3分で読める、旅人の日常 – 旅LOG –
東・東南アジアを旅しながら生活する 小林 豊 の旅先での日常をお届けします。人に出逢うことや街を歩くこと、生活を感じることなど、そんな日常から、自然とあなたは必要な気づきを手にすることに。
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FIND THE WORLD 4th season
Chapter.YU-01
東京都練馬区 – NERIMA / TOKYO / JAPAN –
2015/01/04
久しぶり井の頭公園に来てみた。
ここに来るのは 2013 年以来。ここに来るとつい、 ブルースカイコーヒー で何かを買ってしまうんだけど、今日はホットワインを。待っていた僕を見かねたのか、今日はお店の人が話しかけてくれた。
『 天気よくなりましたね。』
少し前に吉祥寺へ着いたばかりだから、正直よくわかってなかったのだが、
『 そうですね。少し暖かくもなりましたね。』
『 ええ、南風のおかげで。』
『 そうか、もろですもんね。』
僕がそう言うと、もうひとりの女性スタッフも微笑んでくれていた。
『 もろですもんね。』というのは、このお店はテイクアウトのお店で、いつもカウンター越しに外の冷たい空気が店内に入ってくるから。服を着込んで働く姿に頭が下がる。そんなやり取りをしてほっとワインを受けとると、近くのベンチに座ってのんびりと池を眺めてみた。
たくさんのスワンボートを眺めてると、 てつさん@白鳥 徹 さん のことを思い出す。
彼はカオスの代名詞で、天然の素質でその場にカオスをつくり出す。そんな彼が毎朝送ってくれるメルマガがあるのだが、そのメルマガがまた秀逸で、毎朝手動で送り続ける 365 日のメッセージなのだ。
その名も『 365日の星のテーマ 』。その日の星の情報をもとに毎朝手動で送られてくる、このアナログとデジタルを織り交ぜたメッセージが僕の毎朝の楽しみ。
そのメルマガが届いた時間を見ながら、彼の朝のドタバタ度を妄想…いや、勝手に決めつけるのが日課だ。
少しでも何かを感じた方は、ぜひ登録してみてほしい。
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すっかり井の頭公園から話が逸れてしまったが、そのまま公園での時間を楽しんでみた。
池の淵を歩いてみたり、 PEPACAFE でビールを飲んでみたり。西の空に陽が沈み、段々と空を赤く染めはじめると、東の空には丸い月が表れてきて。どうやら明日の昼過ぎが満月みたい。明日はどんなことを僕は手にするのだろう。
そういえば、久しぶりに井の頭公園に来て意外だったことがある。
以前はこの公園自体をもっと大きなものに感じていた自分がいたようだ。それが今回久しぶりに歩いてみて思ったよりも小さく感じた。それは何らかの感覚の変化が自分の中に起きたのかもしれない。
単純にこの公園に慣れただけかもしれないし、もしくは目の前の世界との関わり方が変わったのかもしれない…そんなことを考えながらこの公園での時間をゆっくりと過ごした。
井の頭公園の吉祥寺駅側の出口付近は、とてもキレイな、まるで温泉街のようなやさしい雰囲気を醸し出してくれていた。その景色を見て僕はカメラを手に取る。
愛用の OLYMPUS PEN Mini E-PM2 が僕の手元に来てちょうど1年くらいになるかな。
でも、まだまだわからないことだらけで、キレイだなって思った景色に向けてただシャッターを切っているだけ。そんな写真をここに貼付けるのも失礼なことかもしれないが、いつか自分が撮る写真の変化を味わえる、そんな思い出の場になるのかもしれない。
そのあとは、吉祥寺駅周辺を歩き回って、一度帰ろうとしながらも再度また探し歩いて見つけたお店で、少しだけお酒を飲んで帰ることにした。
そのお店は『 FUNKY 』というダイニングバー。
テーブル席も空いていたようだけど、僕はカウンターが好きだから。カウンターに腰掛けてアヒージョとポテトサラダを肴にギネスビールをいただく。まずは相方さんと乾杯して話をしながらお酒を楽しんだ。
そして話がひと段落したあとにすぐ、僕の目はカウンターの前の棚に並ぶボトルの列に奪われていて、残念なことに、次に飲みたいお酒が4種類も浮かんでしまった。
その中で2杯目に選んだのがこのロンサカパ。
バーで見つけるといつも飲んでしまうお酒のひとつ。また棚に並ぶボトルそんなお酒を楽しみながら、そして自宅にミニバーを持ちたいという自分の夢を話しながら、久しぶりに飲むロンサカパの味を楽しんでみた。
地元、広島県竹原市にあるバー『 Bar MONTO 』でバイトしていた頃が懐かしい。ちなみにこのバーでの僕の役目は、主にはグラスやお皿を洗う役目。
僕には実は、ダイニングバーのお店を持ちたいという夢もある。地元にある町並み保存地区にひっそりとお店を出してみたい。そのために少しでもバーという空間の雰囲気を店側の立場から感じておきたくて。
こんな風にバーでの時間は今だけでなく、未来や過去に行き来してくれる。お酒というきっかけが僕のことを見つめるための時間をくれる。そんな時間が大好きだったことを、久しぶりにバーのカウンターに座って気がついた。
そして僕は3杯目、本日最後のオーダーをして。
こうして吉祥寺での夜は更けていった。
おしまい
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
1977年、広島生まれ。ファシリテーター。広島県竹原市と岩手県盛岡市の二拠点生活+旅。スキナコトヲ スキナトキニ スキナトコロデ、とういう生き方。ファシリテーターとして促すのは、目の前の相手の人生。
詳しいプロフィール ⇒ cobaken.net/profile