生まれ育った町。【旅LOG – 2017.01.18】 - 小林豊公式ホームページ

– 旅LOG – 旅する暮らしでの心の記録

2017/01/18(水)
二十四節気　小寒 ( しょうかん )
七十二候　第六十九候　雉始雊 ( きじはじめてなく )

岡山にある、竹田ハウスで迎えた朝。すんなり目覚めた。横になったまま、心地いい音を聴く。いつもと違う朝。静かに自分の音を伝えた。相方の元気な音が聴こえてきて嬉しい。

まいちゃんとゆきちゃんと朝ごはん。西の味噌の味がする。懐かしい気分。他の人はまだ、眠っているみたい。美味しくて優しい朝ごはん。今日を生きるエネルギーを受け取った。

仕事に出かけるゆきちゃんを見送る。その後外に出て、空の写真を撮った。朝の投稿を終え、パソコンでの作業を続ける。一昨日の記録を投稿して、昨日の分の下書きを進めた。

シャワーを浴びさせてもらう。すっきり。初めての場所で、何だか新鮮。身支度を整え、荷物も準備できた。出かける前、かわけん達とここ最近や未来の話をする。いい時間。

竹田ハウスを出て、まいちゃんの車で岡山駅に送ってもらった。声をかけてもらえて有り難い。見えてきたことが沢山ある。そのまま改札を抜けた。電車の時間まで、もう少し。

時間になり、三原行きの電車に乗り込んだ。倉敷の手前くらいから座れた。そして、眠り続ける。駅で起き、また眠るを繰り返し、西へと進んでいった。不思議な時間を過ごす。

尾道駅に電車は到着した。途中下車することも考えてはいたけど、そのまま動かず。そして、三原駅で乗り換える。呉線。眠気は覚めたらしく、綺麗な海を眺めながら過ごした。

竹原駅に到着する。写真を撮ろうとホームで振り返ったら、バックパッカーがいた。珍しい。未だ、見かけたことはない。竹原を紹介されたらしい。何だか嬉しい、そんな気分。

一緒にヒロハウスに行ってみた。帰ってきた報告も兼ねてお店に。旅人と色々、話をする。少しずつ、相手のことが分かってきた。卒業前の一人旅。飛行機の欠航で竹原に来た。

一緒に駅前商店街を歩き、町並み保存地区の方へ。自分の大好きな町を喜んでもらえて嬉しい。道の駅はお休みだった。同級生が車で通る。この感じが地元感。懐かしく感じる。

町並み保存地区。二人で写真を撮りながら歩いた。笠井邸に入る。お久しぶりの再会もあった。２階の窓から町を眺める。ここが自分の地元。生まれ育った町。これからも大切に。

裏側の道を通り、家に向かった。それぞれの大きな荷物を置いて、再び歩く。夕焼けに染まり始めた町。普明閣の辺りから町を眺めた。ここで答えを求めてた自分を思い出す。

また路地を通り、家へと戻った。母に車を借りる。二人で車に乗り込み、暗くなりかかった町を走った。いつもと違う景色。車だから見えるものがある。これもまた懐かしい。

御幸。お好み焼きを食べる。焼く姿を見て喜んでくれた。食べる時も。美味しそうに食べてくれて、こっちも嬉しい。幸せ感度が高いこと、それは旅を続けるためには必要なこと。

１度、親父を駅前に送っていく。そして、そのまま空港へ。旅人の役に立てること、それが嬉しい。こうやっていつも、周りから応援してもらっている。そのことが身に沁みた。

空港に辿り着いた。出発時間の遅れ。珈琲を飲みながら、もう少し話をする。そして、保安検査場の外で見送った。とても新鮮な気分。いつもの逆。また、出逢う日を楽しみに。

車で竹原に戻った。何となくわかった気がする。おぼろげに、だけど。自分の体験を手渡す準備が整った。今必要な分はもう、体験し終えている。だから手渡すことに意識を注ぐ。

家に戻ったら、バックパックの荷物を広げた。そして、こたつに座り、パソコンを開く。まったり感。自然と体が横になっていく。脱力。この後はどう過ごそう。軽く悩んでみる。

出かけることに決めた。上着を着て、荷物を持ち、外に出る。歩きながら、心地いい音を聴いた。眠る前の、穏やかな音だった。途中、コンビニで買い物をする。そして駅の方へ。

ヒロハウスに辿り着いた。マスターと話しながらお酒を飲む。竹原での定番の夜。えっちゃんも登場。いつもこうして、受け入れてもらえて有り難い。そんな掛け替えのないお店。

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