火が使える暮らし。【旅LOG – 2017.12.11】

– 旅LOG – 旅する暮らしの心の記録

盛岡で朝を迎え、盛岡で眠りについた１日。

2017/12/11(月)
大雪 ( たいせつ ) 二十四節気
閉塞成冬 ( そらさむくふゆとなる ) 七十二候　第六十一候

郵便受けを開くと、次のクエストが届いていた。その封筒を眺めていると笑えてくる。さすが、水星逆行中の今。置き去りにしてきた課題を解消する機会を与えてもらえる。年の瀬のお金の流れ、エネルギーの流れ、そこにまだ目を向ける必要があるみたい。そのおかげで、家業で奮闘していた自分を思い出した。

当時の年末は、２０日に業者さんへの支払い日を迎え、月末までに銀行借入の引き落としをする流れ。それが終わるまで、自分の心の中は荒波の海のようで、心が落ち着くことなんてなくて。どうにかお金を準備できたとしても、正月を迎えるためのお金は。そんな心苦しい体験があるから今がある。大切な学び。

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「この世界の片隅に」を観ていると、ツイートに広島弁が増えた気がした。耳に当たり前に入ってくる、生まれた頃から使ってきた言葉。昨年のいつからか、ネットで何度も何度も目にしたタイトルの映画をやっと見る日が来た。地元広島の、呉が舞台の物語。まっすぐで純粋な主人公がとても素敵に思える。

正義の反対にあるのは正義。正義と悪の構図は、勝った側が作るもの。当時、それぞれの国に戦争をする理由があったのだと思う。戦争の時代でもあったし。ただ、戦争を肯定する気はない。今、僕らが生きるこの世界で、人と人とが殺しあう、そんな負のサイクルの原因は不要だから。まだ続いてはいるけれど。

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遅めに食べた昼ごはんのおかげもあって、お腹は空いていない。それは相方も同じらしい。ただ、もやしの賞味期限が昨日までだったから、せめてもやし炒めだけは作ることにした。台所に向かうと、燃焼型のストーブ熱がほんのり届いていて。火が使える暮らし。不便さもあるけれど、それも含めて心地がいい。

７日前から使い始めた鉄のフライパンはすっかり色合いが変わっていて、すでに年季を感じる様相。本当は薄っぺらいのだけれど、そう感じる人の感覚なんてとても勝手なものだと思う。そう、勝手なもの。自分にとって意味があるかどうか、それでいい。自分にとって、その感覚を大切にすればいいのだと思う。

目覚め　盛岡の家。
就寝　盛岡の家。

午前　睡眠、まったり、最初のごはん、対話、子守、瞑想、落書き、アナログ作業、パソコン作業、子守、パソコン作業。
午後　パソコン作業、身支度、車で移動、スーパーで買い物、車で移動、家着、料理、昼ごはん、映画鑑賞、洗い物、パソコン作業、睡眠、子守、映画鑑賞、洗い物。
夜　料理、晩ごはん、洗い物、料理、お風呂、落書き、パソコン作業、落書き、対話、睡眠。

最初のごはん　白ごはん、味噌汁、鶏肉のみぞれ煮、こんにゃくの炒り煮＠盛岡の家
昼ごはん　赤ワイン、鶏肉の香草焼き、そうめん＠盛岡の家
晩ごはん　もやし炒め＠盛岡の家

Remember the World １th season
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Chapter.YU-47
岩手県盛岡市 – MORIOKA/IWATE/JAPAN –
2017/11/30〜2017/12/19
Next destination
– //JAPAN –
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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小林豊が旅する暮らしの中で体験している、
スキナコトヲスキナトキニスキナトコロデ、という在り方。
そんな、自分らしく、しあわせに過ごしている日々の心の記録、それが旅LOG 。