自分の帰る場所。【旅LOG – 2017.04.25】 - 小林豊公式ホームページ

FIND THE WORLD JAPAN TOUR 2017
~ スキナコトヲスキナトキニスキナトコロデ ~
23 都道府県、日本縦断の対話の旅。

↑ JAPAN TOUR 2017 の詳細はこちらから。

– 旅LOG – 旅する暮らしの中での心の記録

那須塩原で朝を迎え、大船渡で眠りについた１日。

2017/04/25(火)
二十四節気　穀雨 ( こくう )
七十二候　第十七候霜止出苗 ( しもやんでなえいずる )

目覚め　chus 。
就寝　大船渡の家、相方と二人。

午前　シャワー、瞑想、散歩、相方との電話、やることの確認、落書き、最初のごはん、パソコン作業、荷づくり、チェックアウト、カフェでパソコン作業。
午後　カフェでパソコン作業、散歩、昼ごはん、ひと休み、散歩、電車で移動、読書、郡山駅に到着、ひと休み、新幹線で移動、睡眠、読書、一ノ関駅に到着。
夜　晩ごはん、バス、睡眠、読書、大船渡に到着、大船渡の家まで歩く、お風呂。

最初のごはん　バケット、サラダ、ベーコン、コーヒー＠chus
カフェタイム　コーヒー＠chus
遅めの昼ごはん　サーモン縁側丼＠丼丸黒磯店
晩ごはん　かき揚げ天ぷらそば＠菜のはな

シャワーと浴び、瞑想を終えてから外に出る。いい天気。少し冷たい空気。３日目の朝で、この場所にも慣れてきたみたい。相方と電話で話しながら、黒磯の街を歩いた。なんとなく、黒磯公園に向かう。朝の静かな公園。桜は散ったけど、春の色が目に留まる。キレイに澄んだ空。朝の散歩は気持ちいい。

背もたれ付きのベンチに腰掛け、話を続けた。相方が発する心地いい音を聴きながら、朝の街を眺める。人が暮らしている姿が目に入ってきた。ふと自分に触れる。ここ数日で気づいた、自分から発されていた声。ずっと叫び続けてきた自分に謝り、自分をいたわった。涙が溢れてきた。また解き放たれていく。

今日は大船渡に戻ることに決めた。体が重くて長い移動が億劫だったけど、一気に戻ろう。まずは黒磯から郡山まで。その移動の中、ここ数日から数年前まで、色んな自分をふり返った。新しい世界に向かうための大切な儀式なのだと思う。そして、明日の新月を迎えるための準備。大好きな自分で今を生きる。

来年も、この日本縦断の旅を行うのであれば、個室で眠る機会を増やしていく。今年の残りもそうしていこう。心から望んだものを実現する自分で。今回は体の疲れが著しい。４０歳を迎える前の体の変化なのだろうか。それとも、溜まっていた疲れが解き放たれているのだろうか。どちらにしても変化する年。

初めて乗る、一ノ関から大船渡行きのバス。眠たいけど眠れない。外を眺めようにも、窓の外には暗闇が広がっている。シートを倒し、ゆったりと座っていた。寝そべっているかのように。ほんの少しの時間、意識が遠くへいく。そして目覚める、の繰り返し。そんな風に、２時間半のバス旅は終わりを迎えた。

大船渡の家の最寄のバス停で降りる。初めての経験。そこから歩いて家へと戻る。暗くなった街の景色を眺めながら。家に帰っている、という実感。自分にとっての家は今、竹原の家と大船渡の家の２つ。家のような場所は数え切れないほどたくさんある。建物が見えてきた。あともう少し。自分の帰る場所。

小林豊が旅する暮らしの中で体験している、

スキナコトヲスキナトキニスキナトコロデ、という在り方。

そんな、自分らしく、しあわせに過ごしている日々の心の記録、それが旅LOG 。

この記録が、

未来に生きる人たちが、より自分らしく、しあわせな毎日を過ごすこと、

今を生きる人たちが、自分は自分のままでいいんだ、と自分に伝えること、

過去を生きる人たちが、ごめん、許して、から、ありがとう、に変わっていくこと、

そんなきっかけのひとつになることを信じて。

FIND THE WORLD ８th season
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Chapter.YU-33
宮城県仙台市 – SENDAI/MIYAGI/JAPAN –
2017/04/25〜2017/04/26
Next destination
岩手県大船渡市 – OFUNATO/IWATE/JAPAN –
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まずは ” あるもの ” に目を向けること
そして ” 世界を自分ごと ” に
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