辛かったよね。【旅LOG – 2017.07.28】 - 小林豊公式ホームページ

– 旅LOG – 旅する暮らしの中での心の記録

大船渡で朝を迎え、大船渡で眠りについた１日。

2017/07/28(金)
大暑 ( たいしょ ) 二十四節気
桐始結花 ( きりはじめてはなをむすぶ ) 七十二候　第三十四候

目覚め　大船渡の家。
就寝　大船渡の家。

午前　睡眠、シャワー、瞑想、最初のごはん、パソコン作業、身支度、ゴミ出し、車で移動、盛岡着、相方を送る、車で移動、カフェでパソコン作業、車で移動、車で読書。
午後　車で移動、歩いて移動、昼ごはん、歩いて移動、買い物、車で移動、買い物、車で移動、カフェタイム、車で移動、大船渡着、買い物、掃除。
夜　晩ごはん、映画鑑賞、片付け、睡眠。

最初のごはん　味噌汁＠大船渡の家
カフェタイム　ドリップコーヒー＠スターバックス西バイパス店
昼ごはん　大豆のから揚げ定食＠カラコマ
カフェタイム　紅茶、仙北ロール＠及川家
晩ごはん　ビール、持ち寄り料理、ベリーニ、持ち寄りスイーツ＠大船渡の家

相方と二人、盛岡に向かう車の中。少し雨が降っていた。通勤時間であることを考えて早めに出てみたけど、とてもスムーズに同じペースで車は進む。少し前に携帯に入れた槇原敬之の懐かしい歌が車内に鳴り響いて、それを聞いていた当時の自分が今に現れる。思い出してみると葛藤の始まりの頃だったのかも。

この世界に対する期待と否定、それがあの頃から大きくなったのだと思う。自己嫌悪することで目の前の出来事から目を背け、自分自身を守ってきた。器用に、自分が望む美しい部分だけに目を向け、自分の内面が発する感情や声を見ないようにしてきた。そうだよね、辛かったよね。今だから聴ける音がある。

入口の椅子に座り、カゴの上に置いてあった、食べれる物を使った治療法が書いてある本を二人で眺めながら過ごしていた。そしてお店の人に声をかけられ、席に案内される。４人掛けのテーブルに向かい合って座り、メニューを眺めた。二人とも迷いはないみたい。大豆のから揚げ定食を注文し、話を続けた。

ずっとカラコマに来たくて。盛岡に来た時に寄ってはいたけど、いつもお休みだった。念願の店で念願の定食を食べる。これほど嬉しいことはない。目の前に並んだ定食を写真に収め、手を合わせてからスープを飲んだ。やさしい。先にサラダなどに手をつけながら、から揚げを口に入れた。おいしい。幸せな時間。

大船渡に辿り着き、買い物を終えて家に戻った。荷物を置いたらまずは掃除を。人を迎え入れるために部屋を整える。人を迎えることは掃除をするためのいい機会。自分からすれば普段からキレイにしている方だと思うけど、相方は完璧主義なのだと思う。まぁ、掃除をすること自体は善いことだから問題ない。

インターホンが鳴る。ドアを開けるとまどかが立っていた。今夜は持ち寄りパーティー。まどかが持ってきてくれたサラダとお惣菜とお酒、ゆきちゃんが届けてくれた料理とスイーツを３人で食べる。いつもの何でもない、とても大切な時間。そんな、相方にとっての始まりの日。新しい毎日が今日から始まった。

　

小林豊が旅する暮らしの中で体験している、

スキナコトヲスキナトキニスキナトコロデ、という在り方。

そんな、自分らしく、しあわせに過ごしている日々の心の記録、それが旅LOG 。

この記録が、

未来に生きる人たちが、より自分らしく、しあわせな毎日を過ごすこと、

今を生きる人たちが、自分は自分のままでいいんだ、と自分に伝えること、

過去を生きる人たちが、ごめん、許して、から、ありがとう、に変わっていくこと、

そんなきっかけのひとつになることを信じて。

Remember the World １th season
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Chapter.YU-09
岩手県大船渡市- OFUNATO/IWATE/JAPAN –
2017/07/26〜2017/07/31
Next destination
新潟県新潟市- NIIGATA/NIIGATA/JAPAN –
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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