世界の真実のひとつ。【旅LOG – 2017.07.25】

– 旅LOG – 旅する暮らしの中での心の記録

福島で朝を迎え、大船渡で眠りについた１日。

2017/07/25(火)
大暑 ( たいしょ ) 二十四節気
桐始結花 ( きりはじめてはなをむすぶ ) 七十二候　第三十四候

目覚め　ホテル辰巳屋。
就寝　大船渡の家。

午前　睡眠、相方と電話、お風呂、瞑想、パソコン作業、荷詰め、チェックアウト、歩いて移動、最初のごはん。
午後　最初のごはん、買い物、のんびり、歩いて移動、新幹線で移動、読書、一関駅着、電車で移動、ゲーム、気仙沼駅着、BRTで移動、睡眠、ぼーっと。
夜　盛駅着、車で移動、帰宅、車で移動、買い物、車で移動、料理、晩ごはん、洗い物、お風呂、洗濯、ゲーム、睡眠。

最初のごはん　瓶ビール、鶏餃子、ハイボール、たけやセット＠らぁめんたけや
晩ごはん　白ごはん、豚肉の蒲焼、油揚げとピーマンのオイスターソース炒め、茹でた鶏ささみ、キャベツとツナのスープ、ベーコンとズッキーニの炒め物、豚肉ときゅうりの炒め物＠大船渡の家

ホテルをチェックアウトした。時間は１１時になるところ。外は雨が降っていた。相変わらず傘はないから、可能な限り雨に濡れない場所を歩き、西口に渡る陸橋をくぐってたけやに向かった。ちゃんと暖簾がかかっている。昨日はあのまま、遅くまで飲んだらしい。あんな時間に呼び出されて、人気者は大変。

日が変わった頃にホテルに戻った僕はすっかり元気で、瓶ビールと鶏餃子を注文した。それを聞いて笑う店主。昼を迎える前の穏やかな時間にのんびり、友人が営むお店での時間を楽しむ。友人の笑顔や笑い声を聞くと何だか嬉しくて。福島市にいる時のいつもの時間。そこに、昼休みになったもりもりが現れた。

盛岡行きのやまびこに乗り込む。自由席に乗る時はいつも２号車。しかも、１号車側の入口から入るようにしている。車内に入り、２人掛けの席に腰掛けた。少しだけシートを倒し、窓の外の景色を眺める。段々スピードが上がってすぐ側の景色がどんどん流れ始めた。でも、遠くの景色は変わらずのんびり。

少し目を瞑った。昼間から飲み過ぎたのかもしれない。ものすごく眠いけど、でも眠らない感じ。静かに自分の内側にあるものに意識を向ける。暗闇の中にぽつりと、ひとつの塊を感じた。そこに何かがある、ということはわかる。そして、それを解き放つということも。酔っ払いの勘違いなのかもしれないけど。

相方に言いたいことは自分に言いたいこと。それを改めて強く感じた。そんな風に、鏡となって自分を映し出してくれる人がいるということ、自分が言いたいことを言葉にさせてくれる人がいるということ。どちらも有り難いことであって、当たり前ではない。でも、それこそが世界の真実なのだとも思う。

自分と相手は違うけど、自分と相手は同じ。そんな矛盾が僕らの世界の真実のひとつ。だから人や世界との関わりの中で気付けることがあり、思い出せることがある。考えてみると、昔から知っていたことだと思う。ただ、それを頭で理解しようとし過ぎたみたい。面白い。自分はすでに大切なことを知っていた。

　

小林豊が旅する暮らしの中で体験している、

スキナコトヲスキナトキニスキナトコロデ、という在り方。

そんな、自分らしく、しあわせに過ごしている日々の心の記録、それが旅LOG 。

この記録が、

未来に生きる人たちが、より自分らしく、しあわせな毎日を過ごすこと、

今を生きる人たちが、自分は自分のままでいいんだ、と自分に伝えること、

過去を生きる人たちが、ごめん、許して、から、ありがとう、に変わっていくこと、

そんなきっかけのひとつになることを信じて。

Remember the World １th season
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Chapter.YU-09
岩手県大船渡市- OFUNATO/IWATE/JAPAN –
2017/07/26〜2017/07/31
Next destination
新潟県新潟市- NIIGATA/NIIGATA/JAPAN –
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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