今年も勝手にFIND THE WORLD JAPAN TOUR 2016 はじめます。
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– 二十四節気のひとりごと –
4/20(日) 、僕は岩手県盛岡市で春分を迎えました。
啓蟄のひとりごとを投稿して安心していたのか、春分のひとりごとを書いていないことをすっかり忘れていました。昨日から七十二候が雷乃発声 ( かみなり すなわち こえを はっす ) に入り、もう少しで清明に入るのかぁ、とほのぼの思っている時に、春分のひとりごとを書いていないことを思い出しました。春分が終わる前に投稿できてよかったです。
ということで、二十四節気の仲春、春分のひとりごと、をお届けします。
1週間と少し、広島県竹原市にある自宅で過ごしてきました。思いの外疲れを溜め込んでいたようで、日に日に回復していく体の様子を感じながらの自宅での時間を過ごしました。同じ場所で5日から1週間くらい、それくらい過ごしていると身体の調子が整っている、これまでの体験からそんなことを学びました。
昨日も今日も、部屋にいるとうぐいすの鳴き声が聴こえてきます。春を告げる音が響く中で、明日から始まる JAPAN TOUR 2016 に向けての準備を進めてきました。春を告げる、という自分で勝手に想っている自分の役割。それをまたこの JAPAN TOUR 2016 で果たせるといいな、と思っています。
春を告げることとは、変化をフィードバックすること。前回お逢いした時との違いを相手に伝えること。それともうひとつ、種を運ぶ、という役割も自分で勝手に想っています。
この種を運ぶ、というのは、問いであり、体験であり、情報であり、その自分に許可を出して、心穏やかに、ていねいに毎日を過ごすためのきっかけとなるものです。
それらの役割は僕が勝手に思っているだけで、それが本当に、僕のこの人生の中で僕に与えられた役割なのかどうかはわかりません。それらのことについては下記の投稿に書いてあるので、興味のある方は読んでみてください。
きっかけのひとつとして人の役に立てる、というしあわせ。
http://cobaken.net/index.php?QBlog-20160317-3
昨日は地元の喫茶店で日が変わり朝刊を配る準備が始まる頃までお酒を飲みながら話していました。その結果、今朝は昼前に起きたのですが、その時に、不安で仕方ない、ふとそんな感覚に包まれたのです。
明日家を旅立って JAPAN TOUR を始めて、生きていけるのだろうか。
実際のところ、生きてはいけるはずです。今は1日1食、食べることができれば大丈夫な身体になってきたので、少々食べれなくてもどうにかなるでしょう。「 空腹=死 」という思い込みは外れていますし、搾取されている、という感覚からのやけ食いはしないようになりました。
宿に関しては宿代を手にすることができるかどうか、それも心配ではありますが、最悪野宿でもどうにかなるのかもしれません。北海道も青森もまだまだ夜は寒そうですが。そう考えると寝袋も持っていった方がいいのかもしれませんね。この投稿を終えたら改めて、明日の旅立ちに持って出るものを考えてみたいと思います。
こうやって言葉にしていてわかったのですが、予定通り、約束通り移動ができるのか、それが気になっているみたいです。勝手にはじめる JAPAN TOUR 2016 でお邪魔する街それぞれ、訪ねさせてもらう人との調整をしています。その相手に対しての約束もあるのですが、やると決めた自分との約束、それを果たしたいと思っているようです。
どうやら、約束、ということにものすごい執着があります。もし、言ったことを実行できなかったりしたら、約束を守れないダメなヤツ、と自分を責めあげることになります。相手が覚えていない口約束だとしても。相手に対して申し訳ない、という気持ちも強いですが、自分に対して申し訳なく思っているのかもしれません。
それがきっと、僕が罪悪感を引き起こす原因のひとつになっているのでしょう。自分が言ったことを守れる自分であること、そこをひとつの理想として生きているようで、それができない自分をものすごく責める傾向があります。何がきっかけでそんな風に思うようになったのですかね。
そこはまた明日の移動中にでも、きっかけになっている出来事をふり返ってみようと思います。
約束といえば、5/9(月) に個人にお借りていたお金を返すことになっています。合計で 170 万円準備する必要があるのですが、まだ全然準備できていません。
一昨年、旅の資金に使わせてもらった 50 万円、ほとんどを家業の支払いに充てた 100 万円、それに飛行機代を立て替えてもらったり、お金が必要で仕事をつくってもらったり、それらを含めて 165 万円ほどひとりの方にお返しします。それと、旅先でどうしても必要になって別の方からお借りした5万円も準備してお返ししたいと思っています。
