旅LOG【胸を張る。】東京都練馬区 – 2015.07.12

FIND THE WORLD 5th season
Chapter.YU-05
東京都練馬区 – NERIMA/TOKYO/JAPAN –
2015/07/12〜2015/07/16

– 旅LOG – １分で読める、旅人の日常
日本とアジアを旅しながら生活する小林豊の旅先での日常をお届けします。旅先での人や街との出逢い、そしてその町の生活を感じ、そんな旅人の日常の記録です。

このブログの読み方-準備-

この日は栃木県の那須郡で朝を迎えました。

４月からの JAPAN TOUR 2015 を終えたあとキャンプに行って自然の中で自分を癒そうと、相方さんと一緒に計画していて、なんだかんだ探してもらった結果、ここおだぎりガーデンで過ごしてみました。

自然の中にツリーハウスが何棟もあって、すごくワクワクする世界。

昨日ものすごく体感したんだけど、こんな風に自然に囲まれている場所、いわゆる五行 ( 木・火・土・金・水 ) がきちんと揃っているであろう場所では身体の中の循環がとてもいい感じがして、自分の身体の疲れなどなどをしっかりと感じることができて。

「やっぱり疲れてたんだなぁ。」

ってそんなことを再確認した、そんな時間を過ごせました。

３ヶ月の間で日本を縦断した肉体的と精神的と両面の疲れ、それにスケジュールを終了して東京に着いてから、人とダイアログするか寝るか、ほぼどちらかの毎日。

あと、このあと本当にタイに行けるのか、この先も同じように旅を続けられるのか、なんて不安に思ってしまう内面など、自然とこわばってしまった心の中の状態など、自然の中でいろんなものをほぐしてもらえた、そんな感じがする。

林を抜ける風の音と、ツリーハウスの下を流れる水の音を聴きながら珈琲を。

カーテンの無い部屋だったから、もっと早く目覚めるかなって思ってたけど、起きると８時過ぎだったりと、街の中では得れない自分の身体を整える機会をもらったんだなぁ。

そんなことを考えながら、昨日の晩に作ったカレーを朝ごはんに食べて、食後にゆっくりと珈琲を飲みながら、朝の時間を過ごしてみました。

水が楽しそうに音を奏でながら流れてました。

ここで過ごしてみて思ったんだけど、僕はこんな場所がつくりたいみたい。それも地元の竹原に。

自然の中で、僕らもきちんと自然の一部として循環した生活、そんな毎日を過ごせる環境をつくりたいみたい。考えてみると、そのヒントをもらいながら旅をしているのかもしれない。

そうやって世界観をカタチにしながら、次の世代、また次の世代に大切なことを手渡していきたいな。

だから来年は竹原に人が集える箱を持つために動きたいし、今年の８月を地元で過ごすのもきっと、そんな流れにふれるための、無意識からのギフトなのかもしれないしね。

またのんびりしにきたいな。今度は２〜３泊するのもいいかも。

お金やモノが存在してくれることで、こうやって旅を続けることができているんだけど、けどそれらがなくてもきちんと生きていける自分に再会したい、それが今僕が旅を続けている理由のひとつ。

それをきちんとカタチにして、子孫にきちんと手渡して、僕は胸を張ってこの世を去る。

空にも風が描かれていて、気持ちを軽やかにしてくれました。

荷物をレンタカーに詰め込んでおだぎりガーデンを出るとすぐに、元気な草木に挟まれた道を車で走ることになるんだ。そこで見た緑や空はとってもキレイで、COSMOPOLITANS ってグループで使ってる写真を思い出して。

その写真には一緒に、こんな文章も投稿してあるんです。

ふと、この景色を見た時に子供たちが楽しそうに
走り回っている姿が頭に浮かんできた。

その瞬間、頭に浮かんできた言葉がある。

『すごく嬉しいことや、めっちゃ腹の立つこと
死ぬほど哀しいことや、ぶち楽しいこととか、

いろんなことがたくさんあったけど、
生まれてきてよかったって心から思うよ。』

そんなことを笑顔で口にする大人の言葉を聴いて
育った子どもたちはどんな世界を創るのだろう。

夢や希望を楽しそうに語り、行動する大人の背中を見て
育った子どもたちは、どんな世界を創るのだろう。

そんな子どもたちが創る世界に向けて、
自分たちがキレイだと思う山や海や町並みを
きちんと手渡してこの世を去りたい。

ただただ、それを思って今日を生きる。

改めてね、自分がこの先やっていきたいことが確認できた、そんな機会になりました。

帰りはね、高速には一切乗らず、下道をのんびりと、那須から練馬までの道のりを車で走ってみたよ。通ったことの無い道ばかりで、とってもとっても新鮮だったし。

見慣れた街の景色。そこに夕焼けが重なって。

レンタカーを返した後は、大好きな川名商店で焼き鳥食べながら一杯飲んでそれを晩ごはんとして、戻って荷物を片付けて横になったら、ものすごい脱力感の中で夢の国へと旅立っていきました。

本音にふれると実はね、ちょっとだけ大変なこともあるんだ。だって、ウソついてる自分に目を向けることになるからさ。でもね、どうだろう。僕なら自分の人生を生きる毎日、それを選択する。「人がこうしてるから」って行動するよりも、自分がやりたいから選ぶ行動を重ねた毎日を過ごしたいな。

— 小林豊 ( こばけん ) (@COBAKEN_LIFE) 2015, 7月 12

７月に入ってからブログの投稿がおろそかになってしまって、何日も溜まってる自分がとっても嫌な感じだったけど、けど今回自然の中で過ごして、また一旦手放すことにしました。

旅LOG に関しては、３日以上経ったものは投稿しない、実はそんなルールを設けているんです。

そこに引っ付いてた不安な気持ちも認めてね、夢の中で一緒に手放して、

「また明日から、ニュートラルな自分で過ごしてみよう。」

って、そんなことを思いながらの旅立ちでした。

おしまい

旅先での発見や気づきのメモ

・自分がこの先やっていきたいことが確認できた、そんな機会になった。
・また明日から、ニュートラルな自分で過ごしてみよう。

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