– 旅LOG – 旅する暮らしの記録
2016/09/25(日)
二十四節気 秋分 ( しゅうぶん )
七十二候 第四十六候 雷乃収声 ( かみなり すなわち こえを おさむ )
大船渡の家で迎えた朝。
目覚ましはかけずに、目が覚めるまで眠る。
とは言っても、６時間くらいまでが限界。
相方も、ほぼ同じタイミングで起き上がる。
今朝もまず、瞑想から始めた。
今日は、時間を気にせずゆっくりと。
なんだかよくわからない、そんな感覚。
自分の中で、何かが起こっているのかも。
湯船にお湯を張って、お風呂に入った。
身体を洗いながら、身体をほぐしていく。
ふくらはぎをほぐすと、とても気持ちいい。
そして湯船でしっかり、身体を温めた。
風呂から上がると、朝ごはんの準備を。
今朝は、ホットケーキを焼いてみた。
ベーコン入りのスクランブルエッグも。
珈琲を淹れて、机の方に運んでいく。
今日は遅めに、ゆっくりと朝ごはん。
いつもと違う組み合わせが、新鮮な気分に。
ホットケーキを食べるのは、いつぶりか。
懐かしい、そんな気持ちに包まれる。
朝ごはんを食べ終えて、洗濯機を回した。
洗濯機が洗ってくれるなんて、ありがたい。
ブザーが鳴って、洗濯物を取り出していく。
天気がいいから、外で干す準備も始めた。
そんな時、不協和音が鳴り響く。
些細なことだったけど、とても腹が立った。
言ってることと、やってることの違いが。
できる限り冷静に、対話を続けていきたい。
僕はこんなに、何を怖れているのだろうか。
言ったことをやり遂げれない自分なのか。
自分自身を大切にできないことなのか。
それとも、変わり続けることなのか。
ひとまず落ち着いて、本を読むことにした。
横になって、水滸伝の続きを読む。
物語はちゃんと、頭に入ってきている。
どうやら、冷静な自分はここにいるみたい。
だんだんと、瞼が重たくなってきた。
本を閉じて、そのまま目を瞑る。
自分がわからない、こんな時は寝るに限る。
１度手放してから、また問い直そう。
１度目覚めてから、また瞼を閉じた。
身体が睡眠を求めていて。
おぼろげに、その感覚を覚えている。
その夢の中でまた、懐かしい人に出逢った。
目を覚ますと、もう部屋は暗くなっている。
相方も遅れて、眠りについたみたい。
お互いで間に抱えている共通の課題がある。
だからこうして、ふたりにご縁が生まれた。
少し対話してから、買い物に出かける。
この後、どう過ごすのかが見えてこない。
それをまた、お店の中で話しながら歩いた。
今夜は、晩ごはんを食べて戻ることにする。
鶏白湯らーめんと餃子を注文した。
相方は、野菜入りの味噌らーめんを頼む。
餃子をふたりで分けて、半分ずつ食べる。
最後に、味噌らーめんを食べる協力もした。
腹ごなしに、スーパーで買い物して戻った。
野菜とがんも、お菓子を買って、店を出る。
外を吹く風が涼しくて、気持ちいい。
ゆっくりと車を走らせながら、風を受ける。
ひと休みが、思いの外長かった。
パソコンを閉じて、流し台の前に立つ。
相方の料理を手伝って、栗を剥いた。
季節を感じながらも、剥くのに手間取る。
季節を味わうことの大切さを想った。
そうやって、必要なエネルギーを受け取る。
身体の中にもきっと、巡る季節が存在する。
外と中で、それを感じながら生きるもの。
食後に再び、不協和音が鳴り響いた。
自分の想いを、まっすぐ言葉にして伝える。
その言葉は時に、癒しとも凶器ともなる。
それでも僕は、お互いの想いを共有したい。
また少し落ち着いてから、お風呂に入る。
身体をゆっくりと温めながら、考えた。
自分の中に詰まっているものがある。
それに目を向けて、巡りを良くすること。
風呂上がり、少しだけパソコンで作業する。
やりたいこと、やることはたくさんある。
でも、やらない自分が激しくもどかしい。
その自分も受け入れられるか試されている。
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１９７７年、広島生まれ。ファシリテーター。広島県竹原市と岩手県盛岡市の二拠点生活＋旅。スキナコトヲ スキナトキニ スキナトコロデ、とういう生き方。ファシリテーターとして促すのは、目の前の相手の人生。
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