自分が苦しくてどうしようもない時に助けてもらった感謝の気持ちをしっかりと込めてお返ししたいです。
自分が最初に設定した期限に準備できなくて、その時に「 他の預金があるから、それがあるうちは大丈夫だから。」と言ってもらってそのまま準備できないままここまできました。利息になれば、と思っていろいろと自分にできることをやってはきたのですが、残念ながらお金自体を準備するに至らず、ずるずると。
今回の件も先方から言ってもらって、5/9(月) にお返しする、ということが決まりました。結局こうやって背中を押してもらってばかりです。そこに向けての積み重ねようとこの2ヶ月、お金を稼ぐ、お金を儲ける、それらのことに対していろいろと模索してきました。
その結果、お金、というものの存在を今までに比べて格段に、まっすぐ見れるようになったと思います。お金という価値について、いろいろと考える機会をいただきました。いろんな出来事に学びが含まれているわけですね。
ただ、その日まで1ヶ月と少しとなりました。
まずは、誰かから借りる、ということは考えずに、自分が人の役に立ち必要な額のお金を準備する、ということを模索してきたのですが、お金を準備するという結果にはまだ至っていません。期日も迫ってきたので、これからは借りることも含めてお金を準備することにしようと思います。
実際、自分の手元にお金をつくることができていない、ということは、僕自身が人の役に立てていない、ということの表れなのでしょう。自分を知るために旅する生活をはじめ、この3年とちょっと、旅先でダイアログを重ねながら生活してきました。すべてが自分のための行動なので、人の役に立てていない、ということは明白です。
だから今年からの3年間は、僕が持っている価値を必要としている人に届けること、それを意識して旅する生活を続けようと思っています。今更遅いのかもしれませんが、今自分にできること、それを重ねていくことしか僕にはできないので。
ただ、自分のために毎日を生きる、ということは手放しません。自分の心を犠牲にしながら人のために生きる、ということは僕は選択しません。
自分の命を差し出して返すことができるのであればいいのですが、そんなことを考えるのはもうやめました。5年前の情けない自分、この世に存在してはいけない、と自分で勝手に思い込んで、切腹しようと目論んだ時のこと。自殺して保険金を支払いと子供たちの大学までのお金に充てようと本気で考えていました。
幸いなことに、自殺だとしても保険金が出るまで5ヶ月ほど足りなくて。だから今、こうして旅する生活を続けながら、自分らしく、しあわせに生きるために必要なことを研究しながら生きることができています。出来事すべてに意味があり、人はその意味を見出すことができるのです。
資金ショート、自殺計画、対人恐怖症、離婚、とその頃の僕をふり返るとそんな言葉で表されます。自分に向き合おうとしなかった僕に対して強制的に向き合う機会を与えられた、そんな出来事たちだったと今なら思うことができます。すべてのことが完全に解決した訳ではありませんが、すべて僕に必要な出来事だったのだと、心から思うことができています。ありがたいことです。
それと、お金を借りたことでこんなことがわかりました。借りた瞬間に交換は終わっているのです。エネルギーの交換に、貸したとか借りたとかは存在せず、その瞬間瞬間で完了しています。貸し借りは人間の脳の中に記憶されていることなのですね。
だから、借かりたお金を返す、ということはエネルギーの補填ではなく実は、感謝の気持ちを返す、といったエネルギーの循環が新たに起きているのです。
これはまた、旅するように探求する研究員のみなさんと深めていきたいことのひとつです。いろいろと研究を重ねながらまたわかったことがあれば、このブログ、もしくはメルマガなどでお知らせします。
また長々といろいろ書いてしまいました。書き終えた僕の中にある言葉は、すべては自分の心次第、です。自分の胸の内を言葉にして吐き出したので、その不安な気持ちを微笑みながら見守って、また明日から日本を縦断する旅に出ようと思います。
ぜひリアルに出逢って、一緒にダイアログしましょう。
[ 二十四節気 ]
春分 ( しゅんぶん ) 4/20頃〜
秋分と同様に、昼と夜が同じ長さになります。いよいよ本格的な春の到来。日増しに強くなる陽射しを感じながら全国の桜の開花を聞く、一年でいちばん心がうきうきとする時期です。また、学校、職場での送別や転居など、生活の変化が多いのもこの時期。
参照 うつくしいくらしかた研究所
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1977年、広島生まれ。ファシリテーター。広島県竹原市と岩手県盛岡市の二拠点生活+旅。スキナコトヲ スキナトキニ スキナトコロデ、とういう生き方。ファシリテーターとして促すのは、目の前の相手の人生。
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