– 旅LOG – 旅する暮らしでの心の記録
2017/01/31(火)
二十四節気 大寒 ( だいかん )
七十二候 第七十二候 雞始乳 ( にわとり はじめて とやに つく )
福岡にあるカプセルホテルで迎えた朝。いい目覚め。昨日のお酒は残ってない感じ。この空間はいい感じ。また泊まりたいと思う宿。時間になり、起き上がり服を着替えて8階へ。
共有スペースには誰もいない。座敷に座り、心地いい音を聴いた。穏やかだけど、苦しそうな音。かわいそうではあるけど、自分で解決する必要があること。自分は見守れるだけ。
電話を切り、お風呂に入った。自分も少し、詰まりを感じる。自分は自分で試されている。露天風呂に入って空を見上げた。この解放感が好き。明るい空を見ながら、体を温めた。
自分のスペースに戻り、パソコンでの作業を始めた。朝の投稿に、旅の記録の下書き。意外にも順調に進んでいった、途中までは。見事に手が止まった。内側が葛藤に覆われる。
予定していた時間になり、またお風呂に入った。ゆっくりと体を温める。そして、自分のスペースで瞑想を。内側を整えていく。何となく、腑に落ちた感があった。穏やかな気分。
中州から天神に向かって歩く。時代の変化から生まれた価値観の違い。この先、今後の社会問題の一つになる。誰も悪くない。ただ、その機会に直面して学び合う。未来に向けて。
西鉄福岡駅に着き、そのまま改札を抜けた。階段を上がり、ホームのベンチに腰掛ける。懐かしい。去年、相方と旅した時を思い出す。とても濃い1年だった。特急がやってくる。
西鉄久留米駅に到着。見慣れた感のある景色。早速、やりうどん。ちゃんぽんうどんを注文する。久留米に来た時の、いつもの行動になってきた。美味しくて温まる。熱いくらい。
風を浴び、涼みながら1番街の方に向かって歩いた。上着がないと日陰は寒い。途中見かけた公園の方に歩く。想像以上に広い。外で過ごすのに、とてもいい天気。ベンチに座る。
しばらくの間、日光浴をする。陽に照らされたジーンズがとても温かい。そのまま、本を読みながら過ごした。一瞬の光。身勝手な男の世。目の前にある世界とはもう、違う世界。
またバックパックを背負い、歩き始めた。2番街に向かう。去年の6月が懐かしい。半年ぶりくらいの久留米。その間の変化を感じながら歩いた。そして、作業をする場所を探す。
結局、シティプラザの広場に決めた。屋根もあれば、椅子もテーブルも、屋外用の暖房もある。腰掛け、パソコンを開いた。遊んでる子供の声が聞こえる。何気にいい作業環境。
自分たちが心から望み、目指すもの。その多くは反面教師として学ぶことが多いのかも。それも、そんな存在があってこそ気づきであり、学びであり。すべてのことに意味がある。
今夜の宿泊先に向かって歩き始めた。ゆっくりと街を眺めながら。思考は手放し、浮かんでくるものをそのまま流していく。これは、歩く瞑想なのだと思う。毎日の大切な時間。
近くのケーキ屋さんでお土産を買った。普段入る機会がなくて、何となく緊張する。これもまた世界を広げる行動。日常の中に少し、非日常を作ること。こんな些細なことで良い。
コミュニティボックスに到着した。玄関を開け、平山さんに迎えてもらう。お元気そうで何よりで。お茶を飲みながら、ここ最近のことを色々話した。シンクロしてるのが面白い。
部屋に入り、パソコンでの作業を進めた。一緒に、心地いい音を聴く。相変わらず音は苦しそうだけど、それでも進んでる感じ。きっと自分もそうなのだと思う。自分を映す鏡。
共有のリビングに向かう。晩ごはんの準備が出きている。ありがたい。美味しそうな鍋。その前に銀杏を頂いた。とても美味しい。お酒に合いそう。ゲストの方が戻って来られる。
3人で鍋を囲んで晩ごはん。今夜はノンアルコールで。鍋が優しくて有り難い。お腹がすぅ、っと温まっていく。ご飯をお代わりし、鍋もしっかりいただいて。もうお腹いっぱい。
食後はゆっくり、日が変わる直前まで3人で話をした。ゲストさんは、今の自分たちの様な感覚で生きて来られた、60代の女性。価値観や死生観の話など、とても興味深かった。
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コミュニティボックス
小林豊が旅する暮らしの中で体験した、スキナコトヲ スキナトキニ スキナトコロデ、という生き方。そんな、しあわせで心豊かな日々を過ごすの毎日の記録、それが旅LOG 。
この記録が、未来を生きる子供たちにとって、しあわせな毎日を過ごすためのきっかけのひとつになることを願って。
FIND THE WORLD 8th season
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Chapter.YU-12
福岡県久留米市 – KURUME/FUKUOKA/JAPAN –
2017/01/31〜2017/02/03
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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1977年、広島生まれ。ファシリテーター。広島県竹原市と岩手県盛岡市の二拠点生活+旅。スキナコトヲ スキナトキニ スキナトコロデ、とういう生き方。ファシリテーターとして促すのは、目の前の相手の人生。
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