大暑のひとりごと。

成果報酬というカタチ。

それを基本にしながら、柔軟でのびやかに生きていける自分でありたいなと思っています。

そんな自分はまるで水のように、いろんなカタチに自由に状態を変えながら、その時その時に適したカタチで過ごせる自分でありたい。でも水であるという根本は保ったままで。

僕がつくるダイアログの場は個人が対象で、個人の葛藤に寄り添って許可が出せる環境をつくり、葛藤を癒すためのきっかけを手にしてもらうこと、それを目的として場をつくり続けています。

今はまさにアーティストの時代で、芸術家というよりも少し広義ですが、表現者の時代になったと僕は思っています。だからこそ、人は本来持った葛藤の中にいる自分に許可を出せる場や、その葛藤自体を癒せる場が必要なのです。

そんな場で心を整え、そして心を鎮める、多くの人にそんな非日常な時間が必要なタイミングになったのですね。

散歩でダイアログにしても、電話でダイアログにしても、最初に購入してもらうチケットやパス以外、あとは成果報酬にしています。成果が出るまで何度でもダイアログします。

その成果は自己申告で僕からいちいち問うこともないし、自分という価値がきっかけとなってステキなエネルギーが世界を巡っていけばいいんだと思っています。

要は、それでどう生きていくのか、ですから。

実際、今のところどうにか生きていますし、お金などの価値は、それをたくさん持っている人からもらえばいいのです。どうやってそんな状態を生み出すのかについてはまだノープランですが、固まったカタチに囚われない、これからもそんな毎日を過ごしいきます。

自由と安定は共に存在できる。

いつも持ち歩いている神託カードで僕はこの言葉に出逢いました。初めは驚きと希望とが同居したような、そんな気持ちでこの言葉を受けとったけど、今ならなんとなくわかるような気がします。この言葉で驚くってこと自体、今の経済の仕組みや仕事の仕方、それにお金に囚われていたのでしょうね。

今まで僕は、お金というエネルギーを見直す機会を何度も何度ももらっていたんだけど、お金から生まれる不安や安心という外的要因による感情ばかりに囚われてしまって、エネルギーの本質に目を向けることができていませんでした。

お金とは純粋なエネルギーがカタチになったもので、エネルギーの中で一番わかりやすいものなのですね。他は目に見えないものが多くて、それらとお金とを同じ価値だとは認識しにくいのだなと思います。だからお金でしか判断できない、そんな窮屈な世界が生まれてくる訳ですよ。

そんな窮屈な世界にはたくさんの不安が生まれていて、お金やモノに支配された、そこから生まれる怖れにばかりフォーカスした世界。だからこそ人はありもしない安心を求めて、どんどん視野を狭めていきます。

結局、不安も安心も存在しなくて、外的要因によって自分自身が生み出した感情でしかないんです。それよりもその派生もとである自分自身の音にふれられる、そんな自分であり続けたい。

僕らのまわりには縁という美しく豊かなつながりが巡らされていて、それらを織物を紡ぐようにつなぎ合わせていくと、どんどん世界が広がっていくんだろうな。その広がりは無限です。

その間を行き来するエネルギーのひとつにお金が存在しているだけであって、他にもいろんなエネルギーが人と人、存在と存在の間を巡ってます。そのエネルギーをもっともっと感じられる自分でありたいです。そしてそれらを惜しみなく、大切な家族や仲間に巡らせれる、そんな自分であり続けたいです。

心から望むものを手にするために、これからも想いをめぐらせながら旅を続けて、今という瞬間をしっかりと楽しみながら毎日を過ごしていきませう。

二十四節季

大暑 ( たいしょ ) 7/22 頃〜
文字どおり、一年でいちばん暑さの厳しく感じられる頃。鰻で知られる「土用の丑」もこの期間中にありますし、「暑気払い」と称してのビアガーデンなどでの集いも、ひときわ賑やかになる時節。

おしまい

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