白露のひとりごと。




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あるものにダイアログを加える、とても短い表現ですが、もともと思っていたことが更に、確信的に思えるようになりました。


全く斬新な新しいものを生み出すことも大切なことだと思ってます。

それよりも僕は今あるものにダイアログ、対話の習慣を加えることで、世の中が言っているイノベーションなどを生み出せる、そう思っています。

過去から積み重ねてきたことにきちんと目を向けて、未来に対しての責任をきちんと持って、今この瞬間にダイアログすること、そうすれば今の僕たちや僕たちの子孫に必要なものは生まれてくるはず。


そんな風に、ダイアログをコミュニティのベースにして、今あるものについてここの想いをきちんと表現していけば、全く違った個性の集まりの中から生まれてくることを僕は確信しています。

これからそれを行うために必要なものがダイアログであり、それを習慣的に行える環境があれば、あとは自然に変わっていくでしょうね。


それに向けてまずは継続的に場を持つこと、それが必要なので、遅くても3月には竹原でダイアログの場を設けようかな。それに向けての準備も書き出してみようと思います。


場、という言葉から思い出したことがあります。


「 とにかく、場に参加しなさい。そうすれば、場が背中を押してくれるから。」


この言葉は、今は亡き 中條高徳さん に初めてお逢いした山口県周南市大津島での合宿でいただいた言葉で、そこから自分なりに 場 というものを考えるようになりました。

僕の考えとしては、場は人が集ったもので、場が重なった所が場所であり、まずは場所ではなく場から始まるのです。最初の場なんてその辺の公園でもカフェでもフリースペースでもどこでもよくて、まずは人が集い場をつくることが大切ですね。


こんな言葉もありました。


「 イスがあればそこにコミュニティが生まれる 」


これはもう何年も前に参加した住宅系のセミナーで 喜多俊之さん が言われていた言葉です。


実際にイスやベンチがなくても、床に座って丸くなって話せばいいと思います。その方がリラックスできる場合も多いですし。

木や草や花の匂いに、近くの小川の水が流れる音、それと時折鳥のなく声が聞こえる、そんな環境でそのまま地面に座り込んで、8人くらいで輪になって話す、そんなワークショップを開催したいなとずっと思っています。

その場は特にテーマも決めず、思い浮かんだことがあれば自由にダイアログすればいいし、みんなでずっと黙っていてもいいし、そんな時間を過ごせる場をつくりたいです。


例えばこんな風に自分がつくりたいものを明確にしたら思考することは手放して、今やりたいこと、やる必要があること、を実行します。

そうやって実際に体験して、またその体験で得たことをもとにもっと具体的にイメージしていって。そんな流れが僕にはちょうどいい感じです。

すべての準備が完璧に整うのを待って動くことは僕にはできなくて、未来の自分がやっているであろうことで今の自分にもすぐにできることはをやりながら、そして少しずつでも積み重ねていく、それがあきらめの悪い僕にとってはとてもいい方法なんです。


なんて自分に言い聞かせてみました。どうやら実りの秋がやってきたんですね。




白露


[ 二十四節気 ]

白露 ( はくろ ) 9/7頃〜

昔の人は、草木に降りた露が白濁したように見えることを、夏から秋への交代期の目印としたそうです。昼間の残暑はまだまだ厳しい時期ですので、白露という言葉にせめて涼しさを感じとりたいものです。

参照 クリックするとリンクに飛びます うつくしいくらしかた研究所




おしまい




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