【ひとりごと。#052 】続、すべては自分の心次第。

Ver.1.0.1

– COBAKEN のひとりごと。-

先日投稿した、【ひとりごと。#051 】すべては自分の心次第。、の続きです。

実はついこの前、自分の奥底にいる、怯えている自分に出逢いました。

その自分は、大切な人が自分の目の前からいなくなってしまう、と起きてもいない出来事に対してとても怯えていました。そんな怖れを抱えているから、だから僕は、「やっぱり目の前からいなくなるんだ。」なんて結果になるような物語を何度も何度もつくり出してきたようです。

「約束を守れない自分だから、だから目の前からいなくなってしまうんだ。」そんな出来事をつくることで自分を無価値感で充たし、自分の動きを止めてきたようです。だからこそ、人の役に立ちたい、人に必要とされたい、とまわりに存在している価値を認めて欲しくてたまらない自分がまだまだいるのでしょう。

それが悪いというつもりで言っているのではありません。良いとも思っていませんが。良いも悪いもなくただ真っ直ぐに、自分で自分の存在を認めている自分に出逢うための過程だと思うので。外的要因に左右されない、そんな自分に出逢うために、いろんな出来事の中で自分自身に目を向けながら生きています。

すべては自分の心次第。の最後に書いたように、僕も大切な人を見守れる、そんな自分でありたいです。

そんな風に改めて思った理由がありまして。僕が抱えている、約束に対する執着の原因に目を向けた結果、自分の奥底にある怯えている自分に出逢いました。そこに至る過程で、痛みを抱えている人に対してつい、過剰に手を差し伸べてしまう、そんな自分の習性が表れてきました。

ここ数年、その傾向は減ってきて、以前の自分に比べるとすぐに手を差し伸べず、見守れる自分になってきたとは思います。それでもまだ、自分の基準を押し付けてしまうところも多々あるし、その人が選んだ体験を奪ってしまうこともしばしば。痛みを伴うことを選んでいる人の体験を奪っても、また別の機会で痛みを伴うための行動に出るので、それは先延ばしにしただけでしかありません。そうやって先延ばしにされることも含めてタイミングをつくってはいるのでしょうが。

それに、自分だけ変化しようとすると「見捨てるのか。」と何度も何度も言われてきたことも足枷になって、自分の変化に許可を出さないようにしてきたようです。でも、今回いろいろと考えてみてわかりました。見捨てる、のではないのです。当事者それぞれの選択をきちんと尊重する、ということなのです。僕も当事者なのであれば僕の選択も尊重する必要がありますから。

ここ最近をふり返ってみると、自分のことを尊重できるようになってからは、そんな出来事は起こらないようになりました。人の思い込みとは面白いものです。そうインプットされたら、いつまでも勝手にそう思い続けるものですね。

相手の基準、相手の意に沿いながら見守ること、今はそれを心がけたいです。

正直、手を出した方が簡単です。目の前に身近な存在が苦しんでいるとしたら、そんな姿を見るよりは、自分が痛みを抱えた方が気が楽です。でも僕は今までよりももっと、自分らしさを感じられる選択をしたいので、もっともっと自分の想いを最優先していこうと思います。

人の役に立てていない自分は生きている価値がない、のではなく、僕もみんなも、生きているだけで人の役に立っているし、存在している価値があります。約束を守れない自分は生きている価値がない、のではなく、まずは約束を守るための行動を積み重ねること、それでも守れなかった時は、その後の行動をきちんとすること。何より、無謀な約束は最初からしない、ということ。約束を守る、守れない、という事象と自分自身の価値とは別物だと思います。

あらためて僕は、僕が持っている価値を必要としてくれている人に手を挙げてもらうこと、そんなスタンスがいいですね。

だから、公式ホームページやメルマガなどでメッセージは届けますが、僕が持っている価値を必要だと思った人が自分で手を挙げてもらうこと、それを重んじながら生きていきたいです。あくまで主体性を重んじることは絶対に外せません。

ということなので、僕が持っている価値、別の言い方をすると可能性、それを必要としている人はご自分で連絡してください。必要なタイミングで必要な機会が生まれる、そう信じておきます。

そのことを胸に、あれこれ考え過ぎるのはやめて、いろいろと自分の音を出していきたいと思います。予想することは手放して、もっともっと無邪気に純粋に、そして楽しみながら、自分の音を表現してみたいと思います。

おわり

　　　　

[ お知らせ ]