– 旅LOG – 旅する暮らしでの心の記録
2016/11/27(日)
二十四節気 小雪 ( しょうせつ )
七十二候 第五十九候 朔風払葉 ( きたかぜ このはを はらう )
大船渡の家で迎えた朝。何度か目を覚ました。けど、久しぶりにこんな長時間横になっていたと思う。だいぶ疲れていたみたい。その分、目の前の人の役に立てていたら嬉しい。
身も心も緩めること。家と認識できる場所だからできること。宿泊先とは違う。空間ではなく、心の問題。それを実感しながら生きている。この大切なことも伝れるといいな。
起き上がり、朝ごはんの準備を始めた。もう昼か。まずはストーブを点ける。炎の色が暖かい。味噌汁の準備。出汁をとり、椎茸、しめじ、油揚げを入れた。さんまも焼く準備。
二人で並んで座ってごはんを食べる。有り難い時間。離れている時間があるからわかること。普段よりも断然美味しく感じる。やはり幸せとは些細なこと。日常にたくさんある。
食後はゆっくりと瞑想をした。相方も一緒に。この場所に根を張るように。これまでの感情を手放していく。良いも悪いもない。自分で自分を縛るものから解き放つ。心地いい。
毎日の投稿。今日の終わりを描いた。大切な習慣。終わりを描くこと。この世を去る時の準備でもある。今日が最後の日であり、始まりの日でもある。その繰り返しの中にいる。
何もしない時間。ただのんびりと、疲れを癒すこと。それが今の自分に必要なこと。やはり、旅は向いていないのだと思う。それでも、そこに自分の役割があるから続けていく。
アルスラーン戦記。国に対する想い。大きすぎてピンとこない。自分にとっては、３００人程度の村。それくらいがちょうどいい。そんなコミュニティが心から笑える毎日を。
二人で買い物に出かけた。今夜の鍋の具材と、作り置きのおかずの材料を。日本酒も買って帰る。こうして食べ物や飲み物を得れることが有り難い。感謝の気持ちを巡らせる。
相方に問いかけた。自分がより巡りを良くするために必要なことは何なのか。それを話しながら家に戻る。戻ったらご飯の準備をしながら、話は続いていく。有り難い時間。
まずは、小松菜を茹でるところから。こんにゃくを小さく切って乾煎りする。麺つゆで味をつけ、鰹節を振って仕上がり。小松菜はお浸しに。そして、椀に日本酒を注ぐ。乾杯。
問いに対する話は続いている。塩ちゃんこ鍋のスープを合わせた。いい香り。相方が具材を切る。もう一品、作り置きのおかずの準備。じゃが芋を剥いて、人参と玉ねぎを切る。
自分から訊けばいい。それが問いの答え。相方が豚肉を炒める。鍋に具を投入する。肉じゃがに落し蓋。鍋が出来上がった。肉じゃがもいい感じ。これで、今日の料理は終了。
二人で並んで晩ごはん。塩ちゃんこ鍋。少し味の調整をしながらも、美味しく食べれた。野菜がたくさん食べられるのが嬉しい。一緒に日本酒も。今日も美味しくて楽しい時間。
お腹が一杯になった。今は、たくさん食べる時。眠い。こたつに横になる。気持ちいい。眠ってしまいそう。今は自分を緩めること。それに専念する。でも、眠りはしなかった。
起き上がり、パソコンを開いた。下書きを進めてみる。すぐに集中が切れた。今日はどうやら、そういう日らしい。手放した。また横になる。背中がぐうっと伸びて気持ちいい。
お風呂にお湯をためる。お風呂に入る準備を。体が眠い。お湯を浴びると、温かくて気持ち良かった。そのまま体をほぐしていく。湯船でもしっかり体を温めて。有り難いこと。
風呂上がり、相方に背中をほぐしてもらう。誰かの手を借りること。年を重ねるごとに必要になってくる。年を重ねるということはそういうこと、だと、何となく思い始めた。
そのまま、久しぶりにストレッチをしてみた。体が伸びて気持ちいい。久しぶりにフットサルがしたい。ボールを蹴ったり、思いっきり走ったり。汗をしっかり流したいと思う。
眠る準備を始めた。今夜も早めに横になる。今日はとにかく、ゆっくりと自分を緩めた日。旅先ではできないこと。そんな環境があることがありがたい。その環境に心から感謝。
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アルスラーン戦記
小林豊が旅する暮らしの中で体験した、スキナコトヲ スキナトキニ スキナトコロデ、という生き方。そんな、しあわせで心豊かな日々を過ごすの毎日の記録、それが旅LOG 。
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１９７７年、広島生まれ。ファシリテーター。広島県竹原市と岩手県盛岡市の二拠点生活＋旅。スキナコトヲ スキナトキニ スキナトコロデ、とういう生き方。ファシリテーターとして促すのは、目の前の相手の人生。
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