夜　ライブラリーでパソコン仕事、身支度、歩いて移動、餃子屋で飲み時間、歩いて移動、宿着、温泉、ライブラリーでパソコン仕事、まったり、就寝( 0:26 ) 。

最初のごはん　しょうゆつけめん＠つけめんまさはる
パソコン仕事　玄米茶＠YUMORI ONSEN HOSTEL のライブラリー
カフェタイム　珈琲 ( fulalafu 鉈屋ブレンドⅡ )＠YUMORI ONSEN HOSTEL のキッチン
パソコン仕事　缶ビール ( 黒ラベル ) ＠YUMORI ONSEN HOSTEL のライブラリー
晩ごはん　瓶ビール ( スーパードライ )、餃子、しょうゆラーメン、熱燗 ( 永川 )、わさび菜＠招福萬来みらく
パソコン仕事　缶ビール ( キリンラガー ) ＠YUMORI ONSEN HOSTEL のライブラリー

Remember the World ４th season
======================
Chapter.YU-16
福島県福島市- FUKUSHIMA/FUKUSHIMA/JAPAN –
2019/04/21〜2019/04/24
Next destination
岩手県盛岡市- MORIOKA/IWATE/JAPAN –
======================
まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
[ COSMOPOLITANS ]　OFFICIAL PAGE
https://www.facebook.com/cosmoprojects/

こばけんが日々の暮らしの中で体験している、
スキナトキニスキナコトヲスキナトコロデ、
という生き方。