地元ならでは。【旅LOG – 2017.04.10】 - 小林豊公式ホームページ

FIND THE WORLD JAPAN TOUR 2017
~ スキナコトヲスキナトキニスキナトコロデ ~
23 都道府県、日本縦断の対話の旅。

↑ JAPAN TOUR 2017 の詳細はこちらから。

– 旅LOG – 旅する暮らしの中での心の記録

広島で朝を迎え、広島で眠りについた１日。

2017/04/10(月)
二十四節気　晴明 ( せいめい )
七十二候　第十四候鴻雁北 ( こうがんかえる )

目覚め　オリエンタルホテル広島、相方と二人。
就寝　オリエンタルホテル広島、相方と二人。

午前　お風呂、瞑想、買い物、宮島への移動。
午後　友人の結婚式を眺める、昼ごはん、広島市内への移動、友人と３人でカフェヘ。
夜　携帯の修理、買い物、晩ごはん、お風呂。

最初のごはん　山賊むすび＠セブンイレブン
遅めの昼ごはん　お好み焼きの肉玉そば＠田の久
カフェタイム　愛情ドリップコーヒー＠エスプレッシーボ
晩ごはん　刺身の盛り合わせ、自然農法季節の蒸し温野菜たち(塩麹のソースで)、もずく酢の豆のジュレ、広島県産の和牛の炙り(竹原藤原牧場)、銀シャリ塩むすび、山人のお味噌汁、サッポロラガー、龍勢和みの辛口、竹鶴純米＠山人

フェリーで宮島港へ向う途中にまた、不協和音が鳴り響いた。自分のことしか考えない相方にイライラ。これはきっと、相方が映し出してくれた自分自身にイライラしている。ここ数日は怒りの感情が強い。溢れてくる。必死に、自分の在り方からズレている、と教えてくれている。感情を素直に味わうこと。

広島市内に戻る途中、昼ごはんを食べながら感情が溢れる相方。怒りと涙のやり取り。お互いが長年溜めてきたものを、この旅で二人とも手放すのかも。派生元は、自分を責める想い。手放す必要があるもの。そのあとの市電で、疲れて眠る相方。二人だから目を向けられる世界。その存在がとてもありがたい。

厳島神社では、たっつんとアキームの晴れ姿を目にする。控室から出てきた時間に到着できた。望んだタイミングで目の前に現れるもの。結果を手放し、自分の在り方を信頼する。賽銭箱の前は、立ち止まる観光客で人だかり。その後ろから式を眺める。神前での結婚式。家から家へと嫁ぐ儀式だった。新鮮な気分。

多くの人に見守られての集合写真。このハレの日に二人で立ち会えたことが何より嬉しい。二人の門出。アキームのおかんやお姉さん夫婦とも再会できた。さきちゃんにも出逢えた。自分らにとっても、婚前の旅になる機会をもらえた。その日に向けて、いろんな自分を手放していく。禊の機会なのかも。

この日の晩ごはんは、山人という初めてのお店。そこで、元気そうに料理している友人の姿を見る。二人でカウンターに座った。お腹はあまり空いていないから、美味しいものを少しずつ。お酒もゆっくり飲みながら。後ろの席に、知人が二人ほど。故人を通じたご縁。どことなく、温かい気分に包まれた。

相方の服を探して歩いている最中も友人に出逢った。相方と友人と行ったカフェでも友人に出逢った。厳島神社で式を眺めている時も。昨日の夜に行った２軒のお店でも友人に出逢えた。バッテリー交換で復活した携帯も含め、広島での時間はたくさんの友人に再会できた。そんな、地元ならではの時間だった。

小林豊が旅する暮らしの中で体験している、

スキナコトヲスキナトキニスキナトコロデ、という在り方。

そんな、自分らしく、しあわせに過ごしている日々の心の記録、それが旅LOG 。

この記録が、

未来に生きる人たちが、より自分らしく、しあわせな毎日を過ごすこと、

今を生きる人たちが、自分は自分のままでいいんだ、と自分に伝えること、

過去を生きる人たちが、ごめん、許して、から、ありがとう、に変わっていくこと、

そんなきっかけのひとつになることを信じて。

FIND THE WORLD ８th season
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Chapter.YU-27
広島県広島市 – HIROSHIMA/HIROSHIMA/JAPAN –
2017/04/09〜2017/04/11
Next destination
岩手県大船渡市 – OFUNATO/IWATE/JAPAN –
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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