小暑のひとりごと。

自分たちの村をつくる。

それが僕がこれからやりたいことなのかもしれません。先日、おだぎりガーデンという場所で過ごしてみて、そう思いました。

ひとつの世界をつくること、ひとつの文化をつくること、自分の人生を生きられる、そんな環境をつくること、それがこれから僕がやりたいこと。

僕らの祖先がそうしていたように、あたらめて僕たちもそんな生き方をしてみたいです。

でも、今の文明を捨てちゃう訳ではないんです。イメージとしてはスパイラルした感じで、電気も使うし、お金も使うし、ネット環境も使います。

そこには生命の循環がわかりやすく存在していて、人はあるがままに毎日を過ごしていて、大地や樹、水や風から元気をもらえる、そんな環境をつくっていきたいな。

精神的に自立した人間を中心にその環境の人々は健全に依存し合っていて、自然の一部として自覚を持って毎日を過ごし、必要なものを必要な分だけ必要な時に得る、それが成り立つ心の状態を保つことができて。

そこでは地域で子どもを育て、地域でお年寄りを送り出す、そんな環境が当たり前のようにあり、でも当たり前を有り難いと感謝できる環境でもある、それが僕の旅の先にあるものです。

そんな環境をつくるために、今あるものに目を向けて、必要なものを加える、そのくり返しがこれから先に行われていくのでしょうね。

そのために、これからもダイアログの時間をたくさんたくさん。

それともうひとつ、写真と言葉で今を遺していきたい、そう思うようになりました。

僕が実際に見た世界、僕が実際にふれた世界、それらを離れて過ごしている子供たちに、そしてまだ見ぬ子孫たちに遺していきたい、そう思います。

なので、このあと向かうタイで見た何気ない景色と、自分の中にある言葉を一緒に載せた小冊子でもつくってみようかなと。

これもまた COBAKEN LIFESTYLE LABO の新たな研究のひとつですね。

これらはきっとつながっていて、僕が胸を張ってこの世を去るために必要なものたちであり、今月のテーマ「威風堂々」な自分でいるために必要な要素なんだろうな、きっと。

二十四節季

小暑 ( しょうしょ ) 7/7 頃〜
すでに日は短くなり始める一方で、暑さはこれからが本番です。小暑と次の大暑の間を暑気と呼び、暑中見舞いを出すのもこの期間です。

おしまい

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