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– 旅LOG – 旅する生活の記録
2016/07/30(土)
二十四節気 大暑 ( たいしょ )
七十二候 第三十五候 土潤溽暑 ( つち うるおうて むしあつし )
福島にあるホテルで目覚めた朝。
首も肩も、少し違和感を感じる。
でも、睡眠自体はしっかりと取れたみたい。
頭の中で、起きてからの行動を妄想した。
でも起き上がれず、ベッドでゴロゴロと。
身体が重い、というよりは心が重い。
そうして、時間だけがどんどん過ぎていく。
妄想した朝の行動を早速、書き換えた。
朝ごはんを食べにフロント階に下りる。
バイキングで食べたいものを選んだ。
１番奥の席に座ってひとり、朝ごはんを。
食べ終えてから、本を読んで上がった。
お風呂にお湯を張りながら、荷物を広げた。
入る準備をして、湯船で身体を温める。
連泊だから手洗いで洗濯も終わらせた。
そして、慌てて身支度と荷物の準備を。
予定より少し遅く、ホテルの部屋を出る。
外はいい天気で、日陰を求めて道を歩いた。
心地いい音を聴きながら。
少しだけ見慣れてきた街並みが流れていく。
ＭＡＸに到着するも、入口が開いてない。
人の波について歩くと、駅側は開いていた。
ＡＯＺでもりもりと合流する。
そして、午前の会場へと入っていった。
午前中は、音楽から始まるダイアログ。
何が生まれるのかを実験する場。
不思議な雰囲気の中、３人でのダイアログ。
少しずつ、打ち解けていく何かがあった。
哲学的な要素が多く感じられた、今回の場。
頭の中の混沌が広がっていく。
肩の荷を降ろす、という時間を過ごした。
これがどう、午後につながるのか。
午後は場所を変えて、開催される。
ゆだちゃんに乗せてもらって次の会場へ。
途中、一緒に昼ごはんも食べてから行った。
秋刀魚を食べながら、秋が近いことを知る。
吉井田学習センターに到着。
とても懐かしい気分に包み込まれた。
会場の準備をして、参加者を待つ。
元気な高校生２人も登場して、準備は完了。
ボクノオト、ワタシノオト。
１０代から４０代までの世代間交流。
それぞれの問いを持ってダイアログに入る。
最初は、訊かれたことを素直に話してみた。
だんだんと、それぞれの音が響いてくる。
同時に、表情も仕草も変わってくる。
こうやって素に触れる瞬間に関われること。
それが自分にとって、とても幸せなこと。
昼の時点よりももっと、肩が軽くなった。
何が乗っかっていたのかはわからない。
けど、また何か自分のバランスが整った。
根拠はないけど、そんな感覚だけがある。
終了した頃にはなぜか空っぽになっていた。
あくびが止まらないし、身体も何気に重い。
もりもりに送ってもらってホテルに戻る。
外出する時間までは休もう、と心に誓った。
部屋に戻ったらすぐ、ベッドに横になる。
身体に受ける重力の向きが変わって脱力。
眠れそうで眠れない、そんな時間を過ごす。
横になって、心地いい音を聴きながら。
なんとも言えない気分に襲われる。
今考えると、虚無感なのかもしれない。
カタチになりきらない自分の活動の。
虚しくて、情けなくて、何とも言えなくて。
外出はなくなったが、気分転換に外に出た。
お惣菜を見ながらお腹に問いかける。
今夜は、食べ物もお酒もいらないらしい。
なのでそのまま少し、街を歩いてみた。
戻ってからはパソコンを打つ手が動いた。
頭もすっきりして、言葉が浮かんでくる。
ひとつ投稿を終えて、また他の作業を。
そして、お風呂に入る準備を始める。
湯船に浸かって、身体と心を温めてみた。
まずは、お腹をしっかりと温める。
続いて、肩と首とを温めてみた。
上がると見事に、汗が噴き出している。
風呂上がりに少しだけパソコンの前に座る。
身体はやる気を見せたが、心は眠っていた。
なので、手放してベッドに潜り込んでみる。
そしてそのまま、眠れない夜を過ごした。
[ 関連リンク ]
吉井田学習センター
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１９７７年、広島生まれ。ファシリテーター。広島県竹原市と岩手県盛岡市の二拠点生活＋旅。スキナコトヲ スキナトキニ スキナトコロデ、とういう生き方。ファシリテーターとして促すのは、目の前の相手の人生。
詳しいプロフィール ⇒ cobaken.net/profile
