【くらしノオト #176 】景色も歳を重ねるもの。- 2019.07.29

竹原で朝を迎え、竹原で眠りについた１日。

2019/07/29(月)
大暑 ( たいしょ ) 二十四節気
土潤溽暑 ( きりはじめてむしあつし ) 七十二候　第三十五候

祭りのあと。これでまた一つ、終わりを迎えた。目覚めた後もしばらくは、何もしないでのんびり横になっていて。ひとつの達成感がある。自分の内側に充たされた感覚を感じる。無事に参加できてよかった。町を練り歩いた筋肉痛は、今のところないみたい。もしかしたら、明日出てくるかもしれないけれど。

動きたくなってきて、ゆっくりとストレッチを始めた。すでにもう屋根が焼けたのか、部屋の中は充分に暑くて。扇風機に当たりながら、身体をゆっくり伸ばしていく。あとは秋祭りのふとん太鼓が終われば、厄払いの神輿が終わる。これでひと段落。同級生で神輿を担いでワイワイやるのも、次が最後になる。

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自転車に乗って進み始めると、左肩からたすき掛けにしたトートバックの紐が痛い。昨日の神輿の後遺症を発見する。町並み保存地区の裏道を通り抜け、海の方へ向かって走る。止まると暑いから、細めで信号のない道を選びながら。自転車があることがありがたい。港町まで歩くには、今の季節は暑すぎるから。

とん吉はもう、営業が終わっているようだったから、裏から入ると驚かれた。表から入り直す。急に現れる自分に驚かれつつも、いつも通りカウンターに座って話し始めた。せっかくだから定食をいただきながら。相変わらず美味しい。次は夜に、お酒を飲みに来たいな。できれば今回の広島暮らしのうちがいい。

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明後日のケーキを注文するために、町並み保存地区を歩いて菊寿堂に向かった。何度も歩いた見慣れた景色。その趣のある路地を写真を撮りながら。何度通っても、景色も変化していくもの。道端の木々は姿を変えるし、その時々で認識する、目の前にある物語も変わる。何より、景色も歳を重ねるものだから。

それは些細な変化なのだと思う。自分は、その変化に気づくことを得意としなかったから旅に出た。今ではそう思える。得意な人は最初から、同じ場所にいても旅ができるから。７年近く旅を続けてきてやっと、その違いにほんの少し気づけるようにはなってきた。だからこそ、生き方にも変化が生まれてきた。

目覚め　竹原の家。
就寝　竹原の家。

午前　起床( 8:29 )、部屋でまったり・ストレッチ・まったり・寝床の片付け・瞑想・パソコン仕事、台所で最初のごはん、部屋で読書・昼寝。
午後　部屋でパソコン仕事、身支度、自転車で移動、居酒屋で昼ごはん、自転車で移動、喫茶店でパソコン仕事、自転車で移動、家着、部屋でまったり・昼寝・まったり・身支度、歩いて移動。
夜　ケーキ屋で注文、歩いて移動、家着、台所で晩ごはん、部屋でまったり・パソコン仕事・身支度、自転車で移動、喫茶店で飲み時間、自転車で移動、家着、シャワー、部屋でまったり、就寝( 0:07 ) 。

最初のごはん　カレーライス＠竹原の家
居酒屋で昼ごはん　日替わり定食 ( 白ごはん、味噌汁、豚のしょうが焼き、ミニトンカツ、ごぼうのきんぴら、酢の物、漬物 ) ＠美食酒家とん吉
カフェタイム　瓶ビール ( ハートランド ) ＠ヒロハウス
晩ごはん　三分づきごはん、、、＠竹原の家
喫茶店で飲み時間　赤ワイン、グリルアスパラ、鰹のタタキ＠ヒロハウス

Remember the World ５th season
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Chapter.YU-09
広島県竹原市 – TAKEHARA/HIROSHIMA/JAPAN –
2019/07/27〜2019/08/03
Next destination
広島県広島市 – HIROSHIMA/HIROSHIMA/JAPAN –
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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こばけんが日々の暮らしの中で体験している、
スキナトキニスキナコトヲスキナトコロデ、
という生き方。