やさしいおにぎり。【旅LOG – 2019.01.28 】

盛岡で朝を迎え、盛岡で眠りについた１日。

2019/01/28(月)
大寒 ( だいかん ) 二十四節気
水沢腹堅 ( さわみずこおりつめる ) 七十二候　第七十一候

大きなおむすびを作ろう。塩味が効いたお米と海苔の味を愉しみたい。それに、大きなおにぎりでも５回程度で握れる、そんな自分でもありたい。固すぎず、いい感じに口の中でほぐれる、そんなやさしいおにぎりを握れる自分でいたい。それが何のためなのかはわからないけれど、自分にとっては必要なこと。

息子と二人で、大きめのおにぎりを分け合った。穏やかな心で握ったやさしいおにぎりを、大切な人たちと一緒に食べる、そんな何でもない時間が大切なのだと思う。大きな口を開けて頬ばって、必死に海苔を噛み切ろうとしている。うまく噛み切れた。美味しそうないい笑顔。そんな時間を共に重ねていくこと。

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午後は息子と二人でお留守番になった。部屋の中で声を出しながら動き回り、自分が欲しいものを見つけてはアピールしてくる。息子の中にもきちんと自分がいる。わからないのではない。自分も含めた、それを見守る大人と呼ばれる存在がわかっていないだけなのだと思う。それはきっといつの時代も同じこと。

彼らは今を生きているから、僕らのように過去に囚われているわけでもないし、未来を不安がっているわけでもない。今を生きること、純粋に表現することなど、人が人であるための、とても身近な先生なのだと思う。そんな息子といつか、二人旅に出る日が愉しみでもある。これまでにない旅になるのだろうな。

*

事が動きはじめた。雪の降る夕方に、旅立つ前に終わらせておきたい支払いを終え、明日の出発に向けての準備を始めた。お金を借りてまでやることなのか、という自問はあったけれど、自分らがやりたいことを実行する、ということを決断できた今は、その後悔はないし、胸を張って動き出すことができている。

「私は決断した」という言葉が１番力を持っている、という話を思い出した。決めて踏み出せば、流れはあとからやってくる。悩んでいる時にはそれができないし、流れもこない。それを自分らで行うこと、それが今、体験していることなのだと思う。その体験をさせてもらえることが、とにかくありがたい。

目覚め　盛岡の家。
就寝　盛岡の家。

午前　起床( 7:05 )、まったり、アナログ仕事、パソコン仕事、読書、まったり、パソコン仕事、最初のごはん、洗い物、パソコン仕事。
午後　パソコン仕事、まったり、カフェタイム、パソコン仕事、まったり、確認作業、身支度、車で移動、携帯ショップで支払い、車で移動、ガソリンスタンドで灯油の購入、コンビニで支払い、車で移動、スーパーで買い物、車で移動。
夜　スーパーで買い物、車で移動、家着、片付け、まったり、晩ごはん、洗い物、荷造り、片付け、お風呂、まったり、アナログ仕事、パソコン仕事、就寝( 23:53 ) 。

最初のごはん　白ごはん、味噌汁、おにぎり＠盛岡の家
カフェタイム　珈琲 ( クラムボンブレンド ) ＠盛岡の家
晩ごはん　キャベツのモチモチ焼き、鶏の唐揚げ、間引き椎茸の唐揚げ、白ごはん、味噌汁＠盛岡の家

Remember the World ４th season
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Chapter.YU-01
岩手県盛岡市 – MORIOKA/IWATE/JAPAN –
2019/01/01〜2019/01/29
Next destination
広島県竹原市 – TAKEHARA/HIROSHIMA/JAPAN –
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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小林豊が旅する暮らしの中で体験している、
スキナコトヲスキナトキニスキナトコロデ、という在り方。
そんな、自分らしく、しあわせに過ごしている日々の心の記録、それが旅LOG 。